宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

りんごせん定講習会を開催

2016年01月26日 16時23分41秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 平成28年1月13日(水)に栗原市金成において栗原市果樹連絡協議会が,りんごせん定講習会,平成28年度総会と防除暦説明会を開催しました。
 午前中は小堤の樹園地に会員ら31名が参加し,りんごのせん定講習会を開き,栗原普及センターの小室先進技術班長が今年のりんごを着果させる花芽の位置や数をポイントにせん定の講習を行いました。参加者は本格的なせん定シーズンを前にせん定のポイントを理解していました。午後は,小堤集会所に移動し,平成28年度通常総会と平成28年度りんご病害虫防除暦説明会を行いました。防除暦説明会では,普及センターから作況調査の結果に基づいた昨年度のりんごの作柄を報告し,その後防除暦の内容を説明しました。
 せん定講習会,総会,防除暦説明会と盛りだくさんの内容でしたが,会員の方々は,おいしい栗原産のりんご作りに向け意欲が高まっており,普及センターでは,果樹連絡協議会の活動を今後も支援していきます。


   平成28年度栗原市果樹連絡協議会通常総会

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター  先進技術班 
TEL:0228-22-9437 
FAX:0228-22-6144


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高品質なりんご果実生産に向けて!~加美郡りんご協議会りんご栽培検討会が開催される~

2016年01月26日 09時02分55秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 加美郡りんご協議会は色麻町と加美町のりんご生産者15名で構成されています。協議会では現地検討会や先進地視察研修などの研修を実施し,高品質なりんごの生産に取り組んでいます。
 去る1月20日には,りんご栽培検討会を開催しました。午前は農業・園芸総合研究所の門間上席主任研究員を講師に迎え,管内で栽培が多いわい性樹のせん定方法の検討を行いました。「わい性樹も年数が経過してくると主幹形では収められなくなる。将来的に残す主枝をしっかり決めておくことが重要である。」との指導を受けました。午後は色麻町の農業伝習館を会場に防除暦や本年度試験的に取り組み,効果が認められた,1-MCP処理成績の検討を行いました。また,農薬の使用前には登録内容の確認を行うことや,他品目を混植している場合には,ドリフトに注意することを再確認しました。会員からは「宮城県に適した台木は」,「1-MCPは来年も継続して取り組んではどうか」等の質問や意見が出され,28年産の果実生産に向けた有意義な検討会となりました。
 普及センターでは,高品質果実の生産と安定した収量確保に向けた生産者の取組を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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