宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「美里地区農業士会研修会(第2回)」の開催

2016年12月07日 13時53分34秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 11月25日(金),美里農業改良普及センターにおいて,「美里地区農業士会研修会」が開催されました。(株)ウジエスーパー常務取締役 吉田芳弘氏から「顧客と顧客の顧客をハッピーにするマッチングの原理原則~消費者ニーズのとらえ方,農産物の流通・販売のあり方を考える~」と題して講演していただきました。
 講演では,新しい価値の連鎖を作り関係者みんなの利益になる「共創共走」を意識した顧客満足度の向上,食品廃棄物で製造した有機質肥料「無限」で米や大豆を作り,登米市の地元企業と連携して日本酒,みそ,餅加工や機能食品の開発など,オンリーワンの商品づくりの必要性を説き,売場のバイヤーやお客様の声から得られた貴重なマーケティングのお話しとなりました。
 講師の,気さくな人柄とユーモアを交えた熱心な語り口に,20名余りの研修参加者は引き込まれ,「話がわかりやすく,多くの気づきがありとても感動した。」,「もっと多くの人に聞かせたい。」等の意見が寄せられ好評でした。
 美里地区農業士会では会員の技術・経営感覚の研鑽と地域の活性化を目的に,今後も充実した研修会を企画していきます。

<問い合わせ先>
美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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「売れる商品」開発塾で「北浦梨コンポート」が高評価

2016年12月07日 13時07分43秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

11月29日(火),美里町主催の「売れる商品」開発塾に,JAみどりの北浦梨生産部会と,わ・は・わ美里(社会福祉法人みんなの輪)が学校給食向けに開発した「北浦梨コンポート」が出品されました。
 フードクリエイター佐藤千夏氏他3名のモニターからは「甘さがちょうど良い」「ジューシーで小さい子にも食べさせたいと思う」「シンプルなのが良い」「業務用だけではなく,一般の人が買えるようになると良い」といった高評価を得ました。
  また,講師の経営コンサルタント庄司和弘氏からは「商談会に出すのであれば提案書,パンフレット,供給の安定性,コストが重要となる。いくらなら買っても良いか調査するのも手。」といったアドバイスがありました。
 美里農業改良普及センターでは,みやぎの農商工連携・6次産業化支援事業を活用して,「北浦梨フェア」,「北浦梨ピューレ」など美里町の特産品「北浦梨」の商品化に取り組んできました。関係者は今後,労力やコストなど,商品化にあたって残された課題解決にあたります。
 
  <問い合わせ先>
 美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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4Hクラブ「平成28年度山びこ・北部ブロック交流会」が開催されました

2016年12月07日 11時04分33秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成28年11月18日,宮城県内の美里・大崎・栗原・登米・本吉地区の農村青少年クラブ員を対象とし,栽培技術などの習得を目的として「平成28年度山びこ・北部ブロック交流会」が開催されました。本来,「山びこブロック交流会」(栗原・登米・本吉)と「北部ブロック技術交換大会」(栗原・登米・大崎・美里)は,別々のイベントとして各地区連が持ち回りで企画・開催していたものですが,本年度は登米地区が両ブロックの当番クラブとなったことから,合体・合同開催としたもので,各地区から15名のクラブ員が参加しました。
  当日は,(株)渡辺採種場瀬峰研究農場育種課・門田克則次長から新しい園芸品種の開発動向について,次いで,高橋博文氏と大内貴生氏から共同堆肥舎を核とした「瀬峰農場」の運営方法について,講話をいただきました。
 参加したクラブ員にとっては,品種開発に関わる裏話や耕畜連携に関する苦労話などを伺うことができ,貴重な体験となった一日でした。

<連絡先>
          宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
          〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
          電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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平成28年度みやぎ農業未来塾「農産物パッケージデザイン研修会」を開催しました

2016年12月07日 08時42分11秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成28年11月28日に,管内の青年農業者及び女性農業者を対象に,「みやぎ農業未来塾『農産物パッケージデザイン研修会』」を開催しました。研修会では,アトラク東北株式会社の代表取締役である後藤光正さんから,「消費者が手に取るパッケージデザインとは」をテーマに,消費者の視点に立って考えることの大切さや,消費者に対する自身の商品の伝え方などについて,御講演いただきました。
 また,その後,研修会参加者の中から,実際にパッケージデザインとして使用している事例を4つ紹介し,講師の後藤さんからアドバイスをいただきました。参加者からは,「今回の研修会で学んだことを活かして早速パッケージづくりを行いたい」との声も聞かれ,今後の生産物や商品の販売活動に対する意欲を高めていました。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0229-91-0727  FAX:0229-23-0910


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