宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

女性農業者組織が連携して食育活動をおこないました

2015年10月15日 15時51分59秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 平成27年10月4日(日),石巻市遊楽館を会場に第4回石巻市民食育健康フェスティバルが開催され,普及センターが支援を行っている女性組織2団体が参加,地域の食材を使った季節料理の試食提供とレシピの紹介を行いました。
 今年は,毎年参加している石巻地域生活研究グループ連絡協議会と一緒に,石巻地域若手女性農業者組織ベジ☆Hope(ベジ ホープ)も参加し,賑やかな活動となりました。
 『お母さんとママが教える石巻の食材と食べ方』をテーマに,生活研究グループは蒸しホヤやきゅうりの佃煮等を提供,一方,ベジ☆Hopeは2日前に会員が一緒に作り準備を行った,さんまのだんだん漬けと新米3種の食べ比べを提供し,集まったお客様に喜んでいただくことができました。
 若手女性の参加に生活研究グループ員からは歓迎する言葉が聞かれたほか,ベジ☆Hope会員からは,忙しい中の準備だったが,お客様に喜んでもらえて参加して良かったとの声が聞かれました。
 普及センターでは,今後も地域で活躍する女性農業者の活動を支援して参ります。



 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第2班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

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気仙沼市 波路上農用地利用改善組合設立

2015年10月15日 13時10分59秒 | 地域農業の構造改革に向けた取組支援
気仙沼市では、東日本大震災の津波で被災した農地の復旧を行っています。波路上(はじかみ)地区の杉の下工区では約20haの圃場整備を進めており29年春からの営農再開に向け準備を進めています。
この農地の有効利用に向けた話し合いを行う場として、10月4日に階上(はしかみ)中学校を会場に地権者組織である波路上地区農用地利用改善組合の設立総会が行われ、満場一致で設立が承認されました。組合長には芳賀源太郎氏が選出され、「今年の3月に発足した波路上営農組合を中心に、ねぎの栽培にも取り組み新たな農業を展開したい。」と就任のあいさつの中で抱負を語っていました。
本吉農業改良普及センターでは、震災復旧に向け地域農業の取り組みを今後とも支援していきます。


<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター
    地域農業班
 〒988-0341 
宮城県気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
       電話 0226-29-6044

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もっと知りたい!農業大学校の学生に期待します。

2015年10月15日 10時14分36秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成27年9月17日,宮城県亘理農業改良普及センター主催によりみやぎ農業未来塾「地域農業視察講座」を開催しました。
 この講座は,宮城県農業大学校の学生4名が8月31日から10月2日までの33日間,管内で先進農家研修を行っているのにあわせて,研修先の経営方針など経営や地域の農業に関する理解度を深めるために開催したものです。
 当日は,学生4名のそれぞれの研修先を視察し,説明は経営者に成り代わって学生が経営方針や作業内容,販売方法などについて堂々と説明しました。受入先である先進農家とこれまでよく話していることが伝わり,頼もしさを感じました。
 終了後には学生から,「質問にうまく答えられなかった。まだ聞いていないことがあったことに気づいた。もっと聞いていろいろ知りたい」など,意欲的な発言もあり,残りの研修にかける意気込みがさらに強くなったのを感じました。
 普及センターでは今後も,地域農業の担い手となることが期待される宮城県農業大学校の学生の育成を行っていきます。


<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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