宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

仙南農業士会研修会(仙南農業士会技術交換交流会)が開催されました。

2016年01月20日 08時50分32秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

1月13日に仙南農業士会の会員や関係機関の計25名が参加し,今後の活力ある農業士活動の推進に資するため,優れた農業経営を実践し,地域農業の振興及び農業後継者の育成指導に貢献している仙南農業士の3経営体の農業関連施設等の技術及び経営状況について視察・研修を行う研修会が開催されました。

 

①有限会社 渡辺ファーム(指導農業士 渡辺京子氏&渡辺博代表)

経産牛70頭規模で牛のストレス軽減を図るため,フリーストール牛舎と放牧場を牛が自由に動ける飼養管理している牧場を視察し,地域の仲間と「角田丸森産牛乳」ブランドを確立し生協に供給したりしながら,消費者との交流を大切にしながら活動している話を伺いました。

 

 

②株式会社 岸浪園(青年農業士 岸浪裕樹氏)

 販売ロスを少なくするように取り組みながら,花苗 年間180万ポット出荷している県内№1規模の花苗生産農家のハウスを視察し,地域の公道の景観美化を図るため花苗提供や花苗の寄せ植え講習会の講師として小学校や町内会を指導など活動の説明がありました。

 

③合同会社あぐりパートナー(指導農業士 長山けい子氏&長山清市代表)

水稲部門と園芸部門を家族で役割分担しながら活動し,ホウレン草を栽培している水稲育苗後のハウスを視察しました。続けて隣接する水稲の乾燥調整施設を視察し,「水稲部門は現在50ha規模で栽培しているが,地域から依頼されることが増え,将来的には100ha規模に拡大を図っているが,そのためには大型機械の導入や労働力の確保が必要」など経営上の課題も含め説明がありました。

 

今回の研修会を通し,同じ地域にいながら初めて見聞きする経営内容や取組,課題などについて情報交換しながら,会員相互の交流が図られ,今後の活動の一助になったと思われます。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第一班 

 TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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総菜作りは楽しい!

2016年01月20日 08時34分29秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

    平成28年1月13日に,登米市石森ふれあいセンターにおいて,女性農業者キャリアアップ講座~総菜編~の第1回を開催しました。対象は登米管内の直売所で総菜や弁当を販売している農業者やこれから始めようと考えている志向者で、男性の参加もありました。
   初めに、講師のみやぎ食育コーディネーターである矢内信孝氏から、味の基本となる昆布だしと鶏ガラだしの作り方を学び、その後、旬の素材「だいこん」「ごぼう」「ながいも」を使った総菜やおかずとして人気の高い「だし巻き卵」の作り方を学びました。
   参加者は、化学調味料に頼りがちな普段の味付けを反省すると共に、100円の大根がちょっとした工夫で5~6倍の金額に変わるアイデアをいただき、今後の総菜加工にアイデアをいただいたと大変喜んでいました。
    普及センターでは第2回として、女性農業者が弁当店を開業した先進事例を視察、勉強する移動研修会を1月末に予定しています。

<連絡先>
          宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
          〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
          電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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