宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

石巻産花きを展示しました。

2020年11月09日 11時18分48秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 新型コロナウイルス感染症により大きな影響を受けた花き産業の振興策の一環として,花の消費拡大を応援するために,宮城県花と緑普及促進協議会では,令和2年10月27日から30日までの4日間,石巻合同庁舎1階ロビーに石巻市桃生地区で生産されたガーベラを展示しました。展示中は多くの来庁者が立ち止まって熱心に花を眺める様子が見られ,来庁者からは「お花って良いですね」,「石巻市でこんなにキレイな花を作っているなんて知らなかった」,「買いに行きたい」などの感想を聞くことができました。
 石巻市桃生地区は,年間を通して温暖で日照時間が長く,夏は涼しく冬は降雪量が少ない気候を活かして,関東以北では最大のガーベラ産地となっています。JAいしのまき桃生ガーベラ部会では,6戸の生産者が年間を通してガーベラの出荷に取り組んでいます。
 花の観賞は,心身のストレスを緩和することが知られています。春先からの新型コロナウイルス感染症の影響で,自宅で過ごす機会が増えたことで,庭造りを楽しむ方や部屋に花を飾られる方が増えたと聞いています。ぜひこの機会に,生活の中で花を楽しんでいただければと思います。
 当普及センターでは,今後も引き続き花き栽培および県産花きの消費促進活動を支援していきます。

 <連絡先>
  宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 


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第2回アスパラガス販売戦略会議を開催しました。

2020年11月09日 11時09分46秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和2年度普及活動計画のプロジェクト課題「地域活性化に向けた高収益作物(アスパラガス)の導入・定着」の一環として,令和2年10月20日に第2回アスパラガス販売戦略会議を開催しました。
 会議では,アスパラガス研究会員14名が3つのグループに分かれ,アスパラガス栽始1~2年目と3年後以降のそれぞれの期間ごとに,アスパラガスの魅力的な売り先と販売に関する有利なポジショニングについて,生産者が自ら考え検討するワークショップを行いました。
 宮城県農業・園芸総合研究所情報経営部大場副主任研究員がワークショップの進行を担当し,ワークショップを通して,アスパラガスの産地育成のためのSTP分析が行われました。
 あるグループでは,栽培開始から3年以降の魅力的な売り先を宮城県内の一般家庭向けとし,鮮度とアスパラガスの色(緑,紫,白等)にこだわることが他の産地に比べて強みとなる点に着目して,販売戦略を考えました。
 今回のアスパラガス販売戦略会議の結果については,令和2年12月に開催予定のアスパラガス栽培セミナーにおいて提示し,販売力向上を考える一助とします。
 当普及センターでは,今後もアスパラガスの生産振興について,引き続き支援を行っていきます。

 


 <連絡先>
  宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 

 

    


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