10月29日(木)に,栗原市花山のふさすぐり園地でせん定講習会を開催しました。
栗原農業改良普及センターでは,小果樹ふさすぐりをきっかけとした花山地区の振興にプロジェクトとして取り組んでいます。今回はその一環で,高品質な果実生産と,作業のしやすい樹形づくりのためのせん定方法を栽培者に指導しました。講習会後は,会場を花山農山村交流センターに移し,今後のふさすぐりに対する各栽培者の意気込みを伺い,地域外からの収穫応援の受入れ等について,意見交換を行いました。
当日は6人の参加があり,講習会ではせん定や植付け方法について質問があったほか,意見交換では「供給量や品質,価格を安定させるために,出荷グループが必要」,「今まであまり管理していなかったが,ふさすぐりを活かすため収穫方法から勉強したい」,「自力で収穫は難しいが,応援に来てもらえるなら園地の環境整備を徹底する」等の意見がありました。
普及センターでは,11月6日(金)に各園地を巡回してせん定方法をフォローアップするとともに,収穫応援が可能な園地の検討,栽培者のグループづくりの後押し等を通じて,花山地区の振興を支援します。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-5795・6144