宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

宮城県米づくり推進気仙沼地方本部第2回技術指導部会を開催しました。

2022年08月09日 13時59分27秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給
 令和4年7月25日,管内の稲作振興に向け,特色ある取組についてJAや市町担当者と現地巡回を行うとともに,本年産の水稲の多収・高品質化に向け,現在の生育と今後の管理について確認しました。
 今回は,玄米食専用品種として需要が高まっている「金のいぶき」展示ほ場,プラスチックの海洋流出防止に向け活用が期待される「ペースト2段施肥田植」の現地実証ほ場,そして,管内の蔵元と契約栽培を行っている「蔵の華」ほ場を視察しました。高温や大雨など,不安定な気象の中,いずれのほ場も丁寧な管理により,順調に生育しています。また,高温により出穂も平年より早まると見込まれることから,出穂後の斑点米カメムシ類やいもち病の適期防除について確認しました。
 嗜好の多様化に伴う家庭の米消費の減少やコロナ下での外食需要の減少による米価の下落,資材価格の高騰などにより稲作経営は厳しい状況に直面しており,需要に応じた米づくりが求められています。
 普及センターでも,需要に応じた米づくりによる経営の持続・安定化を支援していきますので,現場の課題について随時御相談ください。

<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 仙南4Hクラブが農作業安全... | トップ | 令和4年度みやぎ農業「農薬... »
最新の画像もっと見る

⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給」カテゴリの最新記事