宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

平成23年度栗原農業士会総会並びに歓送迎会を開催

2011年08月04日 15時19分00秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 栗原農業士会(会長:佐藤弘毅氏)の総会並びに歓送迎会が平成23年7月21日,栗原市築館で開催されました。総会には農業士会会員17名,関係機関職員8名が出席し,平成22年度事業報告・収支決算及び平成23年度事業計画・収支予算案について協議しました。予算が厳しくなる中,経営状況相互視察研修会等栗原農業士会ならではの事業計画を満場一致で承認しました。また,役員改選があり,佐藤会長に代わって,副会長の白鳥一彦氏が会長に就任しました。
 総会に引き続いて,くりはらツーリズムネットワークの馬渡達也氏から,「栗原のグリーンツーリズム」と題して,栗原市のグリーンツーリズムの現況と「らいん(くりはら博覧会)」のプログラムを紹介していただきました。同ネットワークの会員である農業士もいることから,関心は高く,グリーンツーリズムと地産地消を組み合わせた農産物販売など新たな地域農業の発展に期待を抱いていたようです。
 最後に1名の退任者(指導農業士:小野寺克己氏)を送り,1名の新任者(青年農業士:狩野常幸氏)を迎える歓送迎会が農業士・関係機関職員等26名の参加により盛大に開催され,先輩農業士としての体験談や新任農業士へのアドバイス等,農業談義に花を咲かせました。

盛大な歓送迎会
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班 
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-5795・6144


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秋冬どりキャベツの産地化に向けて~栽培講習会で基本技術を確認

2011年08月04日 15時12分33秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 平成23年度からJA栗っこの重点振興品目の一つとしてキャベツの生産振興が進められることとなり,その一環として,7月12日にJA栗っこ築館支店を会場として栽培講習会が開催されました。市内各地から22名の生産者と,JA各地区の営農担当者が参集し,キャベツ栽培の基本技術を確認しました。
 はじめに,(株)渡辺採種場研究部次長の佐々木氏より,栽培管理における重要ポイントとして,発芽時の日よけ,ハウスの温度管理,かん水のタイミングなど高温に留意した育苗管理のほか,ほ場の土づくりや施肥管理について説明がありました。普及センターからは病害虫防除対策として,べと病等の予防対策,殺虫剤の系統と防除効果,液剤のセルトレイ処理の方法などについて説明しました。
 JA栗っこでは作付面積3ha,出荷量120tを目標に作付誘導を行っており,各支店ごとに展示ほを設けて,生育状況確認や栽培指導を行っていくこととしています。今夏も高温になることが予想され,育苗環境が厳しくなることが懸念されますが,普及センターもJA担当者と連携しながら,目標出荷量確保に向けて支援を行っていきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班 
TEL:0228-22-9437   FAX:0228-22-6144

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