宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

本吉地区農村教育青年会議が開催されました

2015年02月10日 17時31分20秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成27年1月24日,本吉地区4Hクラブ主催による本吉地区農村教育青年会議が開催されました。
 農村教育青年会議は,年に1回,クラブ活動を通じて得た成果を情報交換し,課題解決方法を探ることやプレゼンテーション能力の向上などが目的です。
 クラブ活動の中でも重点を置いた取り組みを発表する「プロジェクト発表」,農業を取り巻く問題に対する意見を発表する「農村青年の主張」,今年度のクラブ活動を報告する「クラブ活動発表」の3部門について1人ずつ発表を行いました。
 「プロジェクト発表」では,平成25年度から取り組んでいるしょうが栽培について,気仙沼で栽培した経緯,栽培技術の見直しで収量が大幅にアップしたことや,実需者との連携による商品開発など,充実した内容が発表されました。
 「農村青年の主張」では,TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)をテーマとして,加盟した場合に農村にどのような影響が懸念されるか,逆にメリットはあるのか,安価な輸入品にどう対処するかなどが述べられました。
 「クラブ活動発表」では,今年度の活動として,バーベキューをきっかけにクラブ員の交流が活発になったことや,県連行事や農業未来塾への参加について報告がありました。来年度は,新たなクラブ員の勧誘や,いちご摘み取りなどのイベント開催に力を入れていく方針を掲げていました。
 それぞれの発表に対し,審査員である農業士会長や当普及センター所長から,「今後の活動についてもっと具体的に言及しても良い」などの助言を頂きました。
 今回発表した3名は,2月7日に開催される宮城県農村教育青年会議でも発表する予定です。
 普及センターは,今後も青年農業者の活動支援,新規就農者の確保・育成に努めていきます。

<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
0226-29-6044

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亘理地域農業普及活動検討会を開催しました

2015年02月10日 16時27分00秒 | その他
  亘理農業改良普及センターでは,平成26年度普及指導方針〈園芸王国亘理・名取〉の再興に向けて,活動の方法及び内容,関係機関との役割分担など,幅広い検討を行い効率的かつ効果的な普及活動を推進するため,1月27日に普及活動検討会を開催しました。
  当日は,消費者,商工業団体,農業法人,女性農業者の他,関係機関・団体から依頼した10名の委員が出席し,本年度取り組んだプロジェクト課題6課題のうち,「津波被災地を牽引する営農組織の体制整備」,「いちご団地における東北一の産地復興」の2つの課題の成果と,平成27年度普及指導計画(案)の設定について検討しました。
  震災後設立された農業法人等への支援については,集合研修や個別相談会を通じた組織活動への支援やキャベツ栽培など複合部門の導入支援,水稲の低コスト化技術の導入支援などの取り組みとその成果について説明し,委員からは「法人が多く設立されているので効率的な指導,法人間のネットワーク化が必要である。」,「将来を見据えた担い手の確保・育成が必要である。」などの意見や要望が出されました。また,いちごの産地復興については,「全体の技術レベルの向上を推進してほしい。」,「6次化や販路拡大に向けた指導も必用である。」などの意見をいただきました。
 普及センターでは,今回出された要望や意見を活かしながら,平成27年度の普及活動を展開してまいります。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班
 TEL 0223-34-1141  FAX 0223-34-1143

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