9/14㈭、観光船に乗る為、朝早くあの丘の上のホテルKIKI知床を出る。
ウトロに来たら海から知床を見る観光船に乗らねばならない。されど一年前のカズワンの事故を思い出すと足がすくむ。で出した結論は一番大きな船に乗ること。冬場には流氷観光に使われるオーロラ号なら沈むことはないでしょう。
昨日見たフレペの滝を海側から眺める。
天気予報は雨なれど、何とか知床5山が見えるくらいに雲が後退してくれた、ありがたい。
今日の目的地?カムイワッカの滝。昨日天気が良ければ、車で上流の温泉の流れる、本当のカムイワッカの滝まで行けたのかもしれないが、まあ観光船から下部の滝を見られたので良しとしましょう。
帰港途中、船員が盛んに海岸線を双眼鏡で監視している。その内に、ヒグマが居た!との声。どこどこと眺めるも、私には視認できず。(左側の石ころの辺りらしい)
と、何とか最悪の天候にならなかった1時間半の観光船を楽しんでウトロの町を後にした。トンネルをくぐり、すぐ横のオシンコシンの滝へと向かう。
けっこう雄大な滝、近くで見ると、扇状に広がった滝が美しい。
知床半島を離れ、北海道の広い原野を走る。天に続く道、地平線まで28km続いている直線道路。
2日前、川湯温泉駅併設の食堂に振られたので、止別駅の食堂、えきばしゃで昼食。チョットハズレだったか?
気を取り直して、次の観光スポット、網走刑務所を目指す。カーナビ、Gマップに網走刑務所と入力して降り始めた雨の中を走った。40数年前、網走番外地が有名だった頃、刑務所の入口で写真が撮れた記憶があったからだ。激しく降り始めた雨の中、カーナビの示すまま走っていくと、なんだか雰囲気が違う、辺りを車でグルグルしていたら、拳銃も持っている警察官が飛んできた。んん?何かマズイことしたかな?と思ったら、かっての網走刑務所の建物は別の場所に移築され博物館網走監獄と言う名の観光地になっているとのこと。一応、そちらにも行って見たが、激しい雨もあり、チラ見のみで入場せず。(雨中で写真無し)
網走を離れると、雨も小降りになり、車窓には雄大な農地が広がる。
これで止んでくれるかと思ったが、残念ながらまた激しい雨。サロマ湖のワッカ原生花園は花もほとんど咲いておらず、ネイチャーセンターで雨宿りして、外を眺めるのみ。
9/14の目玉である知床観光船を含む午前中は雨も降らず観光ができたが、午後は残念ながら雨の中、まあ、長旅の内にはこんなこともある。雨の中、温根湯の大江屋さんまでは、走ったのはこんなコース。