宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

みやざき特産市で野菜講習(第2回)を行いました。

2012年03月30日 14時29分43秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 3月12日(月)加美町宮崎のまちづくりセンターで,みやざき特産市の生産者を対象に野菜講習会を行いました。今後の直売所の出荷量確保と,栽培技術の確認及び技術レベルの底上げをを目的に実施したものです。
  当講習会では,まずはじめに前回の研修で要望のあった,3月に播種する野菜栽培技術について,トマト,キュウリ,ホウレンソウ,コマツナ,とうもろこしの5品目を中心に播種時期と施肥,病害虫対策として定植時の植え穴防除について説明しました。その後,上記の品目について,アブラムシ,スリップス(ミカンキイロアザミウマ,ミナミキイロアザミウマ),コナジラミ,ヨトウムシ,オオタバコガ,ケナガコナダニ等の害虫対策を説明しました。
 たとえばスリップス(アザミウマ類)については,農薬を散布すると幼虫・成虫を殺すことはできるが,蛹・卵は殺すことが出来ないので,5日後くらいに卵は幼虫に,蛹は成虫になること,1回目の散布後5日から7日後に2回目の散布をすかざす行う必要がある旨を説明したところ,害虫の生態を理解することが適期防除となることについて理解を得られました。普及センターではこのように生産者らに対して工夫を凝らした講習会を行い直売所の発展に向けた支援を行っています。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0229ー91-0726
 FAX:0229-23-0910


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みやざき特産市で野菜講習(第1回)を行いました。

2012年03月30日 14時25分52秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 2月24日(金)加美町宮崎のまちづくりセンターで,みやざき特産市の生産者14名を対象に野菜講習会を行いました。今後の直売所の販売品目・量の確保と栽培技術の確認と底上げを目的に実施したものです。
  当講習会では,まずはじめに生産者がそれぞれ年間を通じてどんな品目を出荷しているかを確認してもらうためにワークショップを実施し,各月毎に出荷している農産物等の品目のシールを模造紙に貼る作業をしてもらいました。これにより,5月から12月までは多品目出荷されている一方,1月~4月にかけて品目が少なく出荷量も少ないことを再確認することができました。冬の品薄が課題であることから,ハウスをフル活用して野菜の出荷が可能になるように,野菜の栽培暦を使って野菜の適切な播種時期を説明しました。また,各種肥料の説明を終えた後に,高度化成を施用した場合と,有機質資材と硫安を組合せて施用した場合のコストを比較するなど,コスト削減型施肥法技術について説明しました。参加した生産者からは,コスト削減型施肥技術について,非常に参考になったというコメントがありました。普及センターではこのように生産者らに対して工夫を凝らした講習会を行い直売所の発展に向けた支援を行っています。

<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229ー91-0726 
FAX:0229-23-0910


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JA加美よつばで加工キャベツ栽培研修会を開催

2012年03月30日 14時21分16秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 2月29日(水)JA加美よつば営農センターで加工キャベツの生産者を対象に栽培技術研修会が開催されました。この研修会は生産者の掘り起こしとこれからの栽培管理の確認と栽培技術の底上げを目的に開催されたものです。
  研修会では,はじめに渡辺採種場から,品種選定及び栽培管理と病害虫防除について説明がありました。大崎普及センターからは平成24年度にプロジェクト課題として取組むことから,有機質肥料を活用した施肥技術,畝内同時施肥技術,品種の検討,病害虫の発生消長の確認等の取組についてを説明しました。
 JA担当者からも,実需者がまだまだ加工キャベツを必要としていることから,集荷量を増やしていきたいといった説明がありました。
  普及センターでも頑張っている生産者を支援し,産地を拡大していきたいと考えています。

<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229ー91-0726 FAX:0229-23-0910


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JA古川なす部会でGAPと天敵農薬の講習会を開催

2012年03月30日 13時21分07秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成24年2月29日(水)に,JA古川なす部会でGAPと天敵農薬の講習会が開催されました。部会員25人が参加し,普及センターからGAPチェックシートの活用方法と天敵農薬使用方法について説明しました。
 部会では販路開拓のためにもGAPの取組が必要と考えています。これまでの取組のレベルアップを図るため,JAと連携して作成した共販出荷マニュアルと栽培管理記録シートを配布し,栽培管理記録シートの各取組項目のチェック方法について説明しました。
 天敵農薬については,23年度に17人がスワルスキーカブリダニとミヤコカブリダニを導入し,害虫防除と省力化に効果が見られ,生産者から高く評価されました。24年度に新規に取り組む者もおり,23年産で分かってきたことも含めて,定植から天敵放飼後までの管理のポイントを説明しました。また,生産者ごとに天敵放飼計画案を配布し,個別相談を行いました。
 部会では,古川なすの更なるブランド化を目指して引き続きGAPと天敵農薬に取り組むこととしており,普及センターでも産地発展に向け支援していきます。

<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229ー91-0727 FAX:0229-23-0910

 


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