宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

栗原市内の女性農業者が,付加価値化に取り組む登米の女性農業者を訪問しました

2016年12月05日 17時34分33秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

(女性農業者からお話を聞く様子)

  平成28年11月22日(火)に栗原市内の女性農業者が,加工による付加価値化の事例や地域の魅力の発信手法について学び,女性の社会進出に向けた知識の向上を図るための視察研修を行いました。視察先は,登米市内で6次産業化に取り組む農業法人や,地域の農産物を使った加工品の製造に取り組む組織です。

 よい加工品をつくるためにはよい原料を使うことが重要で,そのために高品質な農産物を作ること,地域のよいところを地元の人が気づき,それらを伝えていくことの大切さについて学びました。また,自ら都市部に販売に出向き,顔を出して売り,喜ばれることがとても楽しいということや,それによってさらに自分の商品のファンが増えることで大きな達成感が得られるというお話を聞きました。参加者からは,近隣地域の女性の取り組みやがんばりを聞いて,「夢が膨らんだ」,「自分の商品へのこだわりに感動した」という声が聞かれました。

 普及センターでは,農業や農産加工などで活躍していきたい女性農業者を今後も支援していきます。

(女性農業者からお話を聞く)

(加工場の見学)

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 班名 地域農業班    

TEL:0228-22-9040       FAX:0228-22-5795・6144

 


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蔵王梨青年部が美里町北浦地域の梨栽培を視察

2016年12月05日 16時26分56秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成28年11月25日(金)JAみやぎ仙南蔵王地区なし部会青年部の3名は,美里町のJAみどりの北浦梨部会と名取市の農業・園芸総合研究所のほ場を視察しました。

 北浦梨部会は,梨の樹体ジョイント栽培(枝の先端を隣の枝に接合させ栽培する技術)を県内で先行して取り組んでおり,青年部員はその特徴的な栽培方法について勉強しました。枝の接合部が途中で剥がれる要因や,苗木の育成中に枝を伸ばすための工夫が必要なことなどについて議論しました。
 また,北浦梨部会も若手部会員が集まっていて,昼食までの時間を蔵王町と美里町互いの栽培方法や販売手法の違いなどについて活発に意見交換を行いました。


互いの栽培方法について意見交換

 午後は農業・園芸総合研究所を訪れ,りんごの樹体ジョイント栽培や果樹苗木の育成状況を視察し,最後に全員で,なし樹1本を教材に収量を上げる検討をしながら剪定し,視察研修を終了しました。


なし樹の剪定方法を検討

 今回の視察研修では土質や気象など栽培環境の違いから,産地それぞれに栽培方法が異なる点について青年部員全員が改めて認識したようです。

〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
      TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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