宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

もっと知りたい!農業大学校の学生に期待します。

2015年10月15日 10時14分36秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成27年9月17日,宮城県亘理農業改良普及センター主催によりみやぎ農業未来塾「地域農業視察講座」を開催しました。
 この講座は,宮城県農業大学校の学生4名が8月31日から10月2日までの33日間,管内で先進農家研修を行っているのにあわせて,研修先の経営方針など経営や地域の農業に関する理解度を深めるために開催したものです。
 当日は,学生4名のそれぞれの研修先を視察し,説明は経営者に成り代わって学生が経営方針や作業内容,販売方法などについて堂々と説明しました。受入先である先進農家とこれまでよく話していることが伝わり,頼もしさを感じました。
 終了後には学生から,「質問にうまく答えられなかった。まだ聞いていないことがあったことに気づいた。もっと聞いていろいろ知りたい」など,意欲的な発言もあり,残りの研修にかける意気込みがさらに強くなったのを感じました。
 普及センターでは今後も,地域農業の担い手となることが期待される宮城県農業大学校の学生の育成を行っていきます。


<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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全日本ホルスタイン共進会に向け大崎地域で壮行会開催

2015年10月14日 18時06分15秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
今月23日から北海道安平町で第14回全日本ホルスタイン共進会が開催され,当管内から加美農業高等学校,濱田賢志氏(大崎市)及び高橋真氏(加美町)の各1頭,計3頭が出品されることになりました。
 全日本ホルスタイン共進会は,昭和26年の第一回を皮切りに5年に一度開催され,今回は口蹄疫や東日本大震災の影響により10年ぶりの開催となり,本県からは8頭が出品される予定です。
 去る10月7日に,管内出品者を激励するため,NOSAI宮城六の国支所において大崎石巻乳用牛群改良組合をはじめとする関係団体等の主催により壮行会が行われました。
主催者を代表して菅原潤氏から「震災から立ち上がった元気な姿を見せてきてほしい」といった激励の言葉に,出品者一人一人から「宮城県代表として頑張ってきます。」と心強い意気込みが聞かれました。
当普及センターでは,共進会を通じた乳牛の改良や酪農経営の支援を引き続き行っていきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班 
 TEL:0229-91-0726 , FAX:0229-23-0910

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キク矮化病蔓延防止対策シンポジウムを開催しました。

2015年10月14日 10時09分50秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
平成27年10月7日(水)に丸森町役場大会議室においてキク矮化病蔓延防止対策シンポジウムを丸森町と共催で開催しました。

 近年管内で問題となっているキクの矮化病の対策を推進するため,愛知県農業試験場より「キク矮化病の蔓延防止対策について」,宮城県農業・園芸総合研究所バイオテクノロジー開発部より「宮城県のキクにおけるウイロイドについて」,宮城県農業・園芸総合研究所園芸栽培部より「小ぎくの電照について」事例報告を頂き,活発な意見交換が行われました。特に,愛知県での試験事例については,興味深いものが多く,参加者からは有意義なシンポジウムであったとの意見が多く聞かれました。

 丸森地区花卉部会では,部会員の大半が出席し,早速終了後の部会講習会でキク矮化病(ウイロイド)対策を含めた栽培方法の見直しが行われました。

 普及センターでは,今後も菊類の生産性向上のための支援を継続していきます。

〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター 先進技術第二班 
     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

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県育成品種「サワールージュ」が収穫されました

2015年10月13日 13時26分00秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 10月1日~31日の期間限定でみやぎオリジナルりんご「サワールージュ」のスイーツ&グルメフェアが開催されています。仙台市内のホテル4件,洋菓子店3件で「サワールージュ」を使用したスイーツを提供しています。登米市内の生産者も「サワールージュ」収穫を無事終え,上記のキャンペーン協賛店への提供,直売所での販売が開始しています。真っ赤に色づいたスイーツにはぴったりで,酸味の強い当品種をぜひご賞味ください。
 キャンペーンの詳細については下記のURLをご参照ください。
 http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/noenkan/sour-rouge-cake.html
 普及センターでは今後も園芸品目の振興を図り,継続した地域づくり活動を支援してまいります。 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 
宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

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山元町産のいちじくジェラートと生食用いちじくが販売されています!

2015年10月09日 10時49分11秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 山元町では,震災からの復興の一助とするため新たな取り組みとして「いちじく」のブランド化を推進しており,普及センターでも,生産者への技術支援を行っています。いちじくは通常,甘露煮に加工して食べることが多いのですが,普及センターでは品種や収穫時期を検討して「生で美味しく食べられるいちじく」の生産を支援しています。
 特に,山元町の「やまうち農園」では,いちじくの栽培面積を年々拡大しており,品種も18品種ほどと,バラエティ豊かにいちじくを生産しています。
 「やまうち農園」の山内啓二氏は,生食用の完熟いちじくにこだわりを持ち,特有のねっとりとした食感と濃厚な甘味のあるいちじくの販売を心がけています。現在は,亘理町直売所である「おおくまふれあいセンター」や仙台市の「秋保ヴィレッジ」に出荷販売しています。
 また,今年の夏に,加工施設を整備し,甘露煮とセミドライを製造しています。甘露煮は糖度を変え,セミドライは乾燥水分を変えるなど,消費者ニーズに合わせた商品を検討していました。
 そこに,名取市のジェラート店「NATU-LINO(ナチュリノ)」から声がかかり,試作販売したところ消費者からも好評で,正式販売となりました。9月の大型連休には「NATU-LINO」は大盛況で,いちじくジェラートも好評でした。
 さらに,「秋保ヴィレッジ」での販売では,地元の方だけでなく秋保温泉を訪れる観光客の関心を集めています。
 完熟いちじくは,完熟で高品質である反面,傷みやすいことが難点です。そのため,商品の品質管理を徹底するため,加工や流通方法並びにパッケージデザインにもこだわっています。今後,「やまうち農園」を始めとして,山元町のいちじくブランドが高まるよう,普及センターでは,栽培支援のみならず商品開発支援も行っていきます。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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今年も「生食向けいちじく」普及宣伝・試食販売会を開催します

2015年10月09日 10時47分45秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 普及センターでは被災地域の復興に資するため,いちじくの生産や販売に関する支援活動に取り組んでいます。その一環として,平成27年10月10日(土)10時~おおくまふれあいセンター(亘理町逢隈)において「生食向けいちじく」の普及宣伝・試食販売会を昨年度に引き続き開催することになりました。
 昨年度の販売会に来ていただいた方からは「いちじくもこんなに種類があるんだ」,「えっ,生で食べるの?」などの声が聞かれ,参加した生産者は「これからの生産・販売に繋げることができそうだ」と手応えを感じ,中には新たに加工を始めた方もいます。
販売会当日には生食用を含む生のいちじくに加え,新たな?加工品の紹介もおこなう予定です。数量や種類は限定されますが,試食コーナーも設ける予定ですので,ぜひお立ち寄り下さい。
 普及センターでは,今後とも様々な機会をとらえて,生食及び加工向けいちじくの利用拡大を支援して参ります。
(写真は昨年度の試食品です)


<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
  TEL 0223-34-1141
  FAX 0223-34-1143

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先進農業体験学習の終了式が行われました

2015年10月08日 09時14分10秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 去る10月2日(金)に先進農業体験学習の終了式が行われました。
 先進農業体験学習は,農業大学校1年生の最も重要なカリキュラムの一つとして先進農家の元で約1ヶ月間の体験学習を行うものです。今年は,大河原管内で6名の学生が33日間体験学習を行い,全員が無事に終えることができました。
 終了式は,体験学習を受けた学生とその保護者,学生を受け入れた農家の計20名が参加しました。学生からは体験学習で学んだことや感想を,保護者からは受け入れ農家への謝辞や子供の成長を実感した感想を,そして受け入れ農家からは体験学習の内容や学生への期待することなどの発表がありました。





 終了式が終わった後も,しばらく受け入れ農家と学生や保護者が談笑するなど,受け入れ農家と学生の間に,今回限りではない繋がりができたように思われました。



 普及センターでは,今後も地域農業を支える担い手の確保・育成を支援してまいります。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第一班
       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

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秋保環境保全米プロジェクト稲刈り体験・新米試食会が開催されました

2015年10月08日 09時12分39秒 | 環境と調和した農業生産に取り組む経営体
 平成27年9月30日(水)に仙台市太白区秋保町馬場地区において,「秋保環境保全米プロジェクト」の取組の一環で,秋保産の環境保全米「清流育ち秋保米」の稲刈り体験・新米試食会が開催されました。この取り組みは,秋保地区の旅館・ホテルと生産者が連携し交流事業を展開することで同地区の活性化を図ることを目的に,平成21年度からスタートしたプロジェクトです。清流育ち秋保米は秋保地区のホテル・旅館の宿泊客に提供され,好評を得ています。
 当日は,プロジェクトの構成員である秋保温泉旅館組合,秋保環境保全米生産者,秋保地区活性化協議会,JA仙台,仙台市及び県の関係職員に加え,仙台市立馬場小学校の4・5年生の児童約20名が参加し,春に自らが手植えした水稲の稲刈り体験が行われました。
 参加した児童の一人は,「使い慣れていない稲刈り鎌に最初は苦戦しましたが,最後の方は楽しむことができました。」と話していました。稲刈り体験には,仙台・宮城観光PRキャラクターの『むすび丸』とJリーグベガルタ仙台のマスコットキャラクターの『ベガッ太』が駆けつけ,一緒に作業を行いました。
その後,秋保町森保集会所において新米試食会が行われ,今年の新米を味わいました。料理は秋保温泉旅館の料理人が調理したものと地元生産者提供の漬け物等が振る舞われ,実りの秋を堪能しました。
 普及センターでは今後とも環境保全型農業,地産地消,食育活動の支援を行っていきます。







〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.jp

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農業大学校の先進農業体験学習終了!

2015年10月06日 18時33分11秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
10月2日に登米合同庁舎にて,宮城県農業大学校生の先進農業体験学習終了式が開催されました。
 本体験学習は,学生が8月31日から33日間にわたって先進農家で研修を受けるものです。今回の終了式では登米管内の農家で研修を受けた学生5名及びその保護者の方と受け入れ先の農家の方が参加しました。
研修を終え,学生たちからは「貴重な経験だった」,「さらに続けて学びたい」などの言葉があり,充実した表情を浮かべていました。
 受け入れ農家の方からは「まじめに研修を受けていた」,「作業を任せられるくらいの安心感があった」などといった言葉を頂きました。
 また,感謝の意を込めて,10回目以上学生を受け入れていただいた農家の方に贈られる宮城県知事賞を1戸,農林水産部長賞を1戸,農業大学校長賞を1戸の農家にそれぞれ贈呈しました。
普及センターでは,今後も先進農家とともに農業大学校生の支援を続けていきます。





<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522

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本吉地区4Hクラブと岩手県気仙地方農村青年クラブの合同視察研修を開催しました。

2015年10月05日 12時00分11秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 気仙沼市と岩手県陸前高田市は隣接しており,震災後に新たな園芸施設が稼働するなど共通点も多くあります。
 陸前高田市の大規模園芸施設では,今年からいちごが栽培開始され,本吉地区4Hクラブのいちご生産者の関心も高まっていました。
 そこで,9月26日,震災後初めての本吉地区4Hクラブ連絡協議会と気仙地方農村青年クラブ連絡協議会との合同視察研修が開催されました。 視察研修では,ミニトマトのアイメック(フィルム農法),いちごのハンモック式高設栽培,出荷調製施設,津波被災から復旧したクラブ員のほ場を視察しました。
 視察終了後は,クラブ員同士で懇親会が開催され,営農の悩みや新規クラブ員の勧誘についてなど,クラブ員ならではの情報交換が行われました。他地区の栽培技術を学ぶとともに交流を深め,意義のある研修になったようです。

 普及センターは,今後も青年農業者の活動を支援していきます。

<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
0226-29-6044

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