普及センターでは普及活動の改善を図ることを目的に、課題設定や計画、活動状況等について外部委員から意見を求める普及活動検討会を開催しており、令和6年2月2日(金)に、今年度第2回目の検討会を開催しました。
今回は、令和5年度普及指導計画の中から今年度で完了するプロジェクト課題の活動実績について、また、現在策定中の令和6年度普及指導計画からは、普及指導方針や新規プロジェクト課題2課題の活動計画について、それぞれ検討していただきました。
完了課題の「加工用ばれいしょ栽培技術の向上」については、「目標とした収量水準の妥当性はどうであったか」、「品質低下した要因は何か」、「そもそも地域で知られていない。周知が必要」といった踏み込んだ意見をいただきました。
令和6年度からの新規プロジェクト課題2課題のうち、「地域営農構想の実現に向けた営農体制整備」については、「担い手の現在の年齢構成はどうか。農地整備完了時まで見越した計画が必要ではないか」といった意見をいただきました。もう一つの「加工用ばれいしょ産地の生産基盤強化に向けた体制構築支援」については、「産地形成には、共通で使用できる機械や施設が必要」といった意見をいただきました。
普及センターでは、今回いただいた意見を参考に、効果的な普及活動の推進に努めることとしています。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
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