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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

地域農業の再編に向けて,大規模区画ほ場を視察しました

2020年11月26日 16時11分52秒 | 地域農業の構造改革に向けた取組支援
 大郷町の前川地区では,地域農業の再編に向けて農地整備への気運が高まり,平成26年12月に「前川地区事業推進委員会」を設立し,農地整備事業導入等による持続的な地域農業の維持を目指しています。
今回の農地整備では,労働生産性の向上や経営体の規模拡大へ対応しやすいように2ha区画を検討していますが,これまでの30a区画のほ場と比較し大区画となるため,整備後の営農について農家は不安を抱いていました。そこで,令和2年11月17日に推進委員会幹事(主要法人代表等)や関係機関で,岩沼市の東日本大震災後に整備された2ha区画ほ場の視察を行いました。
最初に管轄の名取土地改良区の担当者より東日本大震災からの復旧・復興への取組について説明を受けた後,現地に移動し,メリット等について具体的に説明を受けました。続けて,ほ場の管理などについて活発な意見交換が行われました。
整備済みの2ha区画ほ場を直接視察したことで,不安が払拭され,農地整備後の営農へのイメージが固まり,有意義な視察となったようです。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320 FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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「新規就農者向け経営研修会~資金繰り表の作り方・活かし方~」の開催!

2020年11月26日 09時40分35秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 令和2年11月19日に宮城県登米合同庁舎で「新規就農者向け経営研修会」を開催し,新規就農者4人が参加しました。今回の研修会は,今年の7月から5回開催した「新規就農者向け簿記研修会」参加者の要望を受け実施したものです。
 講師は,第1回,第5回と同様,中小企業診断士の本田茂先生(HSコンサルティング株式会社)を招き,資金繰り表作成の重要性や作成方法,活かし方について講義した後,事前に参加者が作成した資金繰り表を一人ずつ確認し,アドバイスや質問に回答していただきました。
 先生からは,「資金繰り表を作成すると,今まで感覚で捉えていた資金の動きが目で見て分かるようになり,これがとても大切なこと。」と話しがあり,参加者も「これまで資金繰り表を作らずに経営してきたが,作成することで安心材料になる。」「今は,父が経営主だが,将来は自分が経営する立場になる。資金繰り表を作成して,今のうちに家族と相談していくことが大切だと感じた。」等の意見があるなど,資金管理の重要性を理解していたようでした。
 普及センターでは,12月にパソコン簿記研修会等の開催を予定しており,早期に簿記を経営に役立ててもらえるよう支援していきます。


個別相談の様子


<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522  

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