10月16日にJA古川大豆・麦生産組織連絡協議会役員会が開催されました。普及センターから,適期刈取りについて「大豆技術情報(第5号)」を活用して指導しました。
本年度は,9月に晴天が続いたことと気温の日較差が大きくなったことにより大豆の黄化・落葉が早く進み,刈取開始は平年より3日程度早まると予想されました。また,台風18号の強風により倒伏したほ場がみられることから,コンバイン収穫では土の掻き込みが無いように注意喚起しました。
平成24年産大豆の情勢では,輸入大豆の値上がり・供給不安定により国産大豆の需要が伸びています。大崎地域は大豆の安定生産が図られる産地として,実需者から高い期待が寄せられており,単収や品質の向上はもとより,商品性の高い大豆を生産することが望まれています。
これからも,普及センターではJAや関係機関と連携しながら大豆の栽培技術向上を支援していきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910