過去1週間、物置きの庇や切妻をDIYで補強してきたのは、屋根をガルバリウム鋼板でオーバーレイ/重ね葺きしてもらう工事の前に、屋根の補強をやり終えておきたかったから。
建ててから70年、屋根は途中で私が何回かペンキ塗りをしたとは言え、最後にペンキを塗ったのは15年前。雨漏りはまだないが、錆びだらけだ。
今日、板金屋さんが3人入り、費用の押さえられるカバーアップ工法で屋根を葺き直してもらった。まずは縁部分の金具取付け。
続いて裏に接着剤付のアスファルト防水紙を屋根一面に貼り付ける。
そうこうするうちに、長尺のガルバ鋼板屋根材が届く。
このガルバ鋼板を防水紙の上に置き、垂木の入っている位置を目掛けて65mmの長いコースレッドを使ってバンバン止めていく。
西側が終わったら東側も施工。最後に主棟部分に角材を固定し、さらにその上にガルバのキャップを被せ固定して、屋根カバーアップ工事は終わり。
築70年の物置も、①床の敷き直し、②内側から防湿紙張り、③棚の新設、④6本の斜め筋交いによる耐震強化、⑤庇の補強支柱、⑥屋根のガルバ鋼板での重ね葺きと一連の工事で、後30年は持たせられそうな構造となった。