そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

私を励ましてくれる言葉

2007年12月01日 | ポエム&好きな言葉
新聞を読んでいたら、マザーテレサのこんな言葉が目に止まりました。

大切なのは、どれだけたくさんのことをしたかではなく、どれだけ心を込めたか

「心を込めてする」と言葉で言うのは簡単ですが、わが身を振り返ってみると恥ずかしいことだらけ。

たくさんのことを心を込めて行われたマザーテレサの言葉ゆえに、気持ちをゆさぶられました。


また数年前に、こんな話も読んだことが有ります。

シスターの渡辺和子さんが、まだ修行中の頃、修道院の食堂でたくさんの食器を並べていました。
そこに通りがかられた修道女の方が
「いま何を考えていましたか?」
とたずねます。

渡辺さんが「別に何も」と答えると、
「一つのことをしているときは、祈りと心を込めなければいけません。
お皿の一枚にも、ここにお座りになる方がお幸せでありますように」と祈りながら置くようになさってね」
とおっしゃられたそうです。

自分の仕事のうちで、たくさんの食器を並べることなど、雑用といってもいいでしょう。
けれど、祈りを込めながら行うことで、それは「雑用」ではなく、大切な仕事となります。

修道院の生活ですから、われわれの日常とは違うよと言ってしまえばそれまでです。
家族の幸せを祈らぬ人は無いでしょうが、見知らぬ人にさえ幸せを祈るということ、私にはとても大切なことに思えるのです。

世界中の人が、これが実行できたら戦争もなくなるのではないでしょうか?

このことは、それを読んだ日から、私の忘れられない言葉になりました。

そして、先ほど書いたマザーテレサの言葉が、また一つ、心のポケットに収まって私を励ましてくれています。



          

写真の落ち葉はサクラです。
このサクラ、名前を「ベニユタカ」といいます。
まるでさつま芋みたいだなあと、初めて名札を見たときに親近感を覚えました

コメント (5)
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