登米市東和町の内ノ目地区は、令和4年に地域営農構想を策定し、令和5年度から農地整備事業採択に向け受託事業の中で、概略設計、営農計画等を作成中であり、令和8年度採択を目指しています。
また、内ノ目地区の担い手3人と法人参画予定者の2人を含め、担い手法人設立の発起人会を令和6年9月に組織しています。
これまで、担い手法人設立に向けた発起人会で法人の営農形態等を検討してきましたが、この度、具体的な法人経営を学ぶため、令和6年12月16日(月)に、大崎市鹿島台の「有限会社エイト農産」と加美郡色麻町の「農事組合法人下高城ふぁあむ」を視察しました。当日は、関係機関を含めて5人が参加し、各法人の設立経過や課題、高収益作物導入の際の品目選定、栽培や販売の工夫、補助事業を活用した農業機械類の導入など、広範な研修内容となりました。今後は、この視察研修で得られた情報を参考として、令和8年3月の法人設立を目指し検討を進めていくこととしています。
普及センターでは、今後も関係機関と連携し、内ノ目地区担い手法人の設立に向けて支援していきます。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522