宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

山元町の岩佐國男氏が農事功績者表彰と秋の叙勲でダブル受章

2020年11月19日 17時03分11秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 

JAみやぎ亘理の前組合長で,いちご農家でもある山元町の岩佐國男氏が,令和2年度の公益社団法人大日本農会の農事功績者表彰「緑白綬有功章」と,秋の叙勲において「旭日単光章」をダブルで受章しました。

大日本農会の「緑白綬有功章」は,農業改良の奨励または実行上顕著な功績を上げ,地域農業の発展に貢献し,一定の農業所得をあげている農業者等を表彰しているもので,岩佐氏は,いちごのウォーターカーテンシステムや夜冷短日処理等の早期出荷技術に先駆的取組,技術定着に導いたことや,JAみやぎ亘理の代表理事組合長としてイチゴを始めとする地域農業全体の早期復旧・復興に尽力したことが評価されました。
  秋の叙勲「旭日単光章」は,社会の様々な分野で顕著な功績を挙げた方を表彰するもので,宮城県では岩佐氏を含め4名が受章しました。

本年度は,新型コロナウイルス感染拡大の懸念から東京での表彰式及び祝賀パーティーが中止となったため,11月18日(水)に宮城県庁において「伝達式」が開催され,農政部長より賞状等が伝達されました。

岩佐氏の積み重ねられた功績に深く敬意を表しますとともに,今後も農業経営を発展され,地域のみならず県内の農業活性化に向け,益々,御活躍されることを祈念いたします。

  岩佐國男氏(左から2番目)

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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中山間地域農業を支える担い手の法人化を支援しています

2020年11月19日 17時03分11秒 | 地域農業の構造改革に向けた取組支援

 仙台市西部の中山間地域に位置する倉内・大針地区では,農業の担い手不足や耕作放棄地の増加等が懸念されており,平成29年7月に「倉内・大針農村地域活性化委員会」を設立し,農地整備事業導入等による持続的な地域農業の維持を目指しています。
 これまで普及センターでは,地域営農の体制づくりとして,当活性化委員会が開く定例会議に出席し,集落営農に係る勉強会や先進地視察研修の他,集落アンケートに基づき担い手の育成・確保等の課題解決に向けて支援してきました。その結果,同地区には前身となる生産組織がない中で,当活性化委員会のメンバー7名が発起人となり,担い手として農事組合法人の設立を令和2年度内に行う方向となりました。
 法人設立にあたり,令和2年11月15日に開催された同地区農家を対象とした農地整備事業の説明会で,発起人代表から「農地の集積・集約化を図りながら農地を守っていく」と地域担い手としての決意が示されたところです。
 引き続き普及センターでは,宮城県農業経営相談所やJA等の関係機関と連携しながら法人化や農業経営の安定に向けた支援をしてまいります。


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みやぎ農業未来塾 農業機械等の安全使用研修会開催

2020年11月19日 13時58分21秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和2年11月10日(火)に,就農5年目以内の新規就農者を対象として「みやぎ農業未来塾 農業機械等の安全使用研修会」を開催しました。

 ヤンマーアグリジャパン株式会社サービス事業推進部の賀来はる香氏と東北販売部の住本光隆氏を講師に迎え,今年4月から道路運送車両法の一部改正の概要と,作業機付トラクタや牽引する場合の公道走行時の注意点と標識や表示板等の仕方について学びました。さらに,スマート農業への取組,特にロボットトラクタ,オート田植機,収量測定コンバイン,ドローン,水管理システムや,リモートセンシング技術等についてお話をいただきました。

 また,普及センターからは農作業事故防止に向け,特にトラクタの事故防止のポイントについて動画を用いて意識啓発を図りました。

普及センターでは,今後も青年農業者の育成に向けた支援をしていきます。

 

<連絡先>

宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班

〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5

電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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