そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

あぁ、、、、でも、良かった!

2009年03月09日 | 本の紹介・その他いろいろ
この絵本は、絵本という名のとおり、文字は一つも出てきません。

本を開くと、

犬が、走る車の窓から外に放り出される絵が目に飛び込んできます。

つまり、車の窓から犬が捨てられるのです。

捨てられた犬は、車の後を追います。
でも遠ざかっていく車・・・

一人ぼっちで 
野を、街を、渚を さまよいつづけて・・・・・


どれほどの時間が流れたのでしょう

ある時、一人の少年と出会い
見つめあい
犬は少年に身を寄せる

そこで絵は終わっています。


一匹と一人にとって
きっと
ひさしぶりに訪れた
自分以外の生き物のあたたかさを感じる一瞬だったに、ちがいありません。



こんな物語が、白い紙にデッサンのように描かれています。

この本を見たとき、あまりの物語に言葉を失いました。
飼い犬を、車の窓から放り投げて捨て去るなんて!!


~~~~~~~~~~~~~~~~~~

そして昨日のこと。

web上の朝日新聞である[asahi.com]を見ていた息子が「お母さん、犬が!!」と私を呼びました。

可愛い子犬の写真が載っていて、その子は大きな道路を走る車の窓から、中央分離帯に放り出されたというのです、、、、、、


幸いに、目撃者がいてすぐに助け出されたようですが、やはり大怪我をしていたそうです。
その後どうなったのか?
こちらをご覧下さい。
助け出された子犬は・・・
もしうまく動画が出ないときは   

ラッキーだったね「ラッキー君」  

という文字で検索してみてくださいね。


この子犬、きっともともとの飼い主の所にいるよりも、もっと幸せな人生(犬生?)を生きていけるに違いありません。
それが、せめてもの救いでした。

コメント (12)
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