昨日、ウッドストックフェスティバル会場へ向かう途中、岩に乗り上げてオイルパンを割ってしまった現代エラントラはオーバニーに引き取られていったので、今朝は代わりの車を確保しなければならない。朝食を早めに済ませ、7時に人生初のウーバーを呼び、ハーツの営業所が開く7:30少し前にkingstonのハーツに到着。開門と同時にたった一人の営業所員を捕まえ、昨日の顛末を説明し、代車の依頼をする。
「洗車と掃除が終わってないが、車は有るよ!」とのこと。良かった! で、淡々と手続きを進め、内部の掃除だけしてもらって、車を受け取れることになった。(でも、その間に、来客一人、そして、電話でのレンタル申し込みもありで、あさイチ行動は正解!!)
借りられたのは、KIAのSoulというエラントラより少し小さい車だが、文句は言うまい。
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ハドソン川を渡って、フランクリン・D・ルーズベルト邸/ミュージアムへ。
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まずは、ミュージアムでFDRの業績をたどっていきましょう。朝一番だったので、80歳くらいのボランティアーのおじさん(名前を忘れてしまった)に45分ずっと説明してもらう。
大統領で3頭文字で呼ばれるのは、FDR、JFK、LBJ位か? それほど有名なFDRだが、このミュージアムはFDRを崇拝の対象とするのではなく、彼の業績の良い面も悪い面も公平に展示することだとおっしゃる。
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幼少期に小児麻痺をわずらわったFDR。車椅子が手放せなかったらしい。
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FDRの有名な三期目の演説、4つの自由に基づく、ノーマンロックウェルのイラストがここにもありました。
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ただ、New Deal 政策にも関わらず、雇用や景気が回復したのは、第二次大戦のせいだったのかもしれない。
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FDRの負の側面として、大統領令9066号による日系人強制収容も展示されていた。
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で、ボランティアのおじさんに、FDRは日本の真珠湾攻撃を知っていたのではないか?米国民が欧州での戦いに参加することに躊躇しているムードを変える為に、奇襲を許したのでは?と癖玉を投げてみた。いや、そんなことはあり得ない、それは単なる陰謀説、FDRは海軍を愛しており、知っていればアリゾナをはじめとする戦闘艦が沈められるのを避ける行動をとったはずだ。との返答。まあ、私もFDRが日本の攻撃を知っていたとしても、真珠湾の事態は想像しなかったろうと思うのだが。
あ、でも、ここで、FDRの弁護を。展示を見るまで知らなかったがFDRの妻で代理演説者、エレノアがヒラリバーの強制収容所を訪問しているんですね。
続いて、FDR邸を見学。
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邸宅の脇には、夫妻のお墓。
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続いて、お隣にあるバンダービルド邸へ。ここは30年前にチラッと見たことがあるし、この次、ロックフェラー邸を予定していたので、ドライブスルーする。
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で1時間半ほどドライブして、ロックフェラー邸カイカットへ。だが、しかし、今日は公開日ではないとのこと。せっかく来たのに、週4日しか開放していないんだ。
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NYはもうすぐそこなのだが、車でNYに行くのは、キチガイざた。ハドソン川を又わたって、ニュージャージ側へ。
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小学生の頃の私のヒーロー、トーマス・エジソンの研究所と発明工場をオレンジに訪ねた。
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記念撮影をして。
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当時のままに保存されている、エジソンの執務室へ。
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この、アイディアや書きかけのメモ、素材、、、、が詰まった、この机で数々の発明がなされたんだ。
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事務所の隣には、何でも要求のものを作ってしまう、工作室。電気モーターができたばかりなので、1台のモーターからベルト駆動で多数の工作機械を回している。
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この他にも、化学実験室とか、エジソンを支えた付帯設備がすごい。
そしてもちろん、発明品の数々。タイプの違う試作電球。
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電気アイロン。東芝マークの基になったTの伸びた文字。
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そして、蝋管蓄音機。再生を実演してもらったが、電気なしで、力学的増幅のみで、ここまで大きな音が出たことに驚かされた。
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丘の上のエジソンの家にも行きたかったのだが、ここも現在改修中で見学できず。時間も押してきたので、高校生の頃の憧れ、アインシュタインが研究をしていた、プリンストン大学へ。
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他のアイビーリーグの大学と異なり、中心になる大きな塔のある建物が見つからない。ただ、広大な敷地の周辺部分に、多くの趣味の良い、邸宅が並んでいる。多分こう言った所にアインシュタインだとか、かの村上春樹がVisiting Scholar として住んでいたのかしら?
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昨日見られなかった所も訪れたので、今日も300数十km走ることになった。
走ったのはこんな道。
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