(女性農業者からお話を聞く様子)
平成28年11月22日(火)に栗原市内の女性農業者が,加工による付加価値化の事例や地域の魅力の発信手法について学び,女性の社会進出に向けた知識の向上を図るための視察研修を行いました。視察先は,登米市内で6次産業化に取り組む農業法人や,地域の農産物を使った加工品の製造に取り組む組織です。
よい加工品をつくるためにはよい原料を使うことが重要で,そのために高品質な農産物を作ること,地域のよいところを地元の人が気づき,それらを伝えていくことの大切さについて学びました。また,自ら都市部に販売に出向き,顔を出して売り,喜ばれることがとても楽しいということや,それによってさらに自分の商品のファンが増えることで大きな達成感が得られるというお話を聞きました。参加者からは,近隣地域の女性の取り組みやがんばりを聞いて,「夢が膨らんだ」,「自分の商品へのこだわりに感動した」という声が聞かれました。
普及センターでは,農業や農産加工などで活躍していきたい女性農業者を今後も支援していきます。
(女性農業者からお話を聞く)
(加工場の見学)
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 班名 地域農業班
TEL:0228-22-9040 FAX:0228-22-5795・6144