宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

地域食材クッキング体験in気仙沼を開催しました

2016年01月27日 15時57分15秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

平成28年1月13日,気仙沼中央公民館で,本吉農業改良普及センター主催による地域食材クッキング体験in気仙沼を開催し,地域食材に関心のある親子が11名集まりました。

講師には,気仙沼市八瀬地区で八瀬ぶどう園を営んでおり,デコ巻き寿司マイスターや生け花等の資格を有する菅原幸枝氏をお迎えし,地域食材として県産海苔や南三陸米,県産大豆の稲荷などを使い,「デコ巻き寿司」に挑戦しました。

参加者はデコ巻き寿司は初めての方が多く,興味津々に調理に挑んでいました。今回は講師に全ての食材を用意してもらい,火を使わず,子供と一緒にコツを教わりながら調理を楽しみました。

参加者からは「美味しい!」「思ったよりも簡単で,おうちでも出来そう」という声があがりっていました。実食では,講師の八瀬ブドウ園で作っている八瀬ブドウジュースの試飲もあり,「気仙沼にブドウ園があることを初めて知った。ぜひ親子で行ってみたい」という感想が聞かれました。

普及センターでは,今後も農山漁村ならではの地域の魅力を発信していきます。

                                         

<連絡先>

宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班

〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2

0226-29-6044


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「平成27年9月関東・東北豪雨」被害からの挑戦!春植えたまねぎのは種完了

2016年01月27日 15時19分50秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 春植えたまねぎの栽培技術は,県内の種苗業者において30年以前に概ね確立されていましたが,たまねぎの育苗をハウスで行うことやハウス所有の多くの農家が水稲育苗で使用することから,水稲とたまねぎの育苗作業が重なるため,本県ではほとんど普及していませんでした。     
 一方,「平成27年9月関東・東北豪雨」により当管内でも農作物に甚大な被害を受け,とりわけ,秋野菜の育苗最盛期の中で発芽揃期を迎えたたまねぎ苗は,冠水や浸水の影響をまともに受ける結果となり,出荷が予定されている実需者に応じられない可能性が出てきました。
 このため,普及センターではJAと協議を重ね,緊急回避対策として春植えたまねぎの作付誘導を行った結果,秋植えたまねぎで被害を受けた農家3戸が中心となり,新規就農者も加わって栽培に取り組むことになりました。
 は種当日の1月25日は,最高気温が0.2度までしか上がらず,厳寒の中での作業でしたが,13万粒以上の種子を手際よくは種できました。順調に生育すれば,4月初めに定植作業が行われ,7月には春植えたまねぎの初収穫を迎えることになります。
 今後は,JA及び種苗メーカーと共に生育の経過を見ながら栽培のアドバイスを行い,将来的にはJAの主力作型になるよう産地づくりの支援を行ってまいります。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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