そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

天使の羽根

2009年03月12日 | 鯛のタイ・耳石・鯛の九つ道具
   遠い北の海から
   私のもとへと 
   はるばるとやってきた
   大きな魚

   その体の中に宿った
   小さな骨 ふたつ

   うすうすと 儚げにみえて
   けれど
   この骨の持ち主が
   荒波をかいくぐって生きるために
   欠くことの出来ない骨だった

   ふたつ並べると
   まるで天使の羽根のようだと
   ほめてくれる人がいるよ!
   

   持ち主の体は消え去っても
   私がだいじにしまっておくからね

   
   天使の羽根のようだと言ってくれた
   心やさしい人たちに
   幸せを運んでくれますように・・・・

   
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マダラ(真鱈)の「鯛の鯛」

2009年03月11日 | 鯛のタイ・耳石・鯛の九つ道具
まず、これは北海道、噴火湾産のマダラの鯛ノ鯛です。

丸ごと一匹、ブログのお友達のWisdom96さんがクール宅急便で送ってくださったのです!

大きかったです!!

約45センチくらいもありました。

私は小さな出刃包丁しか持っていないので、ちょっと苦労しましたが、無事に骨のある部分を採ることが出来て、ホッと一息。

タラは切り身でしか買うことが出来ないので、「鯛の鯛」は諦めていましたが、大事に取り出して、熱湯で洗い、台所洗剤液に一晩付けて、出来上がったのがこれです。

持ち主の大きさに比べて、この骨は思ったより小さいです。
青いひとマスは5ミリ四方なので、4,5センチくらいですね。

大西彬氏の『鯛のタイ』に載っている写真そのまま、とてもうれしかったです!!



それから何日かして、天然マダイの酒干しなるものをゲット。
今さらなので、今回は擬鎖骨にくっついたままの写真を写してみました。

まるで、置物のようでなかなか面白いでしょう?

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「他のお魚の骨は、どんな形?」」という方はこちらへどうぞ
他に貝殻の写真も載っていますが、今までにUPした「鯛のタイ」を見ていただけます。

「鯛のタイって?」
「私も取り出してみたい!」という方はこちらへ


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あぁ、、、、でも、良かった!

2009年03月09日 | 本の紹介・その他いろいろ
この絵本は、絵本という名のとおり、文字は一つも出てきません。

本を開くと、

犬が、走る車の窓から外に放り出される絵が目に飛び込んできます。

つまり、車の窓から犬が捨てられるのです。

捨てられた犬は、車の後を追います。
でも遠ざかっていく車・・・

一人ぼっちで 
野を、街を、渚を さまよいつづけて・・・・・


どれほどの時間が流れたのでしょう

ある時、一人の少年と出会い
見つめあい
犬は少年に身を寄せる

そこで絵は終わっています。


一匹と一人にとって
きっと
ひさしぶりに訪れた
自分以外の生き物のあたたかさを感じる一瞬だったに、ちがいありません。



こんな物語が、白い紙にデッサンのように描かれています。

この本を見たとき、あまりの物語に言葉を失いました。
飼い犬を、車の窓から放り投げて捨て去るなんて!!


~~~~~~~~~~~~~~~~~~

そして昨日のこと。

web上の朝日新聞である[asahi.com]を見ていた息子が「お母さん、犬が!!」と私を呼びました。

可愛い子犬の写真が載っていて、その子は大きな道路を走る車の窓から、中央分離帯に放り出されたというのです、、、、、、


幸いに、目撃者がいてすぐに助け出されたようですが、やはり大怪我をしていたそうです。
その後どうなったのか?
こちらをご覧下さい。
助け出された子犬は・・・
もしうまく動画が出ないときは   

ラッキーだったね「ラッキー君」  

という文字で検索してみてくださいね。


この子犬、きっともともとの飼い主の所にいるよりも、もっと幸せな人生(犬生?)を生きていけるに違いありません。
それが、せめてもの救いでした。

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雨の中で見つけたもの

2009年03月06日 | 3~5月の草木
今年も、他のサクラに先駆けて、はや満開になりました。

まだ、梅と思い込んでいた頃のこと。
たまたま近くまで行ったので、しげしげと眺めて見たことがありました。
すると・・・なんとまあ、サクラだったのです

なぜ解ったかというと、花びらの形です。
梅は丸いような花びらですが、サクラは切れ込みがありますよね。

これはウメです。

ね、明らかに違うでしょう?

その後で、近所の友人が「あれはサクランボがなるのよ」と教えてくれました。
うかつにも、私は知らなかったのです。

その年の初夏、期待して待っていると赤い実が・・・

植えっぱなしで肥料も与えていないので、美味しくはなかったですが、サクランボの味がしました

調べてみたらセイヨウミザクラという種類、またはその仲間のようですね。


      

さてさて、サクラの下には、他の木の色んな枯れ葉が飛んできて落ちています。

こんなのがありました!

テントを張っているようで、面白かったです。
中に何かいないかと、のぞき込んでみましたが、まだ寒いので何も生き物はいませんでした。
ちょっと残念。。。


帰り道、浅い水たまりが出来ていて、木の枝から滴が落ちている所がありました。

先日の水道の滴を思い出して、水滴の跳ねる所が写せないか、ちょっと挑戦してみました。

かなり暗い所だったので、フラッシュを強制発光させて、とにかくどんどん写してみました。

斜めになってしまって不安定な画像ですが、一枚だけ写ったのがこれです。
深そうに見えますが、1センチもないような水たまりなんですよ。

これなら、もっと本格的にがんばれば面白い一瞬が写るかも???
コンデジでどこまで写るか?

雨の日の楽しみが一つ、ふえました♪



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凍雨

2009年03月04日 | 水滴・凍露
昼前、パソコンのキーボードからふと目を上げると、窓の外に白いものがふわふわと舞っていました。

雪・・・そう、儚い春の淡雪です。

積もりもせず、いつか雨が混じり始めました。

表に出てみました。
まだ氷の粒は落ちているらしく、傘を広げるとパリパリという音がしています。

もしかすると凍雨(とうう)かもしれません!

さっそくカメラを取り出し、マフラーで受けて写してみました。
それが上の写真です。

やっぱり!
まだ少し雪の結晶の面影が残っていますね。


こんなのも落ちてきました。

ちいさなトゲのようなのが出ているのも、きっと雪の名残でしょう。


< 菜の花も土筆もふるえる春の雪 >

< 冴え返る 雛(ひいな)の夜は客もなく >
(この句は、昔に私の娘の初節句に父が詠んだ「初雛の夜は雨となり客もなし」が元になっています)



実はこれを「凍雨」と読んでいいのかどうか迷っていました。
迷いながら訪問した、気象予報士わぴちゃんのブログに、ちょうど凍雨のことが記事になっていました。
それを拝見して、私もUPしようと思ったのです。

もっときれいな写真がたくさん載っていますので、ぜひご覧下さい。
あおぞらめいと


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♪今日はうれしい ひな祭り♪

2009年03月03日 | 本の紹介・その他いろいろ

昨日まで箱に入ったままで飾っていたお菓子も、今日は懐紙に載せて・・・

甘いのがお好きな方は、どうぞおつまみ下さいね

このお菓子のお雛さまは、男雛が向かって右側に立っています。
あれ? と思われた方もいらっしゃるでしょう。
これは、京都のお菓子なので、京都の皆さんがお飾りになるのと同じように作られているのだと思います。


向かって左端の一刀彫のは、母の形見です。
左端のは、江戸のいせ辰製の紙雛。とてもしっかりと作られています。

真ん中の二つは友人からのいただきものです。
先日の折り紙のお雛さまも、ちゃんと飾っていますよ

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雲と光のいたずら

2009年03月02日 | 虹・彩雲・アーク
この前日はたぶん雨でした。
この日(2月16日)の朝、雨がやんだのですが、北の山の辺りはまだ雲がかかっていました。

午前10時過ぎ、だんだん日が射してきたので、もしかしたら虹を見れないかと、自分の部屋の窓辺でねばりました(笑)

すると・・・
あ~~っ、ちょっとだけ色が見え始めました

そして数分のあいだ、薄くなったりちょっと濃くなったりしましたが、、、とうとう虹にはなりませんでした。

でも、山がほんのり色づいて、これはこれできれいですよね?
ごくまれに見られる現象で、私は「虹のたまご」って呼んでいます。

ねっ、ねっ、きれいだよって言ってくださいな


                    

古い記事ですが、今日の写真よりずっときれいなので、よかったらご覧下さいね。
こちらです


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