宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

石巻4Hクラブが「みやぎまるごとフェスティバル」で直売を行いました

2015年10月21日 08時18分32秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 石巻地区4Hクラブ連絡協議会(会長:庄司正博,会員数:18名)では,消費者との交流活動として直売活動を積極的に行っており,今年度も10月17日(土)と18日(日)に仙台市で開催された「みやぎまるごとフェスティバル2015」の宮城県農村青少年クラブ連絡協議会ブースに出展し,野菜等の直売を行いました。
 今年は両日とも天候に恵まれ,17日は大崎地区4Hクラブと,18日は栗原地区4Hクラブと共同出展し,石巻地区からは両日ともきゅうりやトマト等を出品し,産地PRも行いながら,多数のお客様と交流を図りました。また,隣のブースでは宮城県農業大学校も農産物を販売していましたので,農業後継者の先輩としてのプライドを持ち,直売活動に励みました。
 石巻合庁での青空市(あおぞらいち)での直売活動は,今後も毎月1回程度行う予定なので,販売品目の充実に取り組んでいきます。
 普及センターでは関係機関と連携して,若手農業者や新規就農者等への支援を継続し,地域農業の復興に取り組んでいきます。


<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-1435  FAX:0225-95-2999

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第1回「地域の美味しい新商品コンテスト」開催しました!最優秀賞は・・・?

2015年10月20日 13時55分41秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 普及センターでは,女性農業者の農産物加工等の起業活動と付加価値の高い商品開発を支援するため,㈱ライフサポートわたり(亘理町の直売所「おおくまふれあいセンター」を運営)との共催により10月8日に,第1回「地域の美味しい新商品コンテスト」を開催しました。
 応募の対象は,亘理・山元地域に在住の女性農業者もしくは女性個人事業者で,さらにおおくまふれあいセンターに出品している方,及び今後出品に意欲的である方です。応募条件は,既存の商品とは異なり,新しい地域食材,加工方法(調味を含む),デザイン(容量・形状)である新商品であること,商品規格書を作成すること,食品表示等の法令に遵守することとしました。
 従来の商品は,ジャムや漬物など比較的,農業者が加工しやすいものがほとんどでしたが,今回は,消費者に「いいね!」と言ってもらえる商品を作ることを心がけ,商品コンセプトやターゲットを明確にすることとしました。
 初めての商品規格書やラベル作成に苦労した様子でしたが,当日は7人12商品の応募がありました。
 普及センターや㈱ライフサポートセンターのほかに,フードコーディネーターや消費者生活相談員の有識者による審査が行われ,試食のほかにパッケージやラベルのデザインなど,消費者の視点を取り入れた審査基準により評価しました。参加者は審査員に対して丁寧に商品を説明し,その特長をPRしました。
 審査の結果,第1回の最優秀賞には,亘理町清野容子さんの「野菜パウダーかぼちゃ・にんじん」が選ばれました。これまで直売所になかった新たな商品であることと,料理(惣菜や菓子など)での応用範囲が広い商品であることとして評価されました。また,優秀賞には,亘理町の日下純子さんの「赤ふさすぐりとアロエのフルーツソース」,山元町やまうち農園の「完熟いちじくのセミドライ」がそれぞれ選ばれました。どちらも,自家で栽培した農産物の素材を活かし,さらにパッケージデザインを工夫したところが評価されました。応募されたほかの商品についても賞を逃しものの,いずれも地域の特色ある素材を活用した魅力的な商品でした。
 参加者を対象にしたアンケートでは,「開発に至るまで苦労したものの,やって良かった」,「また次回も応募したい」との前向きなコメントが多くありました。
 今回,応募された商品は,今後,おおくまふれあいセンターで販売を予定しており,ラベルシールにより受賞をPRすることとしています。
 普及センターでは,今後も商品開発などをとおして女性農業者の起業活動を支援します。



<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

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成功事例から学ぶ!商品開発について

2015年10月20日 12時54分48秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 9月29日,農産物直売や農産物加工等の取組みを推進するため,亘理町農産加工推進協議会を対象に専門家の協力を得て研修会を開催しました。
 今回は,全3回のうちの2回目で,商品開発におけるコンセプトやパッケージデザインについて過去の開発事例を交えて研修しました。
 前回に引き続き有限会社シーポイントの落合順子先生に講師を務めていただき,協議会のうち6名が,アドバイスを受けました。落合先生からは,「商品コンセプトをしっかり決めてつくる」,「商品のストーリー(物語)をつくる」,「ターゲットを決めてつくる」などの商品開発のポイントについて,具体的な事例紹介を交えてアドバイスをいただきました。また,開発商品のアイデア出しのためには,「地域感や季節感を考慮しながら地域資源の中から活用できる資源を探す」ことや,バイヤー向け販売では,「仕様書や製造工程表の作成が大事」とのアドバイスを受けました。参加者は,現在開発中の商品に反映させようと,積極的に質問するなど,非常に有意義な研修となりました。
 研修は3回シリーズで,最終回は「魅せる商品デザイン」として10月に開催する予定です。



<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

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直売所「おおくまふれあいセンター」にていちじくの試食販売会が開催されました。

2015年10月20日 12時53分06秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 普及センターでは被災地域の復興に資するため,特色のあるいちじくの産地育成に取組んでおり,その一環として,10月10日に亘理町の直売所「おおくまふれあいセンター」において,生食用いちじくの試食販売会を開催しました。
 試食販売会では,在来種を始め,生食用品種の試食販売や,甘露煮とセミドライの加工品の販売を行いました。本来,甘露煮等に加工する在来種を,今回は完熟させて出荷し,生食でも利用できる糖度の高いいちじくとして試食提供しました。
 販売開始直後は,お客様の行列ができ,また,SNSで情報を知って訪れた方もいらっしゃいました。生食用いちじくを試食された多くのお客様は,「いちじくは甘露煮に加工するもの」という意識があったようですが,生でも食べられると知り,興味を持っていただいたようでした。
 加工品ではパックに詰めた甘露煮と,セミドライの乾燥いちじくを販売しました。これまで、甘露煮としては販売していましたが、セミドライは初めての販売となったことから,実際に商品を手に取り興味を示すお客様の姿が見られました。
 生食用及び加工用のいちじく(11月まで)と甘露煮等の加工品は「おおくまふれあいセンター」販売しています。是非,旬のこの時期に,立ち寄っていちじくの魅力に触れていただきたいです。
 普及センターでは,今後とも様々な機会をとらえて,生食及び加工向けいちじくの利用拡大を支援します。



<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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栗原4Hクラブ「ササニシキプロジェクト」稲刈交流

2015年10月16日 17時14分58秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 10月5日(月)に,栗原市若柳で,栗原4Hクラブ「ササニシキプロジェクト」の稲刈り交流会を行いました。
 今年5月に実施した田植え体験に続き,仙台市の消費者が晴天のもと,コンバインに乗って収穫作業を体験しました。昼食は,栗原4Hクラブ会長の大場孝太さんのお宅で,新米のおにぎりと,漬け物,特産のレンコン料理をいただきました。
 午後は,大場さんのレンコンほ場でレンコン掘り体験も行いました。防水着を着用し,ポンプの水圧で泥の中からレンコンを掘り出します。皆,初めての経験で泥と格闘しながら,掘り取ったレンコンを手に,収穫を喜んでいました。
 参加者から「今日刈り取ったササニシキの試食会を仙台で開催してほしい」との声があり,ササニシキの輪が広がる機運をみせております。
 普及センターでは,今後もササニシキプロジェクトなど栗原4Hクラブの活動を支援していきます。



宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班 
TEL:0228-22-9437
FAX:0228-22-6144

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秋まきキャベツの現地検討会を行いました

2015年10月16日 17時12分08秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
平成27年10月6日,JAいしのまき 加工業務用野菜生産部会主催による秋まきキャベツの現地検討会が行われました。当日は関係機関含め10名が参加し,6組織の生産ほ場を巡回しました。全生産ほ場は約3haで,石巻市桃生地区から東松島市鳴瀬地区まで広域に渡っており,半日を掛けての巡回となりました。

現在生育しているのは,8月中旬から9月上旬に定植したキャベツです。今年は,お盆以降の曇天・降雨の影響で,生育が遅れているほ場が多く見られました。一部病害虫の発生もありました。

生育の改善を図るため,葉面散布や農薬散布を行うよう,関係機関で声がけしました。生産者は同意しながら,収穫に向け生育後半の管理作業を確認していました。

当部会のキャベツは,10月下旬~11月上旬から出荷予定です。普及センターでは,引き続き収量・品質の向上に向け支援していきます。


<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第2班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

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ほうれんそうの出荷査定会・検討会が行われました

2015年10月16日 17時00分03秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
平成27年10月2日,JAいしのまき 石巻ホーレン草生産組合主催によるほうれんそう出荷査定会・検討会が行われました。

出荷査定会では,組合員一名が当日出荷したほうれんそうについて,参加者全員で査定しました。査定したほうれんそうは,出荷規格がきちんと遵守されており,他の組合員にとって,出荷規格の遵守に関する意識の再啓発になったようです。

検討会では,市場関係者から価格動向についての情報提供や,JA担当から販売実績の報告がありました。普及センターでは,前年発生が目立ったほうれんそうのべと病について,防除指導を行いました。気温が低下していくこれからの時期は,べと病の発生が助長されるので,早期防除に努めるよう,組合員同士の意識を統一しました。

冬のほうれんそうは肉厚で,うまみや甘みが増加します。ほうれんそうの濃厚な味わいを感じられるこれからの季節に,石巻産のほうれんそうを是非味わって下さい。


<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第2班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

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露地野菜の生産振興に向けて啓発資料を作成しました

2015年10月16日 11時21分09秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 登米農業改良普及センターでは,登米市,JAみやぎ登米とともに,露地野菜の生産振興に向けた啓発資料「野菜生産に取り組んでみませんか」を作成しました。
 これは,水田フル活用による麦・大豆・地域作物等の魅力ある産地づくりが求められていることを背景に,改めて野菜産地の育成を推進するべく新規生産者確保を目的に,認定農業者・農業法人向けに作成したものです。
 資料では,土地利用型作物と比較的作業競合が起こらない品目,農業機械等の導入に活用可能な市・JA・県の補助事業および産地交付金,露地栽培でポイントとなる排水対策などを紹介しています。
作成した資料は,市各総合支所,JA各営農経済センターに配布(約300部)されるとともに,市内認定農業者約900名に郵送で送付されました。
普及センターでは,市・JAと連携しながら,新規生産者等への技術支援を継続的に実施するとともに,資料については,新たな品目の追加,補助事業の追加・修正等を行い,次年度に向け改訂版を作成する予定としています。

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女性農業者組織が連携して食育活動をおこないました

2015年10月15日 15時51分59秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 平成27年10月4日(日),石巻市遊楽館を会場に第4回石巻市民食育健康フェスティバルが開催され,普及センターが支援を行っている女性組織2団体が参加,地域の食材を使った季節料理の試食提供とレシピの紹介を行いました。
 今年は,毎年参加している石巻地域生活研究グループ連絡協議会と一緒に,石巻地域若手女性農業者組織ベジ☆Hope(ベジ ホープ)も参加し,賑やかな活動となりました。
 『お母さんとママが教える石巻の食材と食べ方』をテーマに,生活研究グループは蒸しホヤやきゅうりの佃煮等を提供,一方,ベジ☆Hopeは2日前に会員が一緒に作り準備を行った,さんまのだんだん漬けと新米3種の食べ比べを提供し,集まったお客様に喜んでいただくことができました。
 若手女性の参加に生活研究グループ員からは歓迎する言葉が聞かれたほか,ベジ☆Hope会員からは,忙しい中の準備だったが,お客様に喜んでもらえて参加して良かったとの声が聞かれました。
 普及センターでは,今後も地域で活躍する女性農業者の活動を支援して参ります。



 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第2班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

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気仙沼市 波路上農用地利用改善組合設立

2015年10月15日 13時10分59秒 | 地域農業の構造改革に向けた取組支援
気仙沼市では、東日本大震災の津波で被災した農地の復旧を行っています。波路上(はじかみ)地区の杉の下工区では約20haの圃場整備を進めており29年春からの営農再開に向け準備を進めています。
この農地の有効利用に向けた話し合いを行う場として、10月4日に階上(はしかみ)中学校を会場に地権者組織である波路上地区農用地利用改善組合の設立総会が行われ、満場一致で設立が承認されました。組合長には芳賀源太郎氏が選出され、「今年の3月に発足した波路上営農組合を中心に、ねぎの栽培にも取り組み新たな農業を展開したい。」と就任のあいさつの中で抱負を語っていました。
本吉農業改良普及センターでは、震災復旧に向け地域農業の取り組みを今後とも支援していきます。


<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター
    地域農業班
 〒988-0341 
宮城県気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
       電話 0226-29-6044

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