<加工実習の様子>
平成30年11月2日(金)に,わかやなぎ農産物直売所くりでん内の餅加工部門「くりでん娘(こ)」のメンバーを対象に,新商品開発のため「農村女性起業講座」を開催しました。
「くりでん娘」は若柳地区の女性農業者5人からなり,直売所内でずんだ餅やくるみ餅,えび餅等各種餅の加工・販売を行っています。今回は正月明けの餅需要が落ちる時期(特に2月)の需要喚起のための商品として「ゆべし」と「がんづき」を新たに商品化するため,大崎市三本木の和洋菓子店「気仙堂」のオーナーである鈴木健司氏を講師にお呼びして試作しました。
ゆべしはくるみ入りのタイプを試作し,がんづきは上白糖を使用した白いタイプを試作しました。加工実習中は,参加者と講師との間で,材料の調達先や地域産品を使った商品展開の検討から販売時の大きさ・包装に至るまで,意見交換が盛んに交わされました。今回実習した2品は,今後くりでん娘の中で試作,検討を重ね年明けの販売に向けてさらに磨きをかけていきます。
「くりでん娘」の「ゆべし」と「がんづき」を「わかやなぎ農産物直売所くりでん」で見かけた際には,是非御賞味ください。
わかやなぎ農産物直売所くりでん
所在地:宮城県栗原市若柳字川北塚ノ根27-1
TEL:0228-32-7707
<ゆべし> <がんづき>
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-5795・6144