大郷町では令和3年産大豆の作付面積が約300haとなっており,「ミヤギシロメ」を中心に栽培されています。しかし蔓化倒伏による収量減が課題となっていました。
この対策技術として古川農業試験場から摘芯栽培に関する研究成果が発表されたことから,当該技術の理解及び技術習得を目的に,令和3年7月21日,大郷町の大豆生産法人等を対象に摘芯栽培の現地検討会を開催しました。
当日は,生産者18人が出席し,古川農業試験場の講師による講義の後,大豆ほ場に移動し,すでに摘芯作業が終了した大豆の生育状況を確認するとともに,実際の摘芯作業の手法を学びました。
講師からの具体的な解説及び摘芯作業の実演に加えて,生産者同士による活発な情報交換も行われ,生産者の技術導入に対する不安が解消されたようでした。
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
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