逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



イーグルスのホテルカリフォルニアのアルバム最後の意味深な曲、Last Resort の冒頭に
 ♪ She came from Providence, the one in Rhode Island.  ♬
 ♪ Where the old world shadows hang heavy in the air. ♬
と言う歌詞があり、全米で一番小さい州のRIに行って見たいと思っていた。
泊まったニューポートのあるロードス島(Rohde Island)?から本土に渡る橋。


観光案内に良い景色だと書かれていたのでコルト州立公園に寄ったのだが、朝霧の影響で遠くまで見通せない、残念。


プロビデンスと言えば、日本ではあまり有名ではないが、アイビーリーグのブラウン大学(国谷さんが卒業した大学)。


卒業式も終わり、週末かつ学期末休みのキャンパスは人もまばらで生協は開いていない。文化人類学博物館が開いていたので、眺め、中庭で日光浴。


ブラウン大学を出て、2ブロックほど走った所で、車窓を見ると、何かやっている雰囲気の館が有ったので、車を降りてみる。これが大当たり、ブラウン大学の名の元になったブラウン一族のマンションが、年に一度の無料公開日だ。


階段を上がり、



奴隷貿易や中国貿易で財をなしたブラウン家のダイニングの陶器類。


寝室。



窓の外を眺めると、庭に人だかりが。


300年前の衣装をまとってクリケットの原型に興じる女性。


お茶の後ではボーリングと言うか、ペンタクというかをやっている。


写真のお婆さんは年に一度のこの日の為に、ミシンを使わず手縫いで衣装を作り、遠くNYから参加したのだとか。
昔の子供用遊び道具を展示していたので、米国式けん玉?に挑戦。痛い脚をかばったのが良かったか、2回目で成功。


と、散々 ♬Where the old world shadows hang heavy in the air ♪  を楽しみました。
時間も押してきました、ロードアイランド州議会を遠くから眺めて、次の目的地に向かいましょう。


100kmほど走って、ミスティックシーポートへ。ミスティックの港に残る建物にさらにその当時の建物を移築してテーマパーク化した施設。週末なので家族連れが多い。

ニューイングランドと言えば捕鯨船。動態保存されている184年に建造された捕鯨船チャールズ・モーガン号。


ただ、脚が痛いので、先ずは休んでサンドイッチとサラダで昼食。


船鍛冶場でハンマーを振るう女性。


帆船と言えば、ロープは必需品。その昔のロープ工場がそのまま残っていた。何十本の紐をより合わせ、向こう側に引っ張っていく仕組み。


1時間に一本の観光船が出て行ってしまった。


と眺めていたら、湾の入り口の跳ね上げ可動橋が開き、ヨットなどが入港してくる。


元の場所に戻ってくれば、さっきまで広がっていたモーガン号の帆を声を合わせながら、たたんでいる。


また100km走ってニューヘブンへ。まずモーテルにチェックインして、まだ日が長いので、今日2つ目のアイビーリーグ、イェール大学へ。
ビジネススクールは列柱はあるものの、ガラスと鉄の超近代的な校舎。


リベラルアーツ系の本部校舎はイギリス風。


どういう経緯かは知らないが、Bフランクリンカレッジはイェール大学の一部門らしい。中庭でフランクリンと一緒に。


ニューヘブンの町から、モーテルに戻るのに、高速分岐のレーンチェンジが間に合わず、行き過ぎ2回。暗くなった中、宿に戻る。途中の米国の平均的と思われるレストランに飛び込み、ジャンバラヤとチキンパイで夕食。しかし、量が半端なかった。



天気も良いし、260km走って、New England のOld Worldをたっぷり観光した一日。

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