栗原地域のりんご生産は約17haで県内有数の産地となっていますが,近年,高齢化等で栽培面積が減少しており,産地再生の一助に県育成りんご品種「サワールージュ」を活用した新商品開発に取り組んでいます。サワールージュは酸味が強く,お菓子や加工に適したりんごです。今回は2月13日にJA栗っこ若柳支店で生産者や産直施設で農産加工に携わる女性15名を集め,サワールージュを使った大福や餅作りの講習会を開催しました。
フードコーディネーターの八巻美恵子氏を講師に,すりつぶしたサワールージュのピューレを餡や生地に練り込んだ「りんご餅」や「りんご大福」作りに挑みました。参加者は,生地づくりや餡を包む作業のコツなど少しでも覚えようと一生懸命講師の手さばきに注目していました。
試作後の試食では,「りんご大福は上品な味わいでおいしかった」「早速明日から試作してみる」などの感想が聞かれ,サワールージュの利用方法のアイデアを意見交換し合うなど,スイーツ作りへの夢が広がり,非常に有意義な講習会になりました。

意見交換会の様子
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-5795・6144
フードコーディネーターの八巻美恵子氏を講師に,すりつぶしたサワールージュのピューレを餡や生地に練り込んだ「りんご餅」や「りんご大福」作りに挑みました。参加者は,生地づくりや餡を包む作業のコツなど少しでも覚えようと一生懸命講師の手さばきに注目していました。
試作後の試食では,「りんご大福は上品な味わいでおいしかった」「早速明日から試作してみる」などの感想が聞かれ,サワールージュの利用方法のアイデアを意見交換し合うなど,スイーツ作りへの夢が広がり,非常に有意義な講習会になりました。

意見交換会の様子
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-5795・6144
平成27年2月10日に,第2回栗原地域農業普及活動検討会を開催しました。委員には農業者,農業法人,関係団体有識者7名を委嘱し,農業普及指導活動の課題や活動方法などを幅広く検討していただいております。今回は,継続課題及び新規課題それぞれ2課題について検討しました。
まず,継続課題の「PDCAサイクルの定着によるいちご産地の発展」に対しては,「若手生産者の安定生産が課題であることから,栽培計画の策定や収穫時期・収量が目標に到達しなかった際の要因分析をしっかりお願いしたい」との助言がありました。また,「経営を開始した新規就農者等の経営安定化」においては,「簿記記帳や青色申告など経営指導も重視してほしい」との意見がありました。
さらに,新規課題の「地域農業を担う農事組合法人の経営安定化」では,設立間もない農事組合法人での経営計画に対し,「法人化は手段であり,しっかりと法人経営の実践に取り組んでほしい」との意見がありました。また,「土地利用型大規模経営体の育成による地域農業の活性化」では,ICT(情報通信技術)活用した,効率的な作業・管理の実践に期待が寄せられました。
今後,これらの意見を踏まえて具体的な計画に反映させるなど,より効果的な普及活動を推進していきます。
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-5795・6144
まず,継続課題の「PDCAサイクルの定着によるいちご産地の発展」に対しては,「若手生産者の安定生産が課題であることから,栽培計画の策定や収穫時期・収量が目標に到達しなかった際の要因分析をしっかりお願いしたい」との助言がありました。また,「経営を開始した新規就農者等の経営安定化」においては,「簿記記帳や青色申告など経営指導も重視してほしい」との意見がありました。
さらに,新規課題の「地域農業を担う農事組合法人の経営安定化」では,設立間もない農事組合法人での経営計画に対し,「法人化は手段であり,しっかりと法人経営の実践に取り組んでほしい」との意見がありました。また,「土地利用型大規模経営体の育成による地域農業の活性化」では,ICT(情報通信技術)活用した,効率的な作業・管理の実践に期待が寄せられました。
今後,これらの意見を踏まえて具体的な計画に反映させるなど,より効果的な普及活動を推進していきます。
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-5795・6144
2月12日に,志波姫の「エポカ21」で第3回栗原地域農業経営トップセミナーを開催しました。今回は「儲かる農業」をテーマに,一般社団法人全国農業青年経営会 事務局 大村裕氏による基調講演を行い,その後コーディネーターに中小企業診断士の本田茂氏,パネラーに大村氏と赤児生産組合千田組合長,有限会社耕佑伊藤取締役部長を迎え,パネルディスカッションを行いました。
大村氏は,今後世界的に経済が高所得者層と低所得者層に二分化されることが予想され「これからの農業は低コストの大規模生産,もしくは高付加価値な商品やサービスを提供する必要があり,そのためには全国各地の農業者が分担して多品目の生産やリレー出荷を行うなど,グループ作りが重要になる。」と話されました。
パネルディスカッションでは,主に「マーケティング」や「グループづくり(ネットワーク)」をキーワードにそれぞれの経験や考えが討議され,会場からも活発な意見交換がありました。
本セミナーを通して,農業経営者が新たな気づきと農業経営の発展への行動に繋がることに期待したいと思います。
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-6144
大村氏は,今後世界的に経済が高所得者層と低所得者層に二分化されることが予想され「これからの農業は低コストの大規模生産,もしくは高付加価値な商品やサービスを提供する必要があり,そのためには全国各地の農業者が分担して多品目の生産やリレー出荷を行うなど,グループ作りが重要になる。」と話されました。
パネルディスカッションでは,主に「マーケティング」や「グループづくり(ネットワーク)」をキーワードにそれぞれの経験や考えが討議され,会場からも活発な意見交換がありました。
本セミナーを通して,農業経営者が新たな気づきと農業経営の発展への行動に繋がることに期待したいと思います。
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-6144
1月28日(水),わかやなぎ農産物直売所「くりでん」で,野菜ソムリエ・フードコーディネーターのカワシマヨウコ先生を講師に招き,「“餅バイキング”新メニュー開発研修会」を開催しました。
「くりでん」が毎月第3土日に開いている“昼食バイキング”の魅力アップを目指し,餅の新メニューを開発するもので,餅工房から5名,総菜工房から3名が参加しました。
カワシマ先生からは,餅6種類,箸休めの総菜2種類のメニューを提案していただきました。試作する中で調理上の疑問やアイディアが見つかり,先生と参加者とで活発な意見交換が行われ,新たな工夫が加えられました。
調理後の試食では,参加者全員が「非常においしい!」という評価で,きのこの餡かけやれんこんを使ったものなど,栗原らしさが出ていてすぐに商品化できそうなものもあり,「メニューの幅が広がってよかった。」といった前向きなコメントがありました。
先生からは,「県内で餅がここまで豊富に食べられる直売所は他になく,「くりでん」の強みである。」「季節に応じて地元の食材を活かす工夫が大切!」などとアドバイスをいただきました。
新メニューお披露目の日が待ち遠しいです!

協力して試作
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-5795・6144
「くりでん」が毎月第3土日に開いている“昼食バイキング”の魅力アップを目指し,餅の新メニューを開発するもので,餅工房から5名,総菜工房から3名が参加しました。
カワシマ先生からは,餅6種類,箸休めの総菜2種類のメニューを提案していただきました。試作する中で調理上の疑問やアイディアが見つかり,先生と参加者とで活発な意見交換が行われ,新たな工夫が加えられました。
調理後の試食では,参加者全員が「非常においしい!」という評価で,きのこの餡かけやれんこんを使ったものなど,栗原らしさが出ていてすぐに商品化できそうなものもあり,「メニューの幅が広がってよかった。」といった前向きなコメントがありました。
先生からは,「県内で餅がここまで豊富に食べられる直売所は他になく,「くりでん」の強みである。」「季節に応じて地元の食材を活かす工夫が大切!」などとアドバイスをいただきました。
新メニューお披露目の日が待ち遠しいです!

協力して試作
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-5795・6144