宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「自己の経営を見直しましょう」仙台農業士会研修会

2012年03月09日 14時21分41秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 仙台農業士会(千葉晃彦会長,会員25名)では,自己の経営を分析し今後の経営の方向性等を明確化させる事を目的に,3月7日に東北大学農学部の協力を得て研修会を開催しました。
 今回は,東北大学大学院農学研究科の安江紘幸先生を講師に,「SWOT分析とBSC法を用いた経営の自己分析」について講義と演習を取り入れた研修内容としました。 今回の研修には,東北大学農学部の学生が参加者を2名ずつ担当し,質問を繰り返し参加者の考えを掘り下げていく手法で,本当に思っていることは何かをつかみ取り,考えをまとめていく作業を行いました。最後に,戦略の明確化を図るため,内部環境の強みと弱み,外部環境の機会と脅威を整理し,戦略項目を導き出す作業を行いました。
 限られた時間の中で自己の経営を見つめ直す作業に戸惑いも見られましたが,自分の考えを整理する手法を学んだことで,これを土台にさらに掘り下げて考えられる自信がついたと感想が寄せられています。
  普及センターでは,大学と連携した活動を今後も支援していきます。

 〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8320
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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「平成23年度栗原地域営農塾園芸振興セミナー」を開催しました

2012年03月09日 11時44分22秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

 平成24年2月28日,栗原市志波姫のエポカ21を会場に,JA栗っこ園芸特産生産者協議会,栗原市農業経営・生産対策推進会議,JA栗っこ,栗原市,栗原農業改良普及センターが共催で「平成23年度栗原地域営農塾園芸振興セミナー」を開催しました。
 今回は,「放射能と園芸作物について」をテーマに,茨城大学大学院理工学研究科の高妻孝光教授をお招きし,主な放射線の種類,放射線の性質やベクレル・シーベルトの単位等について大変わかりやすく解説していただきました。また,普及センターからは管内の農作物等の放射性物質の検査結果や放射性セシウムの低減技術対策等について情報提供しました。当日は100名程度の農家の方々が参加されましたが,皆さん真剣な面持ちで講義を聴かれていました。
 普及センターでは,農作物の放射性セシウム低減技術対策を平成24年度の最重要課題として,農家の方々が安全・安心な農作物を消費者にお届けできるよう,全力で支援していきます。

  

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    
TEL:0228-22-9437   FAX:0228-22-6144


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