玄米用品種「金のいぶき」は,消費者の健康志向もあり,年々需要が拡大している品種です。涌谷町では,町の特産品として「金のいぶき」の作付を推進しており,令和4年度は約82haと前年の2倍以上増加しており,生産者30名のうち11名が今年度初めての栽培者です。
令和4年度は,涌谷町,JA新みやぎ涌谷営農センターの協力のもと,6か所の展示ほを設置し,生育調査や現地検討会の開催等の技術支援を行っています。
9月20日には,展示ほ2か所を会場に収穫前の現地検討会を行い,涌谷町内の栽培者約20名が出席しました。普及センターからは,出穂期から見た刈取適期や,ほ場内の籾の登熟状況について説明し,うち1カ所は籾がかなり黄色くなっていることから,まもなく収穫適期に入ることを説明しました。
まとめとして,「金のいぶきは他の品種より登熟のばらつきが大きい。品質を低下させないためには,出穂期から50日を過ぎたら,青い籾が残っていても収穫を行った方がよい。」ということを伝え,生産者も収穫適期について理解を深めたようでした。
今後,展示ほの収量や品質を調査,分析し,生産者の栽培技術向上に向け,引き続き助言を行っていきます。
<連絡先>
美里農業改良普及センター 先進技術班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225
令和4年度は,涌谷町,JA新みやぎ涌谷営農センターの協力のもと,6か所の展示ほを設置し,生育調査や現地検討会の開催等の技術支援を行っています。
9月20日には,展示ほ2か所を会場に収穫前の現地検討会を行い,涌谷町内の栽培者約20名が出席しました。普及センターからは,出穂期から見た刈取適期や,ほ場内の籾の登熟状況について説明し,うち1カ所は籾がかなり黄色くなっていることから,まもなく収穫適期に入ることを説明しました。
まとめとして,「金のいぶきは他の品種より登熟のばらつきが大きい。品質を低下させないためには,出穂期から50日を過ぎたら,青い籾が残っていても収穫を行った方がよい。」ということを伝え,生産者も収穫適期について理解を深めたようでした。
今後,展示ほの収量や品質を調査,分析し,生産者の栽培技術向上に向け,引き続き助言を行っていきます。
<連絡先>
美里農業改良普及センター 先進技術班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225