宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

酪農ガールズの現地視察研修会が開催されました

2016年12月09日 16時38分07秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成22年,仙南地域の酪農家の女性後継者や酪農家に嫁ぎ就農した女性たちが,「賢く魅力的な酪農女性」を目指し「酪農ガールズ」を結成しました。現在,20名のメンバーが様々な活動に取り組んでいます。

 毎年恒例の視察研修会が,平成28年11月22日(火),8名が参加し開催されました。 今年は恒例の牧場視察のほか「他分野における女性の企業活動」をテーマに,もろやファームキッチン(仙台市若林区)を訪問しました。代表の萱場市子氏から,農家レストラン企業までの道のりや女性ならではの仕事や家庭への向き合い方についてお話を伺いました。また,旬の野菜をふんだんに使った美味しいランチを食しながら,萱場氏を交えた会話に花が咲きました。

 

 続いて(株)布田牧場(岩沼市)を訪問し,代表の布田達夫氏から牧場の概要・飼養管理・衛生管理におけるこだわり等をお聞きしました。メンバーからは多くの質問のほか,積極的な意見交換が行われ有意義な研修会となりました。

 酪農ガールズの今後の活躍に期待するとともに,同様な女性農業者の活躍が切望されます。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班

 TEL. 0224-53-3496  FAX. 0224-53-3138


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蔵王梨生産者が剪定技術を磨く

2016年12月09日 13時02分40秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成28年12月6日(火)JAみやぎ仙南蔵王地区なし部会は,普及センター職員を講師になし樹のせん定講習会を開催しました。当日は雨と強風の悪天候の中30名余りが参加し,幸水・豊水・あきづきの3品種についてせん定方法を検討しました。

 今年は多くの品種において来年果実となる花芽の数が少なく,そのため昨年実らせた枝を再利用して収量を確保するせん定方法について,部会員は熱心に勉強しました。

 今後ますます寒さは厳しくなりますが,蔵王町産の美味しい梨の安定生産に向け,せん定作業は本格化していきます。

〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
      TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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「花き6次産業化講習会」を開催しました。

2016年12月09日 11時51分03秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 

 平成28年11月11日(金),名取市花卉生産組合を対象に亘理農業改良普及センター主催による「花き6次産業化講習会」を開催しました。

 名取市花卉生産組合では,東日本大震災後,収益性の高い花き経営を実現するため,6次産業化について検討を行っています。

 講習会では,株式会社プランツ・モジュール山口昌哉代表取締役を講師に,自分たちが生産した花をいかに魅力ある商品として作り上げるかという視点で実習を行いました。名取市花卉生産組合は,平成28年1月からカーネーションの花束を「名取市ふるさと納税の返礼品」として出品しており,発送する花束の美しさを引き立てる束ね方とラッピング方法について山口氏からアドバイスをいただきました。また,4月に開催される「なとり春まつり」で販売するミニブーケとフラワーアレンジメントについて消費者から好まれる商品の作製方法を指導いただきました。

 参加者から「お客さんにお花を長く楽しんでいただくにはどうすればよいか」などの質問が出され,より良い商品を提供したいという意識の高まりがみられ,今後の展開が期待されます。 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141  FAX:0223-34-1143 

 

 

 

 


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本吉地区みやぎ農業未来塾を開催しました

2016年12月09日 08時37分17秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成28年12月7日に,本吉地区みやぎ農業未来塾を開催しました。

 今回の未来塾では宮城県本吉響高校農業コースの3年生14名を対象にして,気仙沼市本吉町の大谷営農組合のねぎ出荷調製施設と生産ほ場,気仙沼市階上地区のイチゴ生産者のほ場を視察しました。

 大谷地区では,震災後にほ場整備された農地で,大規模なネギ栽培を行っており,多くの作業が機械化されています。生徒は,初めて見るねぎ調製機「ベストロボ」や収穫機「ソフィー」の説明に熱心に耳を傾けていました。

 イチゴほ場では,3年前に新規就農した階上いちご第2生産組合の若手生産者の体験談や施設の概要,栽培の流れについて説明を聞いた後,収穫が始まったばかりのイチゴの摘み取り体験を行いました。

 生徒からは栽培上の難しい点や収益についてなどの質問が多く飛び交い,学校内では体験できない農業経営の現場の様子を知ることができ,充実した視察研修となったようです。

 

<連絡先>

 宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班

 〒988-0341 宮城県気仙沼市本吉町津谷桜子20-2

電話:0226-29-6041 FAX:0226-42-1672


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