宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

栗原4Hクラブ「ササニシキプロジェクト」稲刈交流

2015年10月16日 17時14分58秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 10月5日(月)に,栗原市若柳で,栗原4Hクラブ「ササニシキプロジェクト」の稲刈り交流会を行いました。
 今年5月に実施した田植え体験に続き,仙台市の消費者が晴天のもと,コンバインに乗って収穫作業を体験しました。昼食は,栗原4Hクラブ会長の大場孝太さんのお宅で,新米のおにぎりと,漬け物,特産のレンコン料理をいただきました。
 午後は,大場さんのレンコンほ場でレンコン掘り体験も行いました。防水着を着用し,ポンプの水圧で泥の中からレンコンを掘り出します。皆,初めての経験で泥と格闘しながら,掘り取ったレンコンを手に,収穫を喜んでいました。
 参加者から「今日刈り取ったササニシキの試食会を仙台で開催してほしい」との声があり,ササニシキの輪が広がる機運をみせております。
 普及センターでは,今後もササニシキプロジェクトなど栗原4Hクラブの活動を支援していきます。



宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班 
TEL:0228-22-9437
FAX:0228-22-6144

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秋まきキャベツの現地検討会を行いました

2015年10月16日 17時12分08秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
平成27年10月6日,JAいしのまき 加工業務用野菜生産部会主催による秋まきキャベツの現地検討会が行われました。当日は関係機関含め10名が参加し,6組織の生産ほ場を巡回しました。全生産ほ場は約3haで,石巻市桃生地区から東松島市鳴瀬地区まで広域に渡っており,半日を掛けての巡回となりました。

現在生育しているのは,8月中旬から9月上旬に定植したキャベツです。今年は,お盆以降の曇天・降雨の影響で,生育が遅れているほ場が多く見られました。一部病害虫の発生もありました。

生育の改善を図るため,葉面散布や農薬散布を行うよう,関係機関で声がけしました。生産者は同意しながら,収穫に向け生育後半の管理作業を確認していました。

当部会のキャベツは,10月下旬~11月上旬から出荷予定です。普及センターでは,引き続き収量・品質の向上に向け支援していきます。


<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第2班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

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ほうれんそうの出荷査定会・検討会が行われました

2015年10月16日 17時00分03秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
平成27年10月2日,JAいしのまき 石巻ホーレン草生産組合主催によるほうれんそう出荷査定会・検討会が行われました。

出荷査定会では,組合員一名が当日出荷したほうれんそうについて,参加者全員で査定しました。査定したほうれんそうは,出荷規格がきちんと遵守されており,他の組合員にとって,出荷規格の遵守に関する意識の再啓発になったようです。

検討会では,市場関係者から価格動向についての情報提供や,JA担当から販売実績の報告がありました。普及センターでは,前年発生が目立ったほうれんそうのべと病について,防除指導を行いました。気温が低下していくこれからの時期は,べと病の発生が助長されるので,早期防除に努めるよう,組合員同士の意識を統一しました。

冬のほうれんそうは肉厚で,うまみや甘みが増加します。ほうれんそうの濃厚な味わいを感じられるこれからの季節に,石巻産のほうれんそうを是非味わって下さい。


<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第2班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

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露地野菜の生産振興に向けて啓発資料を作成しました

2015年10月16日 11時21分09秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 登米農業改良普及センターでは,登米市,JAみやぎ登米とともに,露地野菜の生産振興に向けた啓発資料「野菜生産に取り組んでみませんか」を作成しました。
 これは,水田フル活用による麦・大豆・地域作物等の魅力ある産地づくりが求められていることを背景に,改めて野菜産地の育成を推進するべく新規生産者確保を目的に,認定農業者・農業法人向けに作成したものです。
 資料では,土地利用型作物と比較的作業競合が起こらない品目,農業機械等の導入に活用可能な市・JA・県の補助事業および産地交付金,露地栽培でポイントとなる排水対策などを紹介しています。
作成した資料は,市各総合支所,JA各営農経済センターに配布(約300部)されるとともに,市内認定農業者約900名に郵送で送付されました。
普及センターでは,市・JAと連携しながら,新規生産者等への技術支援を継続的に実施するとともに,資料については,新たな品目の追加,補助事業の追加・修正等を行い,次年度に向け改訂版を作成する予定としています。

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