宮城の農業普及現地活動情報

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平成23年度栗原市果樹連絡協議会先進地視察研修会

2011年08月30日 16時55分49秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成23年8月23日(火),栗原市果樹振興協議会主催(事務局:栗原農業改良普及センター)で先進地視察研修会が開催されました。
 協議会は栗原市内のりんご生産者44名で構成されている組織で,各種行事を通してりんご栽培技術の向上や生産者間の情報交換の場として活動しています。
 視察研修会は,協議会の主要行事として毎年実施されており,今年度は青森県内2か所を視察しました。当日は22名の会員が参加しました。
 最初は黒石市にある地方独立行政法人青森県産業技術センターりんご研究所です。ここでは「青台3」等新わい性台木の特性や「流しせん定」,「詰めせん定」のせん定方法の違いを実際の樹を用いながら説明を受けました。
 次に弘前市でりんご栽培に取り組む「アップルファーム幸果」を訪問しました。経営主の相馬司幸氏から今までのりんご栽培への取り組み状況や経営理念,こだわった栽培方法等について説明を受けました。栽培技術の面では,徒長枝の発生が少ない樹体の様子やりんご樹の特性をよく理解した上でのせん定技術のポイントが参考になりました。また,販売面では,作ったりんごをいかに有利販売につなげていくかという様々な取り組みについても参考となりました。
 普及センターでは今後とも協議会活動を通して会員のりんご経営力の向上支援を継続的に行っていくこととしています。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-5795・6144

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