宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

農業高校と連携した菊芋の生産振興がスタートしました。

2016年12月06日 17時43分16秒 | その他

白石市は,市内すべての直売所において販売する共通品目として「菊芋」を取り上げ,生産振興を図ることになりました。

 市は「菊芋」を振興するにあたり,柴田農林高等学校の持つ技術や若い感性が大きな力になるのではないかと考え,同校との連携による生産振興に取り組んでいます。

 平成28年11月16日(水)には,柴田農林高等学校において野菜専攻の学生を対象とした「菊芋」への白石市の取り組み状況についての説明会が開催されました。また,2日後の18日(金)には説明を受けた生徒のうち6名が,「菊芋」栽培ほ場において生産者から栽培や収穫方法の説明を受けるとともに,自ら収穫作業を行いました。収穫した「菊芋」は農家の方から同校に提供され,貯蔵方法の試験や料理レシピが検討されることとなりました。

 今後,参加した生徒達を中心に「菊芋」に関するプロジェクトが計画され,「菊芋」の生産拡大・知名度アップが図られるよう,普及センターも一緒に産学官の連携した活動を展開していきます。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第一班   

       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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蔵王町でさといもの新規栽培者向け栽培講習会を開催しました。

2016年12月06日 14時32分33秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 蔵王町はさといもの産地として知られていますが,栽培者の高齢化が進み栽培面積が伸び悩んでいるところです。

 今回解決策のひとつとして,新たな栽培者を発掘することになりました。

 平成28年11月30日(水)蔵王町と普及センターは,来年さといもの栽培を計画している3名を対象に,さといもの栽培講習会を開催しました。

 講習会ではさといもの生育特性のほか,種いもの準備や基本的な栽培方法について講義しました。

 参加者からさといもの品種,連作障害や種いもの貯蔵方法等について質問があったほか,親いもを活用した加工品についての意欲的な意見もあり,有意義な栽培講習会となりました。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター   

      TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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宮城県農業高校生のインターンシップ!

2016年12月06日 09時20分12秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 

宮城県農業高校のインターンシップ(職場体験)が名取市,岩沼市,亘理町の園芸農家の農場で行われました。
宮城県農業高校は以前から農業団体や農機具会社等でのインターンシップを実施してきましたが,園芸農家を対象に実施するのは初めてのことです。このインターンシップを経験した生徒は12名で,うち亘理町でいちごの作業体験が6名,名取市でキュウリの作業体験が2名,岩沼市でサツマイモの作業体験が4名でした。
亘理町では,浜吉田地区にあるいちご団地の農家2戸において,9月に栽培株の定植,11月には親株の定植を体験したほか,名取市では11月に施設キュウリを栽培している農家に赴き収穫や市場出荷を体験し,岩沼市では11月に農業法人が栽培しているサツマイモの収穫を手伝いました。2日または3日間でしたが,授業ではなかなか体験できない作業に新鮮な驚きを覚えながら,農作業に一生懸命従事していました。受け入れた農家やその家族,法人の構成員からは,「授業員と同じ作業にまじめに取り組んでいただいた」「若い人達と一緒に仕事をするのは楽しかった」といった声が聞かれました。
普及センターでは,これ以外にも農業大学校の農家派遣研修,4Hクラブ活動支援等を続けてきています。今後も地域の将来を担う若い後継者の育成に取り組んでいきます。

 

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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