逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



2021年4月にトルクセンサー付き、日本の法規に適合させることができる電動アシスト化ユニットTongshen TSDZ2 をグレートジャーニーに取付け、E-Bike生活を楽しんでいる。最初の1年では4000kmも走ったが、2年2ヶ月経ってようやく走行距離が7,000kmを越えることができた。

この間、エレメカのトラブルが全く起きていない。購入時には覚悟していたC国製ユニットにつきものの不具合/不都合が全く無かったことは特筆すべきで、これは大いに褒めてあげよう。


私は次に遠出することも考え、少し走った後でも電池をフル充電するようにしているので、充電回数は140回ほどと多くなっているが、今の所、性能低下の兆しは見られず、購入時と同じ、フル充電で電圧41.6~41.7V(4群10セル直列なので、単セル当たり4.17V)をキープしている。
但し、C国製の電池に全幅の信頼を寄せるのは危険なので、今も充電するのは屋外で、電池を金属箱の中に入れ、充電時間をタイマーで数時間に制限し、注意して充電している。



TSDZ2を巡って、最近の情報では、Tongshengが特許争いでBafangに負け、TSDZ2がアマゾンやAliexpressで入手しにくくなっているらしい。製品の出来としてはBafangよりもTongshengの方が自然なアシスト感が得られるトルクセンサー方式で、技術的にも優れているし、日本の法規にも適合させやすいのに、残念なことだ。

以下ウェブ記事引用: September 2021: Bafang has sued Tongsheng for patent infringement. Bafang has won this lawsuit, therefore the Tongsheng TSDZ2 officially can’t be sold on big platforms like Aliexpress and Amazon anymore. Because of this, it can be hard to find sellers of the Tongsheng TSDZ2 on these platforms. Sellers on Aliexpress and Amazon now don’t use the official name anymore to avoid getting their listings removed by the platforms.

また、日本の法規適合に関して、読者から質問があり調べた所、TSDZ2は日本モードで法定のアシスト速度24km/h以下とする設定ができるのだが、法規には「改造することが容易でない構造であること」という所で引っかかり、きちんと日本の規制値に入るように設定して乗っていても、機材自身は違法というグレーゾーンにあるのが悩ましいところだ。

とは言え、それなりの自転車整備に関する知識や工具を持ち、チャレンジ精神旺盛な方には、何とか愛用の自転車のe-Bike化にチャレンジしてほしいとも思う。既に私のブログを見て挑戦された方が何名か居るし、製品化されたe-Bikeの数分の一の値段で、自分好みの電動アシストスポーツバイクを手に入れられるのだから。


------------------------------------------------
  e-Bike化を考えている方へのご参考
------------------------------------------------

① e-Bike化キットのTongsheng TSDZ2 を選んだ理由とデーター概要

② ドライブモーターの取付け

③ コントロールユニット、センサー、スイッチの取付と配線

④ e-Bike化一年後、走行4000km時のインプレッション、感想他

⑤ 友人のトレックカーボンバイク電動化の記事


 



コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )


« 雨の日はミシ... 夏の扇風機用... »
 
コメント
 
 
 
おかげさまで完成しました。 (kumagorou2004)
2023-06-25 21:10:51
以前にコメントさせて頂いたkumagorouです。
先週TSDZ2付ロードバイクが完了しました。アリエクでの購入から始まっていろいろあり、一人でやっていたら早々にギブアップしていたと思いますが、いろんな方のHPを参考に完成させることができました。
多くのHPは教科書的な内容だけで終わってしまうスマートすぎる例が多いのですが、こちらのHPは苦労した点、実戦的な対策方法を開示してくださり、本当に参考になりました。
66歳の私のジジチャリは、WiggleのBrand-XのRD-01ベースのロードバイクです。やはりボトムブラケット下のシフトワイヤーで苦労しましたが、ケーブルガイド及び取付ネジの高さを4.5㎜までヤスリ加工したところ、TSDZ2を取り付ける事が出来ました。
このジジチャリの、性能とコスパには30歳の長男も興味津々です。
 
 
 
やりましたねぇ (Sam Momonger)
2023-06-27 20:09:11
熊五郎さん、

やりましたねぇ。ブログにはなかなか書けないこと(欧州モード他)もあるのですが、自己責任で楽しめば、これほど楽しい電動アシストはないと思います。20年前はセンチュリーや獲得標高2000mなんて平気でこなせていたのが、今や普通のロードではその半分+αが限界なのに、TSDZ2のおかげで、20年前と同じ感動が味わえています。
楽しんでください。
 
 
 
あ、それから、写真があれば、下さい (Sam Momonger)
2023-06-28 20:57:41
熊五郎さん、

厚かましいので、お願いできればですが、、、

もしも、貴方のTSDZ2取付のRD-01の写真を私のブログに載せてもよろしいのなら、写真を送っていただけませんでしょうか?
送付先は smomoseアットマークyahoo.co.jp です。
アットマークの所を@に変えてです。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。