宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

トマトが順調に出荷されています

2012年03月23日 14時19分04秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

 東日本大震災でハウス温室天井のガラスが破損したり,養液栽培施設やボイラー等の設備が被害を受けた松島町の「有限会社 サンフレッシュ松島」では,7月までに破損した箇所の修理を行い,平成23年9月14日には初出荷を迎えることができました。現在,トマトは宮城県内だけでなく東京,横浜,秋田,札幌の市場にも出荷されています。宮城県内では仙台三越フードガーデンやイオン,ヨークベニマル,JA仙台たなばたけ高砂店で販売されています。
 また,大和町の「有限会社 サンフレッシュ七ツ森」では今年度は販売に力を入れています。毎月関係機関と定例会を開催し,今年度は新たな出荷先を開拓しました。定例会では生育状況を見ながら今後の出荷量を予測し,契約販売につなげています。仙台や横浜の市場に出荷され,宮城県内ではJAあさひなJAグリーンや産直工房あさひ菜,イトーヨーカドー仙台泉店で販売されています。
 今年は冬場が寒く日照時間も少なかったので,トマトの収穫量は例年と比べると少なくなりました。しかし,今後日射量,日照量が確保され,順調にトマトが出荷されていくことが期待されます。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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本吉地区生活研究グループ平成24年度総会および研修会

2012年03月23日 13時35分22秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 平成2437日(水)本吉町公民館において、本吉地区生活研究グループ連絡協議会の総会及び研修会が開催され、平成24年度活動計画は加工技術向上と農漁村文化の承継を活動目標として、先進地情報研修会や地域特産物活用講習会等の開催が承認されました。

 研修会では、塩麹を使った献立3品を実習しました。和気あいあいとした雰囲気の中にも、塩麹に対する会員の興味は高く熱心に説明を聞きながら作業を進めていました。「鶏の胸肉が非常にジューシー」「豆腐がチーズのよう」などの感想があり、塩麹の効果を十分に実感できた研修会となりました。

 今後も、普及センターでは生活研究グループ活動を支援すると共に農村生活のよりよい環境作りを進めていきます。

 

<連絡先>

宮城県本吉農業改良普及センター

    地域農業班


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