令和6年4月18日、いちごの新品種「みやぎi3号」を試験栽培する農家が農業・園芸総合研究所を訪れ、品種の特性や栽培上の注意点等について学びました。
「みやぎi3号」は宮城県が育成した草勢が強く、大玉で多収、良食味の品種です。直売所への出荷や摘み取り園での栽培に向いており、大河原農業改良普及センター管内では、令和7年産で初めて栽培・出荷される品種です。
試験栽培を行う農家2戸は、実際に栽培されている新品種を見るのは初めてで、草姿や果実の大きさに感心しながらも、試験場の担当者に栽培上の注意点を確認していました。
農家からは「かなり大きい品種なのでパック詰めには工夫が必要」といった意見が出されました。普及センターでは、栽培農家の生育状況等を確認し、仙南のいちごの生産振興につながるよう、支援していきます。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
TEL:0224-53-3451 FAX:0224-53-3138