仙台地区農村生活研究グループ連絡協議会は,仙台農村生活研究懇談会と共同で,男女共同参画実践に向けた研修会を開催しました。
講師は農山漁村女性・生活活動支援協会調査研究課長の安倍澄子先生にお願いし,「住民主体の復興に向けて,男女共同参画の実践を」という演題で講演いただきました。
「男女共同参画とは決定権=責任を持つということ。」「農業経営において家族の力を遺憾なく発揮させる手段として家族経営協定は有効。」「女性ネットワークの特徴はコミュニケーションではなくアソシエーション。個人個人の意志で繋がる集団であり,これが女性のエンパワーメントに寄与している。」などのお話しがりあました。
参加者からは,これまで漠然と思っていたことを,わかりやすい言葉でまとめて説明いただいたことで頭の中がすっきり整理されたとの声が多数寄せられました。これからの本格的な地域復興に向けて,農漁村女性の活躍に益々期待したいと思います。
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
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