宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

仙南農業士会女性農業士交流会を開催しました。

2015年02月03日 09時09分31秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
去る1月26日に仙南農業士会の女性会員や農業士のパートナー(家族)の研鑚や相互交流・連携を図るため,女性農業士交流会が普及センター職員を含め13名が参加して行われました。

当日は,大河原合同庁舎から蔵王町に向かい,まず株式会社ゼルコバドリーム(酪農の家族経営法人 平成26年1月設立)を視察しました。
代表取締役社長の村上利雄氏とその妻で指導農業士でもある取締役の村上智子氏やその家族である従業員から,酪農経営の概要や法人化の動機,平成27年度から開始しようとしている自家生乳を使用したヨーグルトの加工の計画・取組状況等についての話を伺いました。

その後,「Cafe&体験工房 杜空館」での昼食をとりながらの情報交換をはさみ,「産直市場みんな野」で新鮮で安全な特産物の直売所の視察をしました。




今回の交流会を通し,参加者は家族経営法人や加工,直売所についての研鑽や途中偶然話題になったイノシシの被害や対策などの情報交換も含め会員相互の交流が図られ,今後の活動の一助になったと思われます。
 
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第一班 
       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

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石巻地区農村教育青年会議を開催しました

2015年02月03日 08時46分33秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成27年1月23日に宮城県石巻合同庁舎を会場にして,石巻4Hクラブ主催の石巻地区農村教育青年会議が開催されました。当会議は2月7日に開催される県農村教育青年会議に先だって行われたもので,来賓や審査員の方々から御意見をいただき,上位入賞できるような内容に仕上げていくことを目的としたものです。
 今年度は「農村青年の主張」で佐々木政樹さんが発表しました。佐々木さんは父が指導農業士を務める篤農家の三男として生まれ,宮城県農業大学校を卒業し平成25年に就農しました。佐々木家では長男も就農しており,父・兄・本人で農業に携わっています。佐々木さんは現在,父が役員を務める農業法人の社員として,土地利用型作物の機械のオペレーターとして働いております。就農するまでの間には,兄の存在や一般企業への就職など様々な場面に出くわしましたが,最終的に“農業がしたい“という気持ちが強くなり就農したとのことです。来賓や審査員からは,兄弟で就農していることへの思いの整理や起承転結を明確にした発表の工夫についてアドバイスをいただきました。
 また,「クラブ活動発表」では,今年度に行った石巻地区恒例の直売会に加え,特に県農村青年のつどいの担当地区連としての任務もありましたので,その活動内容について発表しました。審査員からは,石巻4Hクラブの特徴である団結力をアピールすべきではないかとの意見などもいただきましたので,2月7日の県農村教育青年会議に向けて内容の充実を図ってまいります。
 普及センターでは関係機関と連携して,若手農業者や新規就農者への支援等を継続し,地域農業の復興に取り組んでいきます。

〈連絡先〉宮城県石巻農業改良普及センター 地域農業班 TEL0225-95-1435

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