平成25年9月30日に大河原管内で先進農業体験学習中の農業大学校生8名が各研修先を視察しあいました。
宮城県農業大学校ではカリキュラムの一環として,先進的な農業経営を行う農業者のもとで,生活を共にしながら,農業の技術や経営,人生観を培うために「先進農業体験学習」を行っています。農業改良普及センターでは,管内で研修している学生8名を対象に,自分の研修農家以外の優良農家の事例に触れ,幅広い視野や将来の農業観と就農意欲を醸成するために,みやぎ農業未来塾(優良事例調査講座)を開催しています。
講座では,8件の研修先のうち4件を回り,学生が自分の研修先の農業経営の紹介や研修内容の説明を行い,受け入れてくださっている農家の方に補足説明をしていただきました。参加者は,研修先と異なる経営形態や作目に触れ,熱心に学んでいました。そして,農家の方々からは経営の概要や技術だけでなく,マーケティングや経営戦略,農業観など様々な話をいただきました。
農業改良普及センターでは,新たな農業担い手の確保・育成の一環として将来農業に携わることを目標とする就農候補者を支援していきます。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第一班
TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138