登米市は県内でもりんごの生産が盛んな地域で,9月上旬から早生品種の収穫が始まり,順次多様な品種が収穫されています。特に今年は果実肥大も良好で,生産者の努力により甘くておいしい完熟りんごが出荷されています。
また,当管内では若手生産者を中心に先進的な技術である「りんご樹体ジョイント栽培」の導入が進んでいます。樹体ジョイント栽培は,接ぎ木の技術を利用して複数樹を連結させた直線状の樹形で栽培する方法で,従来の仕立て方と比べて早期成園化や作業の省力化が図られる技術です。当管内では平成29年に初めて導入され,年々ジョイント栽培の導入面積が増えています。令和2年に導入した園地では写真のとおり順調に生育が進み,今年から収穫が始まります。
当管内で生産されるりんごは,市内の直売所や生産者の庭先の販売所で購入することができます。是非皆さんも登米市産りんごを味わってみてください。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522