令和2年9月30日,石巻市立桜坂高等学校の2年生の生徒5名が県石巻合同庁舎を訪れ,宮城県東部地方振興事務所の職員と交流しながら県の仕事について学びました。
この取組は,桜坂高校の生徒が地域の事業所を訪問して産業について知るほか,社員などと交流して仕事のやりがい,楽しさ,厳しさ,課題解決力の必要性を学ぶため,「さくらプロジェクト」の名称で開催されています。
東部地方振興事務所も毎年所内各部の職員がさくらプロジェクトの訪問に対応しており,今回,普及センターの職員も農業振興部の一員として参加しました。
はじめに各部から業務紹介を行い,普及センターからは,石巻地域の農業の特徴や担い手の確保,来年から始まる「第3期みやぎ食と農の県民条例基本計画」に反映されたSDGsの考え方について説明しました。
その後,「学生のうちにやっておいた方がいいこと」「大切にしている価値観」など生徒の質問に対して,職員1人ひとりから「スマホの時代だけどパソコンも使えるようになっておいてください」「生産者が主役で私たちは裏方」など,メッセージを送りました。生徒達は真剣なまなざしで職員を見たりメモを取ったりと,実りある交流となりました。
普及センターでは,地域の将来を担う世代に農業のことを知っていただく活動を,これからも行ってまいります。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999