2012年のザグレブ~ローマの自転車旅行、雨のラティコーサ峠越えでリコーのCX-3をダメにし、ローマ寸前で予備機のイクシリムのレンズもダメにしてしまった。
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イクシリムの方はその後何とか分解修理できたが、私の力ではCX-3は直せずオシャカとなった。で自転車旅行用に買ったのがオリンパスのタフカメラ、TG-615.
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レンズのズーム機構がボディーに内蔵されていて、レンズの伸胴機構がなく、一応防塵、防水である。この間、かなり乱暴に扱って、道路上に落としたことも十数回に及ぶも、さすがに”タフカメラ”と自称するだけのことがあり、故障しらずだった。所が最近、電池の消耗が激しく、数枚写真を撮ると不動作になってしまっていた。少し膨れ始めた電池が原因かもと思い、新品電池も購入したが、症状は改善せず。先日はついに1枚撮影しただけで、ストライキ。
老眼の為、カメラ修理は得意ではないが、ダメ元でやりましょう。
タフカメラらしくする為?に使われている、1.5mmの六角穴付きボルトを外して。
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1mmの小ネジを外して、上下カバー、次に横カバを外す。
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製造されたのは、2011-10/14らしい。
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レンズカバーを動かしてみると動きが悪い。カバーにはわずかな汚れ。よく見ると、裏側が果汁?でベットリ汚れていて、動きを阻害しているようだ。
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綺麗に拭き上げて、他の部分の塵、埃もふき取り慎重に再組立てする。
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動作確認してみると、今までのような電池異常消耗は無し、フラッシュをたいて、何枚も撮れるようになった。うまいこと直った!ようだ。
スマホのカメラの進歩に伴い、一般には撮像素子がCCDのコンデジなど使わないのだろうが、自転車に乗っていて写真を撮るのに片手操作のコンデジは必須。このまま使い続けられればありがたい。