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令和4年9月12日(月),栗原市金成のシャインマスカット栽培園地で,「第2回シャインマスカット栽培技術研修会」を開催しました。
栗原地域では,水稲育苗ハウスを活用したシャインマスカット等のぶどう栽培が行われており,新たな園芸品目として平成30年度から園芸振興を目指す栗原圏域産地戦略プランの重点振興品目に位置付けられています。
今回の研修では,「収穫期の見極め」,「長期貯蔵技術の可能性」及び「裂果の原因と対策」に係る技術の習得を目指し,シャインマスカットをすでに導入している生産者及び今後導入意向のある方々,合わせて32名が集まりました。
始めに,「収穫期の見極め」として,カラーチャート及び糖度計の活用,食味のポイントを説明したあと,「長期貯蔵技術」の可能性について紹介しました。
また,例年,問い合わせの多い「裂果」について,その原因と対策を資料を用いて解説しました
その後,地域でも早期にシャインマスカットを導入し,栽培経験を積み重ねている田中学さんを講師に,これまでの管理状況を説明いただいたあと,直売や贈答における販売様態について情報提供いただきました。
参加者からは,日頃の管理作業で迷っている点や疑問に感じている部分についてたくさんの質問が出され,シャインマスカット栽培への高い関心が伺えました。
本研修会は年間3回を予定しており,次回は整枝せん定実習をする予定です。
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<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9437/FAX:0228-22-6144