宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

新規就農者のための経営管理講座 第9回 「理想の農業経営に向けて~目標を明確にしよう!~」を開催

2015年02月27日 17時18分13秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 仙台農業改良普及センターでは,新規就農者や若手農業者の経営管理能力の向上を目的として,平成26年10月から11回シリーズで「新規就農者のための経営管理講座」を開催しています。平成27年2月18日(水)には,複式簿記や原価計算,パソコン簿記操作方法について身につきつつある若手農業者を対象に,第9回特別講座「理想の農業経営に向けて~目標を明確にしよう!~」を開催しました。新規就農者・若手農業者含め18名が参加しました。
 講師の中小企業診断士本田茂先生からは,「資金繰り表づくり」や「自分の生活費を計算すること」,「目標所得を明確にしたうえでの経営シミュレーションづくり」,という農業経営で必要な3本柱についてお話いただきました。お話のなかでは,「農業経営は自分の一生でどれくらいの生活費が必要か知ることから始まる」「どんな経営分析よりも資金繰り表づくりが必要」など,農業経営のスタート地点に立っている若手農業者に対し,“今”だからこそ身につけていてほしい経営的視点について熱心に伝えていただきました。
参加者は,資金繰り表や経営計画づくりについて大変参考になったようで,「自分の生活費を明確にしたうえで,今後の農業経営シミュレーションづくりを行いたい」などの声も上がりました。
 普及センターでは,今後も若手農業者を対象とした経営管理講座の開催や,個別指導を通じて,経営管理や財務諸表を用いた経営分析手法,経営計画づくり等について指導を継続し,若手農業者・新規就農者のスムーズな経営の立ち上がりを支援していきます。
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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大きくて美味しいりんご作りに向けた「せん定」が今年も始まりました。

2015年02月27日 16時35分26秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
亘理名取果樹振興協議会では毎年1月早々にせん定講習会を開催し,本格的にせん定作業が始まります。今年は1月7日に宮城県農業・園芸総合研究から講師を招き,マルバ台木とわい性台木の「ふじ」について,講師が実際に鋸やはさみを使った実演により,有効なせん定方法を学びました。引き続き午後から,効果的な病害虫防除について研修を実施しました。
 管内では,この他にも1月19日に山元町で,28日には岩沼市,29日には名取市で普及センター職員が講師を務め,それぞれせん定講習会を開催し,更なる高品質なりんごの安定生産に向けての作業がスタートしています。
 普及センターでは今後も果樹協議会や関係機関と連携しながら,高品質なりんご生産と果樹産地の発展を強力に支援していきます。


亘理名取果樹振興協議会のせん定講習会風景

〈連絡先〉宮城県亘理農業改良普及センター・先進技術班 
     tel.0223-34-1141 fax.0223-34-1143

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平成26年度北部ブロック農村青年のつどいが開催されました

2015年02月27日 10時13分30秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成27年2月12日(木)に大崎市三本木公民館において古川地区,美里地区,栗原地区,登米地区の4Hクラブ員による平成26年度北部ブロック農村青年のつどいが開催されました。今年で4回目となるこの取組は毎年各地区持ち回りで主催しており,今年度は古川地区連が担当し,4地区から12名のクラブ員が参加しました。
 農業技術競技の部では農業技術に関する問題31題を出題し,参加したクラブ員が正答を競い合いました。幅広い分野から出題されたため,解答に頭を悩ませているクラブ員もおりました。そんな中,技術競技の部の順位は,1位手島輝氏(古川),2位佐藤瑛彦氏(登米),3位佐藤直幸氏(古川)となりました。
 レクリエーションの部では古川地区連のクラブ員が作ったA4サイズの「農業かるた」を行いました。「農業かるた」は地味なレクリエーションになるかと思いきや,白熱した試合となり,ぜひ県全体の農村青年のつどいでもやってみたいとの声もありました。会終了後は懇親会も行い,北部地区の青年農業者の良い交流の場となりました。
 普及センターでは青年農業者の育成を図るため4Hクラブ活動の支援を行っております。4Hクラブに興味のある方は普及センターにご連絡ください。


<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0229-91-0727  FAX:0229-23-0910

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「売れる商品づくり研修会(ピクルス編)」を開催しました

2015年02月27日 08時41分03秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 去る平成27年2月23日(月),女性農業者の6次産業化に向けた活動を後押しするため,大崎市岩出山のスコーレハウスを会場に,「売れる商品づくり研修会(ピクルス編)」を開催しました。講師には,ヤーコンや西洋野菜などを生産し,加工,販売まで手掛ける宍戸志津子先生(丸森町)に来て頂きました。
 宍戸先生からは,ピクルスは彩りと食感を意識するようにとのアドバイスがあり,研修ではヤーコンとカラフルにんじん,プンタレッラのピクルスを調理しました。実際に販売することを意識して,調理したピクルスは袋詰めし,ラベルを貼りました。また,普及センターからは,研修で調理した試作品の原価率を提示し,原価率を基にした商品価格の設定方法や簡易的なラベルの作成方法について情報提供しました。
 参加者からは,「実際に販売まで手がけている先生から教えて頂いて大変参考になった。」「簡単にできたので,今後作ってみたい。」などの感想が聞かれ,商品化に向けて参考となる研修会となりました。
 普及センターでは,今後も商品化の実現に向けて支援を行ってまいります。

実習で調理したピクルス

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910

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