宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

醸造用ぶどう現地検討会を開催しました

2020年10月06日 10時28分57秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 管内の醸造用ぶどう栽培は,平成26年から川崎町で始まり,令和元年に村田町,令和2年に蔵王町,七ヶ宿町で栽培が始められています。しかし,果樹栽培初心者が多いことから,栽培技術の習得が喫緊の課題です。そこで,9月10日に,村田町,蔵王町,七ヶ宿町の各ほ場で,現地検討会を開催しました。

 当日は,農業・園芸総合研究所花き・果樹部の職員を講師に,栽培者10人と町担当者が参加し,各栽培者のほ場を相互に視察し,情報交換を行いました。

 栽培者の中に県外のワイナリーで栽培経験のある者もおり,適切な栽培管理の有無が生育に大きな差が出ることを実感していました。

 普及センターでは,今後も,先進地視察やせん定指導会を実施し,栽培技術の習得を支援していく予定です。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


醸造用ぶどう植付1年目


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蔵王産なしを香港へ輸出

2020年10月06日 10時13分03秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 蔵王町は県内一のなし産地で,JAみやぎ仙南蔵王梨選果場において光センサーによって,より高品質な蔵王ブランドとして厳選したもの出荷しています。

 9月14日,生産者や関係者が見守る中,香港に輸出する第1便の「宮城蔵王梨」「豊水」約500kgを積んだトラックがJAみやぎ仙南蔵王梨選果場を出発しました。

 香港輸出は今年で3年目を迎えますが,10月上旬まで「豊水」,「新高」の2品種計2.5tの輸出が予定されています。

 今年は8月から9月にかけて天候にも恵まれ,甘みののったおししい梨に仕上がっており,香港のお客様の期待に十分応えることができるものと思われます。

〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


宮城蔵王梨


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