大河原農業改良普及センターと仙南地域認定農業者ネットワークの共催で平成24年１月17日に仙南地域認定農業者研修会を開催しました。
管内の認定農業者，関係機関から66名が参加し，基調講演として宮城大学副学長の大泉一貫氏を講師に招き「将来農業はどう変わらなければならないか」と題し御講演いただきました。現在の農業を取り巻く状況の中で今後農業が発展するためには，顧客志向，生産性の高いビジネスモデルの構築，他産業ノウハウからの学びが重要であるとの話があり，参加した認定農業者らは真剣な面持ちで聞いていました。
その後，蔵王町の佐藤耕司氏と村田町の鹿股国弘氏から事例発表をいただきました。佐藤氏からは蔵王町で取組の増えている鉄コーティングによる水稲直播栽培について，鹿股氏からは農外から新規参入しての取組についてそれぞれ発表があり，今後の経営に大いに参考となる話でした。普及センターでは，今後も関係機関・団体と連携しながら，認定農業者の活動を支援していきます。
