管内の醸造用ぶどう栽培は,平成26年から川崎町で始まり,令和元年に村田町,令和2年に蔵王町,七ヶ宿町で栽培が始められています。しかし,果樹栽培初心者が多いことから,栽培技術の習得が喫緊の課題です。そこで,9月10日に,村田町,蔵王町,七ヶ宿町の各ほ場で,現地検討会を開催しました。
当日は,農業・園芸総合研究所花き・果樹部の職員を講師に,栽培者10人と町担当者が参加し,各栽培者のほ場を相互に視察し,情報交換を行いました。
栽培者の中に県外のワイナリーで栽培経験のある者もおり,適切な栽培管理の有無が生育に大きな差が出ることを実感していました。
普及センターでは,今後も,先進地視察やせん定指導会を実施し,栽培技術の習得を支援していく予定です。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138
醸造用ぶどう植付1年目