モリモリキッズ

信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

夏の男飯。鯵の手こね寿司、新信州郷土料理、ブラジル料理、アメリカン&メキシカンなど(妻女山里山通信)

2021-07-23 | 男の料理・グルメ
 コロナ禍の自粛生活で家にいる時間も長いので、料理を作る時間も余裕があります。そんな料理を撮りだめしてみました。色々こだわりはありますが、地産地消で新鮮な野菜を使う。規格外でもいい。化学調味料、食品添加物、砂糖を使わない。柿酢、信州麹味噌、塩麹は手作り。地元の山菜や野草、天然キノコ、発酵食品を使う。郷土料理の知恵に学ぶなどなど。


 旬の「鯵の手こね寿司」。寿司酢は、手作りの柿酢・奄美のキビ糖・粗塩です。寿司飯は薄い茶色になります。こくがあって美味です。鯵も寿司酢でしめます。昆布茶を少しふります。酢飯を盛って青紫蘇を刻んで散らし、鯵の刺身を並べてネギのみじん切りを散らし、練り梅を添えて適量の醤油を回しかけて出来上がり。在京時代は江ノ電鎌倉駅の大船軒の鯵や鯖、小鯛の押し寿司はよく買いました。今が旬の殻付きホヤをさばいて食べました。でも信州ではなかなか買えません。岩牡蠣も。
柿酢の作り方:熟した柿のへたを取り(洗っては駄目。周りの白い粉が必要)、熱湯で殺菌したプラスチックの桶に入れる。和紙で蓋をして周囲を紐で結び冷暗所に置くだけ。翌年の1月には柿酢になっている。上の上澄みを瓶に詰めて保存する。

 丸なすのおやきは信州の夏の代表的な郷土料理。普通は小麦粉で包んで灰焼きにするか蒸しますが、「信州丸なすの挟みおやき」というのもあります。皮の小麦粉は幻のいがちくオレゴン。高度経済成長前までの東京のうどん屋さんの粉はこれでした。皮は全卵1個を入れてゆるく溶きます。今回は水にほとばしたオートミールと蕎麦粉、豆乳おからも少しずつ入れました。更に炒り粉と海老粉も少し。
 具は丸なす大1個をスライスして5ミリ幅ぐらいに拍子切り。みじん切りの青紫蘇と出汁粉を加えて信州糀味噌とゴマ油で軽く混ぜながら練ります。フライパンに大さじ1のゴマ油をしいて熱し蓋をして両面を6分ずつ焼いたら出来上がりです。皮にとろろを入れると軽くなり、冷めても固くなりません。

「原木ナメコと納豆のおろし素麺」。ナメコはパックに入った小綺麗なものではなく大小様々が入った原木ナメコがオススメ。100円です。菌床栽培でも色が濃く大きめがオススメ。納豆はこれは違いますが、地元の大粒の川中島納豆がオススメ。激安の納豆は実は本物の発酵食品でないものもありますが、これは本物。ツルヤやJAなど県内のスーパーで買えます。素麺はゴマ油で練り込んだものと入らないものがありますが今回は後者。奥州白石の松田製粉のもの。4人分で100円ぐらい。ナメコは出汁醤油でさっと煮て冷ましておきます。素麺を茹でて水洗いし椀に盛ります。大根おろしをたっぷりのせて納豆、ナメコと出汁醤油をはってできあがり。ネギと梅肉を添えて。ナメコと納豆の旨味と大根おろしの辛味で食が進みます。

「信州丸なすと南瓜、唐辛子の塩鯨煮」。塩鯨(塩皮鯨)は、ぬるま湯で塩気を流し水から煮込んで出汁をとります。そこへ丸なす、南瓜、青唐辛子を入れて煮ます。鰹出汁、昆布、干し椎茸、酒、味醂で味をつけ冷蔵庫で冷やして出来上がり。鯨からいい出汁が出て野菜の旨みが増します。郷土料理です。冬にこの出汁で食べる鯨うどんは、在京時代に息子達も大好きでした。

 昔ブラジルの叔母から伝授された「新じゃがのアンチョビー炒め」。新じゃがは半分に切り皮付きのまま10〜15分電気圧力鍋で蒸しました。みじん切りしたアンチョビーをオイルごとフライパンで炒め、みじん切りのパセリを半分、途中で残りを最後に入れて、レモン汁を掛けてできあがり。簡単です。ビールのつまみに最高です。
新ジャガとアンチョビーのサラダ:もう少し手の混んだ本格的なレシピです。以下リンクはすべてオリジナルレシピです。

 ブラジルの国民食で、ほぼ毎日食べられます。定食には必ず付いてきます。「フェジョンの煮込み」。フェジョン・プレット(黒インゲン)を倍量の水で15分圧力鍋で煮ます。半分ぐらいを潰します。鍋にニンニクとタマネギのみじん切りを入れてオリーブ油で炒め、豆と信州ハムの無塩せきウィンナーのぶつ切りを入れてマギーブイヨンとローリエを入れて煮込みます。足りなかったら塩を加えます。
 ご飯にかけて、ファリーニャ・デ・マンジョーカというタロイモの粉をかけ、ピメンタという辛い唐辛子のソースをかけていただきます。今回はハラペーニョソースを使いました。材料はブラジル食材店かネットで揃います。夏にピッタリの料理で我が家の夏の定番料理でした。
フェジョンの煮込み(ヴィナグレッチ添え):もう少し本格的なレシピです。フェジョン・プレットは、鉄分が豊富な豆です。
フェイジョアーダ:ブラジルの最もパワフルな料理のひとつ。アマゾンにはマニーバというキャッサバ芋の葉を使ったマニソーバという深緑色の強力な煮込み料理があります。

 美味しそうなバンズと信州牛の赤身のひき肉があったので「手作りのアメリカン・バーガー」を作りました。ひき肉はシンプルに塩黒コショウで練って整形します。バンズは内側に焼き目をつけて粒マスタードを。タマネギはスライスしてロースト。トマトは厚めにスライス。バンズにサラダ菜敷いてタマネギ、焼いたハンバーグ、チェダーチーズ、トマトを乗せてマヨネーズを。胡瓜のピクルスをのせてバンズで挟んでできあがり。
 ファストフードのハンバーガーはもう何十年と食べていません。やはり手作りのハンバーガーは一味も二味も違います。冷凍庫にジビエの鹿肉のロースのタレ漬けがあるのですが、これを和風ハンバーグにしてみたいと考えています。
キヌアパン(コッドローバーガー・ソーセージバーガー):キヌアは穀物の中でも特に栄養価が高く、21世紀の主食ともいわれています。コッドローはタラコの缶詰。これを使ったサンドイッチは、学生時代にバイトをしていた村上春樹さんのジャズ喫茶「ピータ・キャット」で出していました。左のブログ「国分寺・国立70sグラフィティ」の記事で詳しく紹介しています。

「全粒粉入トルティーヤのポテトサラダのタコス」。トルティーヤは業務スーパーのもの。手作りのポテトサラダを挟みました。新じゃがを蒸して熱いうちに潰します。人参とモロッコいんげんは食べるサイズに切って塩蒸しに。タマネギは粗みじんで、アボガトは適当に潰して、胡瓜は粗みじんに。パセリはみじん切り。アンチョビーをみじん切りにして少し熱して臭みを取ります。ピクルスはみじん切りしてつけ汁も加えます。
 今回はアンチョビーなのでハムではなく、鯖の入った魚肉ソーセージにしました。マヨネーズにレモン汁、隠し味に昆布茶を加えよく混ぜて塩味を確かめてできあがり。
家常餅(ジアチャンビン)・ピタパン・おやき:中華版トルティーヤ。バターにすれば洋風。オリーブ油にすればピタパンと応用がききます。

 息子達が小さな頃、サッカー・ワールドカップの際は、開催国や対戦相手の料理を作って食べたり、私は酒を飲みました。イタリアならグラッパ、フランスならシャンパン、アメリカならバーボンとか。しかし、今回の東京五輪は全くそういう気になれません。コロナ禍だけではなく商業主義に腐りきったオリンピックは一度止めるべき時期に来ているのではないでしょうか。

 『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

本の概要は、こちらの記事を御覧ください

お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせか、メッセージからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
 インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
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梅雨だから料理に精を出すよ。野沢菜ジャコ炒飯とアンチョビー入り絶品ポテトサラダなどなど(妻女山里山通信)

2021-06-27 | 男の料理・グルメ
 今年の梅雨は、寒気が入っているため連日天気が非常に不安定で、長野市もあちこちで毎日集中豪雨が起きています。そんなで撮影もままなりません。気圧の変化が激しく体調維持も難しい。出られない日には料理をすることにしました。現役時代は料理の本を作ったり、土井善晴さん、ジュディ・オングさん、平野レミさんなどと仕事をし、妻のプランタン銀座でのカフェメニュー教室のプロデュースもしました。職業柄食べ歩いて、今より15キロも太っていました。ブックスダイエットで減量し、今は少食粗食を心がけています。

『淡竹と鯖の水煮缶詰の味噌汁』。信州人の初夏の恵みです。根曲がり竹が有名ですが、ボリュームがあってエグミの少ない淡竹はオススメです。玉ねぎを入れると自然の甘みが出ます。鯖缶から出汁が出るので加えるのは酒、本味醂、信州味噌で充分です。この信州味噌は、妻女山里山デザイン・プロジェクトの仲間で豆から栽培して作った手作り味噌です。鯖缶は信州が消費量全国一でしたね。鯖缶と白菜のカレー味噌炒め(鯖白菜)も手軽で美味しい。右は枝豆と塩昆布の混ぜご飯。簡単ですが美味です。おにぎりにしてもいい。梅漬を入れると更に美味しい。まだ淡竹があるので若竹煮を作ります。鯖缶の選び方ですが、缶の直径の大きなものがいいです。大きな脂が乗った鯖を使っています。オススメは、マルハニチロの月花、ツルヤオリジナル気仙沼のミヤカン、銚子の信田缶詰のものなど。
鯖白菜のオリジナルレシピ。カレー味にするのがポイント。白菜は霜が降りた後の甘みがあるものを。ご飯がすすみます。
鯖と発酵タケノコのタイカレーのオリジナルレシピ。エスニックカレーの極み。めちゃくちゃ臭いけど超絶美味。発酵タケノコは、臭豆腐と共にハマると抜け出せない旨さです。

『野沢菜ジャコ炒飯』。野沢菜漬けは、少し前の記事で書いた野沢温泉の麻釜の隣りにあるじぶたれた(褒め言葉です)土産物屋で買った野沢菜本漬けの古漬け。乳酸菌が発酵してもうすんき漬けみたいになっています。こんな野沢菜漬けは初めて食べました。我が家でも毎年漬けていましたが、春先には食べきってしまいますから。できあがった炒飯は激旨で、あっという間になくなりました。保存はパックに漬け汁ごと入れて冷蔵庫で。次は鮭炒飯にします。あんかけの福建炒飯も美味です。
野沢菜ジャコ炒飯のオリジナルレシピ。今回のものとは若干違いますが美味です。
野沢菜福建炒飯のオリジナルレシピ。最後に海苔をちぎって溶かし入れるとより福建炒飯ぽくなります。20年以上通い続けた横浜中華街の味。

『アンチョビ入ポテトサラダ』。新じゃがが出ると作りたくなります。市販のポテトサラダとは全く異なります。アンチョビーを入れることで大人の味に。お酒のつまみにもなります。オープンサンドや流行りのホットサンドもオススメ。
 材料は、新じゃが(毒のある芽がないので皮ごと蒸して使う)・人参(じゃがいもと一緒に蒸す)・胡瓜・トウモロコシ・ハム(信州ハムの無塩せき)・アンチョビ(火入れして臭みを抜く)・新玉葱・レーズン・マヨネーズ・ヨーグルト・バジル・ニンニク・レモン汁・ライム汁・岩塩・黒胡椒。分量は適当です。いただくときに舌がピリッとする本物のエキストラ・ヴァージンのオリーブオイルをかけます。そのままでもサンドウィッチでも。信州ですからリンゴを入れてもいいし、アボガド入れると濃厚に。祖母は私が小さい時は、ミカンの缶詰を入れてくれました。
新ジャガとアンチョビーのサラダのオリジナルレシピ。ブラジルの叔母から伝授されたもの。小芋で作ります。砂糖は体に悪いので黒糖か蜂蜜に換えてください。簡単で美味。
タラじゃが(鱈とじゃがいものサフラン煮込み)のオリジナルレシピ。元はポルトガルのブラジル料理です。ご飯にもパンにも合います。分厚い塩漬けのタラが日本ではなかなか手に入らないので工夫しました。

 『若竹煮』。関東以西では真竹か孟宗竹が一般的ですが、信州では根曲がり竹と淡竹です。淡竹はえぐ味が少ないので色々な料理に向いています。ひき肉や海老のすり身を挟んでフライにしても美味。今回は旬の生ワカメと共に若竹煮にしました。茹でた淡竹を鰹出汁、いりこ出汁、海老粉で酒、本味醂で煮立て、旬の生ワカメを入れてさっと煮ます。醤油は丸大豆醤油と牡蠣醤油。ワカメの歯ごたえを残すために最後に入れてすぐに火を止めます。そのままおくとワカメの出汁が出ます。おかずにも酒の肴にもなります。山椒の若葉がもうないので、実を煮付けたものを添えました。

 今年の梅雨は梅雨の中休みとか少なくて本当に自然写真家泣かせです。今日は朝から晴れたので、いるだろうと森の宝石オオミドリシジミの撮影にでかけました。いました。でも発生数は少なめ。湿度も高くなかなか地上近辺に下りてきません。は〜っとため息。水曜日がラストチャンスか。自然相手はこんなものです。オオミドリシジミの気分も計り知れないものがあります。幸運を我に! 粘菌は撮影できました。

そんな私のオリジナルレシピ集『MORI MORI RECEPE』信州の新郷土料理に、世界の郷土料理やアウトドア料理を、時に大胆に時に繊細に「男の料理」にアレンジ。ここでしか見られない中華料理やエスニック、アマゾン料理なども。

 『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

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夏日の中、稲の筋蒔き(条播き)作業に勤しむ週末(妻女山里山通信)

2021-05-09 | 男の料理・グルメ
 週末は、妻女山里山デザイン・プロジェクトの面々で山仕事ではなく、稲の筋蒔き(条播き)作業に勤しみました。最高気温の予報が27度ということで、なんとか午前中に終えてしまいたいと頑張りました。

(左)まず、薬を入れて培養土を作ります。よく混ぜてポットに入れます。全部で124枚作りました。(右)籾を入れて覆土を被せる機械です。6年目なので、皆かなり手慣れてきました。

 田んぼに持っていって、まず根切シートを敷きます。日差しが強いので日焼け止めをたっぷりと塗ってきました。日除け付きの帽子も。里山の緑もすっかりと濃くなりました。

(左)ポットの種籾を置いて行きます。今年も寸法を間違えて、4枚ほどはみ出して置くことに。やれやれ。板を踏んで凸凹を修正します。(右)保湿、遮光のシートを被せます。

(左)アーチを作ります。(右)寒冷紗を被せます。

 寒冷紗を洗濯バサミで止めていきます。

 最後に水を入れて完成です。昨年は、午後一時ぐらいまでかかったのですが、今年は午前中で終了。皆で国道18号沿いの埴生の台湾料理屋「長城」へ昼食を食べに行きました。コスパが良くて美味しい人気の店です。午後は、陣場平へ行くつもりでしたが、黄砂が舞い初め周囲の里山が黄色く霞んで来たので諦めて、温泉に入って帰宅しました。

 翌日は、天気予報は外れました。午前中はどんよりとした厚い雲が覆い、時折小雨も。しかし、西を見ると北アルプス方面は青空。そんなで昼には晴れましたが、午後はまた曇り空。妻女山の駐車場へ行くと、N氏が作ってくれた登山ノートの箱の杭が腐って倒れていました。オーマイガー!です。
 そこへミニパトが。110番の電話しましたか?と。いいえ。何かあったんですか?と問うと、林道倉科坂線を1キロほど行ったところで、親子の熊がいたという通報があったんですと。妻女山山系に熊が鏡台山から来るのは、3月上旬とクリスマス頃、そして淡竹の筍が出る6月なんですがと。ここのところの急激な気温上昇で、母熊が、「こんなに暑いならもう筍が出ているかもしれないわ、行きましょう」と来たのでしょうか。今年は、淡竹の筍も早いようです。私は何度も熊と遭遇したりニアミスしています。追い払ったことも。特にこの鏡台山山系から妻女山山系の熊の行動はほぼ分かっているので、必要以上に心配はしませんが。写真は松代方面の眺め。左の奇妙山の上に飛んでいるのは、クマバチです。

 展望台裏の四阿から望む茶臼山。右奥に虫倉山。両山とも拙書に載せています。手前の畑では、長芋の種芋の植え付けが行われています。買い物の後で、昼は陣場平に登ってログハウスで昼食。するとすぐ後ろの山の斜面で子熊の甲高い鳴き声が。母熊を呼んでいるのでしょう。子連れの熊は特に危険です。大きな音を立ててこちらに来ないようにして、昼餉を楽しみました。子熊は鳴き止みません。母熊はどこに行ったのでしょう。急斜面の下にある蟹沢(がんざわ)の泉に水を飲みに行ったのかも知れません。結構時間が経ちました。すると、声は聞こえなくなりました。母熊が戻って尾根を超えて去ったのでしょう。6月中旬ぐらいまで、親子連れの熊との遭遇には注意が必要です。拙書でも熊と遭遇したエッセイ「猫にマタタビ、月の輪熊に石油」を載せています。さて、私もと山を下りて温泉へと向かいました。

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妻女山陣場平の貝母(編笠百合)の生育状況。絶品!山蕗とビタミンちくわのかき揚げ(妻女山里山通信)

2021-03-13 | 男の料理・グルメ
記事にメッセージ(ダイレクトメール)で、お問い合わせをいただくことも多いのですが、返信するとNOT FOUNDありませんと表示されることがあります。ご自身のメールアプリで、gmailがブロックされていないか確認をお願いします。個別の認可もできます。

 妻女山の陣場平へ貝母(編笠百合)の生育状況を見に行きました。今回は、たくさんの買い物や給油のついでだったので一眼レフではなくiPhoneでの撮影です。そのため画質はそれなりです。帰りには山蕗を採ってスギヨのビタミン竹輪とかき揚げにしました。めちゃうまです。

 陣場平。川中島の戦いで上杉謙信が陣城を築いたと伝わる場所で、陣場平という名称もそれにちなむものです。貝母の生育状況は、去年とほぼ同じですね。ということは、満開は4月15日前後ということでしょうか。見頃は10日間ぐらいです。

 奥は以前からの群生地。手前左は昨年、妻女山里山デザイン・プロジェクトのメンバーで球根を植えたところです。ちゃんと芽生えています。ここは元はヨシやノイバラの群生地でした。それらを全て根っこまで掘り出して除去したのです。それは大変な作業でした。今年も球根の植え付けをする予定です。群生地は現在の二倍ぐらいになるでしょう。

 最も生育が早い一株。これは開花も早そうですね。伸びると葉先が丸まっていきます。

 帰りに山蕗を採りました。山蕗は、スーパーや畑の蕗と違い味が濃いのです。蕗には雄株と雌株がありますが、これは雄株です。蕗はキク科なんですが、同花受粉を防ぐためにそう進化したらしいのですが、両性花があったりまだ進化の途中なのでしょうか。

 山蕗は半分に切って、信州人のソウルフードともいえる石川県七尾市のスギヨのビタミンちくわとかき揚げにしました。今回はそのまま食べても美味しい太ちくわ。衣には塩を入れます。春の滋味を堪能しました。春の苦味のある山菜は、デトックス効果があります。ニホンカモシカや冬眠明けのツキノワグマも食べます。次に山蕗を採ったら、旬の富山湾のホタルイカとアンチョビーでパスタにしようと思います。これから信州は山菜の季節。コゴミ、タラの芽、ハリギリ、コシアブラと楽しみがいっぱい。
スギヨ

 15日の妻女山。左に仁科三山の爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳。右に白馬三山の白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳。里山は徐々に春めいてきていますが、北アルプスはまだ完全に冬山です。

 山蕗、今回は旬の富山湾のホタルイカとアンチョビーでパスタにしました。信州須坂フルーツエール。原材料は、麦芽、りんご、ホップ。甘すぎずドライなのがいい。美味です。

 『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

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謹賀新年2021元旦。おしぼりうどんと野生の鴨雑煮で粛々と(妻女山里山通信)

2021-01-03 | 男の料理・グルメ
 20210年の元旦は、ぬるぬると目覚め、おしぼりうどんをいただきます。信州でも旧埴科郡と旧更級郡のみで、うどんができた頃から食べられていた郷土料理です。ねずみ大根や戸隠大根などの地大根の絞り汁に信州味噌を溶いていただきます。薬味には、長ネギや花鰹、胡麻などを好みで。今回は、坂城の地産販売所で1キロ350円のものを購入。それだけでは辛すぎるので青大根(別名中国大根・江都青長)も加えました。

 小麦粉は、長男が用意してくれた信州地粉です。右が辛味大根の絞り汁。今回は坂城町の直売所で買ったねずみ大根です。泡がたっているのは、辛味だけではなく甘み旨味がある証拠。これを「あまもっくら」といいます。これに、信州手作り糀味噌を溶いて長ネギや花鰹などの薬味を入れていただきます。ビタミンCも豊富でジアスターゼを含むため、食べる消化剤などとも言われます。ナスの煮浸しは次男が作りました。三元豚のチャーシューと、本漬けの野沢菜漬け。その奥には、珍味の卵入りの鮎のうるか。

 こんな風に製麺していきます。おしぼりうどんは腰がないほうが汁とのからみがいいので、足では踏みません。なんかおかしいですね。なんで製麺機が3台もあるのでしょう。
おしぼりうどんのオリジナルレシピ

息子二人が料理をしてくれるので、私はビールを。次男が持ってきた幻の宇宙ビールの、ラズベリーとブラックベリーが入ったフルーツエール。そのままでも美味ですが、ジンやマイヤーズラム、赤ワインと合わせても美味です。

 長男が新巻鮭と物々交換で猟師もやっている知人からゲットしたカルガモとマガモの鴨ガラでスープをとります。これをまず雑煮に。右はカルガモとマガモの肉。左から胸肉、脚、ささみ、手羽。胸肉の皮面側には、散弾の当たった跡が残っています。ありがたく命をいただきます。

 鴨ガラでとったスープで雑煮。肉はささみ。スープがあまりに濃くて美味なので、醤油は使わず岩塩のみで味付け。想像を絶する旨さでした。右は信州の地酒にホタルイカの干物と本漬け野沢菜。先が全く見えない2021の元旦の夜はゆるゆると更けて行きました。

おしぼりうどん:おしぼりうどんのオリジナルレシピです。長野市の篠ノ井とか千曲市や坂城町には食べられるお店があるので「おしぼりうどん」で検索してみてください。

 『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

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妻女山里山デザイン・プロジェクト(妻女山SDP)の納会はログハウスであんこう鍋とスケソウダラ鍋。コロナウィルスのために欠席者が(妻女山里山通信)

2020-12-14 | 男の料理・グルメ
 冬らしい寒い週末は、妻女山里山デザイン・プロジェクト(妻女山SDP)の納会を、今は亡き山仲間のKさんのログハウスの庭を借りて開催しました。

 まず、メンバーが持ってきた石像を林道入口の我が家の山に設置します。この石像は、戦国時代の川中島合戦の戦没者を弔うものだということですが、実は由緒がよく分かっていません。千曲市市庁舎新築の際に工事安全の守り神として安置され安全に完成しました。その後メンバーに戻ってきました。今回、我が家の山に、里山安全祈願の象徴として安置することになりました、両肩の肩パッドの様なものとか、異型な形が興味深い石像です。造形は稚拙ですが、何か深い思い入れを感じます。仲間の建築業の彼に覆屋を作ってもらう予定です。
 後日調べると、この手の印を結ぶ形は、九字護身法(くじごしんぼう)の中の「臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前」の九字の呪文と九種類の印によって除災戦勝等を祈る作法。ただし本来は仏教(特に密教)で正当に伝えられる作法ではなく、道教の六甲秘呪という九字の作法が修験道等に混入し、その他の様々なものが混在した日本独自の作法だそうです。 大日如来智拳印ともいわれます。戦の神様ということから、戦勝祈願の意味を込めたものと思われます。

 ログハウスで早めの宴会。まずは、あんこう鍋。各自1パック買ってこいよと言ったのですが、どこでも売っていなかったと。まあそれが信州の魚文化です。今回は、陰性だった様で家族が濃厚接触者とかでその家族が自宅待機。ただ、拙書の愛読者であるNさんが初参加してくれました。

 とりあえず私が持参したあんこうで味噌仕立ての鍋を。馬鹿旨です。

 次にスケソウダラ鍋。白子の下にはスケソウダラの身が。タラコも美味。最後におじやにして卵とじ。馬鹿旨でした。

 色々用事があって師走の皆さんは多忙。1時前にお開きとなりました。

 寒々しい千曲川と西山。妻女山SDPの活動ですが、里山保全が主で、陣馬平での貝母(編笠百合)の保護活動は、有名になり信濃毎日新聞で報道されたり、ブログを見て富山や東京からも訪問者があります。これだけの群生地は、日本でここだけだと思われます。奈良時代に入ったと思われる薬草で毒草です。万葉集に一首、貝母を詠ったと思われるものがあります。他には、倒木の処理、掛かり木の伐倒、帰化植物の除去、案内板の設置、椎茸のホダ木栽培、里では大豆を作って味噌作り、仲間が行う幻の小麦伊賀筑オレゴンの栽培や、ワイン用ブドウの栽培など多岐に渡ります。活動の内容は、ホームページCAPINOの妻女山SDPのページか、このブログ内での検索で御覧ください。

 翌日は、朝は雨だったのですが、昼にかけて吹雪になりました。千曲川越しに見る左に篠山。iPhoneで望遠で撮影したので画像は粗目です。

 茶臼山。暖冬だった昨冬と違ってこの冬は本格的な信州らしい冬になりそうです。2014年の様な豪雪にならないといいのですが。

Christmas Eve 2019 山下達郎(クリスマス・イブ)

携帯がない時代、亡き妻と結婚前に待ち合わせる時間が極めて貴重だった記憶。科学技術の進歩は、必ずしも人を幸せにはしない。今年のクリスマスは、外国人だらけの小さなパーティーに行きます。お手柔らかに。

2020 オリビアを聴きながら/宮本佳林

心に染みるクリスタルボイス。ソロになっても応援し続けます。You Tubeで観てください。

宮本佳林『未来のフィラメント』(Karin Miyamoto [Filaments of Future])(Music Video)

ソロになって歩み始める記念すべき曲。

 『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

本の概要は、こちらの記事を御覧ください

お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせか、メッセージからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
 インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
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コシヒカリともち麦の稲刈りに明け暮れた秋の週末。米作りは縄文末期・弥生からの大切な文化(妻女山里山通信)

2020-10-03 | 男の料理・グルメ
 週末は仲間の田んぼで稲刈りでした。ご褒美は、籾米30キロともち米を。年明けはまた味噌作りもします。その前に妻女山里山デザイン・プロジェクトの里山保全の作業と納会もあります。この秋は猛暑の名残で暖かいのですが、この冬は厳冬になるとの予報。豪雪がないといいのですが。

 田んぼは住宅街の中にあります。左には小さな子供がいる若い夫婦が住む家が三軒ほど。休日にお騒がせして申し訳ないのですが、幼女の姉妹が出てきて手を振って応援してくれました。この田んぼがあるから、家の前が開けて清々としているというのもあります。稲の成長を見られるし、カエルやコオロギの鳴き声とか情操教育にもなるでしょうね。

(左)コンバインが刈ることができない四角を手刈りします。米作りは日本人と日本に住む外国人のエネルギーの元です。(右)コンバインで刈り取り。コシヒカリです。

(左)タンクがいっぱいになったら袋に入れます。約30キロ。(右)手刈りした稲を脱穀します。

(左)持ち帰って乾燥機に入れます。(右)本当は天日干しがいいのですが。これは脱穀した後の藁(わら)を干すところ。果樹園や畑に撒きます。石灰で固くなった土を柔らかくします。キノコの培地を撒くとその必要はありません。土を固くしない牡蠣の貝殻の有機石灰というのもあります。

(左)ハゼに掛けきれないわらは、5束づつ束ねて立てます。(右)夕食は昨年採ったクリタケとワラビと豚バラ肉で煮込みうどん。

(左)翌日はもち麦の刈り取りをしました。作業を終了してコンバインをトラックに積み込みますが、これが非常に危険な作業です。(右)無事に積載できました。農業機械での事故は、建築現場より多いのです。

(左)降ろす作業は、乗せるよりも危険です。(右)なんとか無事に作業は終了。ヤレヤレです。曇り空だったので、大量の汗をかくこともなく終えました。温泉に入って帰宅です。帰ってあいみょんの歌を聴きながらビールを飲みながらブログの更新です。さて水曜日からは5連休なので放浪の旅に出ます。どこへ行きましょう。

あいみょん「恋をしたから」Studio Recording Scene

「恋をしたから明日が大好きだった」:せつなく、でも未来も感じる歌。

あいみょん – 裸の心 【short movie】

「この恋が実りますように 少しだけ少しだけ そう思わせて 今、私 恋をしている 裸の心 抱えて」
:大ヒットドラマの主題歌。

高木紗友希 x 小田さくら「逢いたくていま」カバー

息を呑むような素晴らしいデュエット。ハロプロの二大歌姫の共演。

 『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

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糸魚川市青海のラベンダー海岸で翡翠探し。道の駅あらいへ。のどぐろの寿司、幻魚とホタルイカの干物(妻女山里山通信)

2020-09-27 | 男の料理・グルメ

 マリンドリーム能生の朝。車中泊の車やキャンピングカーがたくさん。手前の右にも大きな駐車場があり、そこにも多くの車が。右は24時間使えるトイレ。ビル内のトイレは、コンビニが開いている朝6時から、夜9時まで使えます。これから信州に戻るには早すぎるので、親不知から来る途中で気になったラベンダービーチへ行くことにしました。

 青海のラベンダービーチ。向こうに見えるのは親不知。投釣りをする人や、翡翠探しの人、散歩する近所の人など。名前の由来は、ラベンダー色の翡翠が見つかるからとのこと。

 砂浜でも磯でもなく砂利海岸です。波は静かですが、濡れているところまでは波が来ることがあるので、翡翠探しに夢中になりすぎると濡れます。

新潟県糸魚川市の青海のラベンダー海岸:引波の時に砂利が崩れて戻っていく音が結構大きい。音量に注意して再生してください。


 奴奈川姫(ぬなかわひめ)の像。大国主の命が略奪婚をしたという奴奈川姫。もとは土豪の妻で、翡翠に象徴される姫だったという言い伝えも。大国主の命との間に諏訪大社の祭神の建御名方命を授かったのですが、夫婦生活は不遇だったのか、この地に戻り自害したと伝えられています。親不知ピアパークにある「翡翠ふるさと館」には、奴奈川姫に関する伝説がいくつか書かれています。

 その前にある公園の石碑の銘板。

 ラベンダビーチの案内。翡翠の見つけ方や翡翠の写真も。探す前にこれを見るといいでしょう。

 ハマゴウ(浜栲)で吸蜜するウラナミシジミ。縄張り争いか、ずいぶんと翅が傷んでいます。食草を求めて北上し、冬の訪れとともに死に絶える彷徨えるゼフィルス。私も北上し、道の駅あらいを目指します。

(左)道の駅あらい。国道18号を挟んで向かいには道の駅妙高ができました。あらいの吉祥で肉味噌ラーメンを。私が大好きな牡蠣ラーメンは、11月からだそうです。(右)鮮魚センターへ。

(左)結構いい形ののどぐろが1000円。(右)のどぐろの刺し身。アジは半身でなく一匹分で500円。イカも肉厚で美味しそう。

(左)私が好きなウニ・イクラ丼は、1500円。THEまぐろ丼は、なんと500円。(右)今回は、トロとのどぐろ入りの寿司1000円を買いました。幻魚の干物とホタルイカの干物も。

(左)メギスの唐揚げ300円も買いました。(右)国道18号を南下し信州へ。古間で北信五岳道路へ。道沿いにはりんごの直売所があり、沢山の人が買い求めていました。安いし高品質なので、箱買いする人が多い様です。地元の温泉に入って帰宅しました。

 鉱物好きの私のコレクション。左は今までに拾い集めた石。左の袋入は本物の翡翠。上のピンク色は、ローズクォーツ。愛と美の神アフロディーテの石。直径7センチで500グラムあります。その下は透明なクリスタルボール。直径4センチで、風景が上下左右反転するので撮影に使います。その下の青いのは、キャッツアイオパール。その下の二つは、サソリの入った琥珀。その下の小さなのは、天然水晶レインボーチタンクラスターミネラル標本。右の箱は、30年以上前にブラジルで買った鉱物と宝石のサンプル。

 週末は、妻女山の奥山へキノコ狩りに行ったのですが、まだ地温が高いためか食菌はほとんど見られませんでした。がっかりして獣道を帰ろうとするとニホンカモシカが休んでいました。お互い驚きましたが、待って!というと止まって振り向いてくれました。まだ子供ですね。

Alice Sara Ott - Mussorgsky - Pictures at an Exhibition (Trailer) 展覧会の絵

今回、美術館や展覧会を訪れたので、ムソグルスキーの『展覧会の絵』を聴きたくなりました。ピアノ界のジャンヌ・ダルクといわれるアリスの素晴らしいピアノ演奏。

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今年も稲の筋蒔き。少しずつ要領が良くなってはいますが。安定の失敗もの野良仕事(妻女山里山通信)

2020-05-09 | 男の料理・グルメ
 今年も恒例の米作りの始めに筋蒔きをしました。プロから見たら大笑いの事案でしょうが、結構本気なのです

 培養土を作り、種籾のポットに土を入れて行きます。もち米を26枚、うるち米を130枚作ります。昨年は水を入れすぎて、入れるのに時間がかかったり、種籾を入れる機械が詰まったり。今年は少し賢くなりました。

 培養土を機械に入れます。

 最初にもち米を入れます。美味しい餅や中華ちまきができます(涎)。

 次にうるち米を作ります。 用水がかなり上流からの引き込みなので水温が高く不味い米と揶揄されますが、それでも市販の標準米よりはるかに美味で安全です。

 田んぼへ持っていって、まず根切のラブシートを敷き、ポットの種籾を置いて行きます。ここを使えるのは今年限り、宅地になるようです。K氏がCADを使って必要面積を計算したのですが間違っていたようで。東京の有名理科大卒なんですけどね。しかし、置いてみると収まりました。ただ、忘れ物をして帰還。いいかげんにしてね。

 で板を敷いて踏んで平らにします。まあいい加減です。

 寒冷紗をかぶせて用水からポンプで水を汲み上げて入れます。美味しい米ができるようにと祈ります。今年は冷夏になりそうなので心配です。今年は暑くなかったのが幸いでしたが、これが冷夏の前触れなのでしょうか。

 水が入るまで、別の畑にある葡萄の苗を見に行きました。シラーとかメルローとか。これでできたワインが飲めるのは一体何年後なのでしょう(ため息)。

 少し遅い昼餉。揖保乃糸の素麺と私が持ってきたコシアブラの天ぷらに山蕗と干しホタルイカの煮物。K氏が用意した信州人のソウルフード、スギヨのビタミン竹輪を焼いて。左下は私が採ってきた山椒の若葉です。これをちぎって麺つゆに入れると爽やかで美味でした。この後、万葉超音波温泉に入ってゆるゆると帰路につきました。

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コシアブラと山蕗を採りに里山へ。里山の贈り物(妻女山里山通信)

2020-05-07 | 男の料理・グルメ
 妻女山里山デザイン・プロジェクトのメンバー二人と、某里山へコシアブラを採りに行きました。少し遅すぎて開き過ぎが多かったのですが、それでも満足できる収穫がありました。

 帰りに立ち寄った北アルプス展望台。右に神城断層地震で山頂の四割が崩壊してしまった虫倉山。左に白馬三山。尖った白馬鑓ヶ岳、右に雲に隠れた杓子岳。その右に白馬岳。眼下の谷は、犀川沿いの七二会の街です。おやきが有名です。

 眼下には棚田。代掻きをするトラクターが見えました。懐かしい山里の原風景が広がります。新型コロナウィルスもここでは無縁です。キツツキのドラミングが響きます。アオバズクの恋歌も聞こえます。

 仁科三山は雲の中。中央に見える布施神社に二人を連れていきました。今の時期は、樹種によって若葉の色が異なるので、信州の一番美しい季節です。

 布施神社、布制神社と石柱にありますが、これは明治時代の廃仏毀釈の際に、お布施につながるとして漢字を代えさられたもの。元に戻すべきです。社伝によると、神護景二年(768)高橋朝臣国是之が、更級郡の大領に任じられ、下総国結城布施郷の人民を従えて当地に移住し、この地を開拓。後の宝亀八年(777)に布施氏の祖・大彦命(おおひこのみこと)を勧請したということです。大彦命は、崇神天皇の命を受けて北陸道を東征し、息子の武渟川別命(たけぬなかわわけのみこと)は東海道を東征し、二人が出会ったところが「相津(会津)」と名付けられたと『古事記』にはあります。その後、大彦命は篠ノ井の瀬原田上の長者窪に住んだといわれています。石川の川柳将軍塚古墳が大彦命の墳墓と地元では伝わっているようです。その上には更に古い卑弥呼の時代のものかと思われる前方後方墳の姫塚古墳があります。全国各地で女王が統治する時代があったのでしょうか。
 また『信濃宝鑑』には、光仁天皇の御宇(708-782)、宝祚長久国家安全を祈願して、伊勢神宮の分霊を勧請とあります。更に、安和二年(969)佐久の望月氏が移り住み、氏を布施と改めて布施郷を領治し以後、当社は神明宮と称するようになったが、文化七年(1810)吉田家に請うて社号の許可を得て、布施神社と改称したといいます。つまり、信州には諏訪大社を一ノ宮とするように出雲系の神社が多いのですが、布施神社は大彦命を祭神とし、神明宮と呼ばれた歴史があるように、大和系です。そして、古代科野国は、大和系(初代科野國造の武五百建命)と出雲系(大国主命のひ孫の會津比賣命)が結婚して生まれたといえるのです。(出雲系は阿曇族と同様に、古代春秋戦国時代の呉の末裔か。大和系は、秦の始皇帝時代の失われた古代ユダヤ人の徐福を長とした一部族の末裔か)(右)社殿は棟札から明治3年の建造。梁が見事です。この奥には須立之城があります。茶臼山の茶臼が城は、その跡目相続争いの後にできた山城といわれています。須立之城については、下の記事をお読みください。
山布施の布施神社と石川流山嵜儀作の木彫。布施氏の須立之城探訪。陣馬平のカモシカの親子(妻女山里山通信)

 木彫は石川流の山嵜儀作(やまざきぎさく)の木鼻です。象と唐獅子。大事にしたい文化財です。

(左)コシアブラ。天ぷらが一番ですが、炊き込みご飯や味噌ハンバーグも絶品です。(右)お昼になったので、信州新町まで行きました。道の駅はコロナで休業していましたが、個人商店はやっているよというので、食堂のあさひやへ。私が頼んだ馬肉うどん。信州新町は、ジンギスカンでも有名です。地元の羊やサフォーク種を使った極上のジンギスカンも食べられます。生のラムチョップを買って、香草焼きを作るのもおすすめです。

(左)S氏が頼んだ馬肉丼。かなり甘めの味付けです。上田駅前の中村屋や別所温泉の日野出食堂のは甘さ控えめ。(右)A氏が頼んだソースカツ丼。南信が有名ですが、北信でも食べられます。この食堂は、1150円のすごい量のカツカレーが有名ですが、量が多すぎて食べられません。今回、少なめサイズがあることを知りました。今度食べましょう。

 その後、仲間を送って妻女山の陣馬平へ。山蕗を採りに行きました。前回作った山蕗と干しホタルイカの煮物が旨すぎて食べきってしまったので、採りに来たのです。再開した万葉温泉に入り、帰りに干しホタルイカを買って早速作りました。馬鹿旨です。山菜は農薬も化学肥料も殺虫剤も使わないので安全です。ソフト鰊と煮ても美味です。

 万葉温泉の帰りに雨宮の渡し近くから見上げる鞍骨山。清野氏の山城があり、全国から山城マニアが訪れます。並木のアメリカハナミズキが満開です。一青窈の歌を思い出します。
◉松浦亜弥+一青窈_ハナミズキ

あやや可愛い…。

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大豆栽培から塩麹も手作りの無添加信州糀味噌作り(妻女山里山通信)

2020-02-02 | 男の料理・グルメ
 妻女山里山デザイン・プロジェクト恒例の味噌作りです。昨年は130キロも作りどえらいことになりました。今年はその半分ですが、二年味噌、三年味噌があってどうしようかと。そこでお世話になっている方にプレゼントすることにしました。

 作業場に向かう途中の千曲川土口水門からの北アルプス。手前の川岸で餌を探すのはチュウサギ。近くの里山に塒(ねぐら)があります。

 前夜から炊いていた大豆。大釜と小釜。

 水を切って古い機械でペースト状にします。

 そこに手作りの塩麹を混ぜて、よくこねます。

 丸めて桶に叩きつけます。空気を抜くのが大事です。常温で保存し発行させます。食べられるのはクリスマスの頃。時間が旨味を育てます。

 自家用の樽に詰めた後、贈答用のパウチに詰めます。作業が終わったら使った釜や道具を洗います。

 お昼前に作業は終了。楽しみの昼餉。たこ焼き・抗生物質やホルモン剤を使っていないアンガスビーフもソテー。

 スルメイカの肝味噌焼きとハタハタの塩焼き。ノンアルコールビールで乾杯。

 夜は牡蠣の小田巻き蒸し。大阪人なら知っていますね。うどんが入った茶碗蒸しです。馬鹿旨。誕生日には、ちょいと奮発してペルーのチチカカ湖畔のプーノのおばさま達手編みのハイランドウールのカーディガンを買いました。古い機械で紡いでいるので、毛糸の太さがまちまちでいい風合いを醸し出しています。軽くて暖かい。大量生産品にはない愛情と温かみを感じます。

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新年初仕事は、仲間との豆腐作り。いやはや豆腐屋でも始めるのかいの勢い。吉例の新年会(妻女山里山通信)

2020-01-12 | 男の料理・グルメ
 栽培した大量の大豆をどうしようかということで、豆腐作りをしようということになりました。手作り豆腐はブームらしいですが、作る量が半端ないのでえらいことになりました。

(左)まず一晩水に浸した大豆をミキサーにかけて粉砕します。これが一番大変でした。私は古いけど業務用にも使えるものを持参しましたが、他は小さなメーカーのもの。能力が低くすぐに停止します。リセットボタンもなく時間を置かないと再起動しません。やれやれ。(右)で、粉砕した大豆(呉)を大釜で茹でます。呉は呉服と同じく弥生時代に春秋戦国時代に越によって滅ぼされ日本に渡ってきた呉の人々が伝えたのではないでしょうか。

(左)水に浸した我々が栽培した大豆。(右)ミキサーだけでは足りないので、大型のフードプロセッサーも参戦。

(左)大釜で熱した呉を搾り器に入れます。搾り器は豆腐用ではなく、ワインを作る時にブドウを搾るものです。(右)圧力をかけて搾ります。

(左)豆乳が出てきます。(右)温度が高いので湯葉ができます。とっても美味です。

(左)大量のおからができます。おからの炒り煮やおからハンバーグに。(右)豆乳を茹でて85度まで熱します。

(左)ニガリ(苦汁)を入れて一回だけかき回して放置。(右)固まってきたらさらしを敷いた木枠に流し込みます。木枠はN氏が皆に作ってくれたものです。

(左)大量の豆乳を全て豆腐にすることはできないので、ペットボトルに詰めます。(右)ひとり三本ずつになりましたが、これ以外に鍋ふたつあります。これはK氏の手で豆腐になり、冷凍庫で凍らせて冷蔵庫で解凍して凍み豆腐になりました。

(左)木枠で作った豆腐。私のは手ぬぐいの藍染が転写されました(笑)。(右)大きなバットで大きな豆腐を作ります。

(左)出来上がりはこんな感じです。(右)早速皆で冷奴で試食しました。

 皆の表情でお分かりいただけるでしょうか。濃厚で大豆の味がしっかりとしています。美味い。持ち帰って豆乳豆腐鍋や揚げ出し豆腐、麻婆豆腐、チゲ鍋などに。余った豆腐は、ジップロック等の袋に入れて冷凍し、その後冷蔵庫で解凍すると凍み豆腐になります。豆乳は市販のものに比べると5倍ぐらい濃厚です。そのまま飲んでも美味いのですが、焼酎とお湯割りにして飲むのが私のお気に入りです。
多くのマメ科植物の種子と同様に、ダイズ種子中には有毒なタンパク質性のプロテアーゼ・インヒビター(プロテアーゼ阻害剤) (トリプシン・インヒビター、セリンプロテアーゼ・インヒビター(セルピン))やアミラーゼ・インヒビター(Α-グルコシダーゼ阻害剤)やレクチンが含まれて消化を阻害するため、生食はできない。トリプシン・インヒビターを含むものを摂食すると消化不良を起こし下痢することがある。そのため、加熱してプロテアーゼ・インヒビターやアミラーゼ・インヒビターを変性・失活させて消化吸収効率を上げている。なお、加熱してもプロテアーゼ・インヒビターの失活は十分ではないので、納豆菌などを繁殖させて納豆菌の分泌するプロテアーゼによってダイズ種子中のタンパク質とともにタンパク質性のトリプシン・インヒビターを分解させると、分解されたタンパク質と相まって消化酵素であるトリプシンが正常に機能してタンパク質の消化吸収効率が増大する。

トリプシンインヒビター活性の高い生大豆を飼料としてラットに摂取させると成長阻害や膵臓肥大などの有害作用が引き起こされることが報告されている。この膵臓肥大は、腸内で阻害されるトリプシンを補うための膵臓の機能亢進の結果として生じると考えられる。生大豆粉はラットの膵臓癌と相関することが知られているが、加熱調理済みの大豆粉の発ガン性は認められていない。大豆がヒトの膵臓癌を促進する可能性があるかどうかの研究はまだ十分でないため不明である。ラットに与えられている大豆の量は、人間が通常摂食する量に比べてはるかに大きい。

大豆乳の加熱処理について、100℃10分間の加熱処理した大豆乳には加熱未処理試料のトリプシン・インヒビター活性の約34%が残存し、また100℃20分間では約30%、120℃10分間では約10%、120℃20分間でも約5%のトリプシン・インヒビター活性が残存した。

黒大豆を95℃で加熱した場合のトリプシン・インヒビターの活性変化について、1%のNaCl(食塩)溶液中、16%のショ糖溶液中では、いずれも60分の加熱でトリプシン・インヒビターの70%の活性が残存していたが、0.1%の重曹溶液中の45分の加熱でトリプシン・インヒビターの活性は完全に失われた。(Wikipedia)

 大豆は食べすぎに注意。発酵食品の味噌や納豆、テンペは安全です。


(左)週末は吉例の新年会だったのですが、区長や役員の行事があって参加者は今まで最小の4人という寂しいものになりました。仕方ないですね。(右)夕食のお膳。手前は馬刺し。左の鯉こくは信州の定番料理です。

(左)鰤(ぶり)のカマ焼き。(右)宿泊した戸倉上山田温泉の戸倉ホテル國楽館。昭和レトロのひなびたいい旅館です。泉質も優しい。

 翌朝帰ります。戸倉上山田温泉の堤防から望む、拙書でも紹介の五里ヶ峰。手前の川原には、昨年の台風19号の爪痕がまだ生々しく残っています。全く雪のない新年。非常に不安な新年の幕開けです。

『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

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新年2日と3日は、予想外の状況に。戸狩温泉スキー場から道の駅あらい、苗名の湯、絶品鶏鍋。翌日は塩尻へ。やれやれ(妻女山里山通信)

2020-01-07 | 男の料理・グルメ
 波乱の幕開けの予感がする2日と3日目でした(笑)。

(左)なんでも戸狩温泉スキー場にファットバイクのダウンヒルがあるとの噂で一路長野自動車道から上信越自動車道へ。ホームグラウンドの薬師山と右奥に斎場山(旧妻女山)です。(右)トンネルを抜けて左に茶臼山。手前は名産の長芋畑。冬掘りの最中です。

(左)で。戸狩温泉スキー場。途中の豪雪地帯飯山にほとんど雪がなかったのに驚きました。ここも積雪は少なく暖冬のせいか雪も湿雪でベタベタ。(右)ファットバイクのダウンヒルは準備中でやっていませんでした。事前の情報収集が甘かったね。

 仕方がないので記念撮影。途中のカインズホームでフェイスマスクも買って準備したのに。で、どうすると協議の上、富倉蕎麦で有名な富倉を通って292号を上越市の道の駅あらいに行くことにしました。

(左)おなじみきときと寿しへ。大人気で1時間待ちぐらいになりそうなので予約して買い物へ。まずかさご。(右)〆鯖。安価ですが絶品です。

(左)鱈の白子。もみじおろしで。極甘。(右)魚卵三種。その他色々。光り物も安価で美味です。

(左)エンガワの三升漬け。三升漬けってなに?と思ったら、醤油:1升、麹:1升、青南蛮:1升で合わせて三升になる漬物で、北海道、東北の郷土料理だそうです。美味い!(右)カニ三種盛り。カニ味噌が美味。

(左)鮮魚センターでのどぐろの握りとあんこうの唐揚げを買いました。お土産にのどぐろの味噌汁とか限定品の柚子胡椒とか。舞茸と水菜も買って。(右)帰って雉のガラでスープを取った佐世保地鶏の鍋。舞茸と水菜も。美味くないわけがありません。

(左)道の駅あらいで買い求めた純米の濁り酒。いい酒でした。妙高高原ビールのダークラガー。これは好きです。エチゴビールはいかんせん味が薄い。精進が必要です。(右)最後にスープを足してラーメンにしました。絶品です。

(左)翌日は、息子達と別れて塩尻へ。実は行きたい神社があったのですがメモを忘れてしまいました。長男がここじゃないのと言った平出遺跡近くの伊夜彦神社へ、迷いながらたどり着きました。(右)本殿。なかなか見事な木彫です。

(左)水玉神社が起源だそうです。近くに泉があります。新潟の弥彦神社を勧請したのですね。木彫は、諏訪大社秋宮を建てた天才諏訪立川流の立川和四郎富昌らしいです。(右)それらしい感じがします。帰ってメモを見ると、塩尻の北熊井神社の諏訪大隅流の柴宮長左衛門の木彫でした。諏訪立川流のライバルです(笑)。

 帰路に前に立ち寄った松本の六助へ。念願の鍋焼きうどんを頂きました。コシの強いうどんと、海老天が美味しかった。満足して帰路へ。戸倉上山田の万葉超音波温泉に入って帰りました。で、6日は仲間と豆腐作りをしたのですが、これがまた…。

『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

本の概要は、こちらの記事を御覧ください

お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
 インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
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妻女山里山デザイン・プロジェクトの納会はログハウスで。牡蠣など海鮮三昧(妻女山里山通信)

2019-12-11 | 男の料理・グルメ
 日曜日は、妻女山里山デザイン・プロジェクトの納会でした。ひとりが病欠、ゲストメンバーも用事があって欠席で4人とこじんまり。今回は山仕事がないので10時集合。お借りする山の大事な友人だった故Kさんのログハウスに向かいます。

(左)ログハウスに行くと、故Kさんの息子さんや弟さんとその仲間がログハウスに倒れそうな落葉松の伐採をしていました。ワイヤーを落葉松に固定してログハウスの方に倒れないようにします。非常に危険な作業です。(右)我々は庭の一角を借りで宴会の用意です(笑)。

 一本伐採しました。ログハウスは無事。裏の桜が犠牲になりましたが。倒れるとその樹高の凄さがわかります。バックホーと大型のグラップルを使っています。

 で、我々は昼餉の用意。燃料タンクのストーブで薪を焚いています。寒い日ですが風がほとんどないのでそう寒くはありません。

(左)殻付きの蒸し牡蠣。酒で蒸します。味付けは塩のみ。美味。(右)我々が栽培している原木シイタケに酒と岩塩をふって蒸し焼きに。食べた後ですが、肉厚でブリブリ。驚くほど美味しい。

 N氏が作ったアクアパッツァ。ペシェ・アッラックア・パッツァは、魚介類をトマトとオリーブオイルなどとともに煮込んだナポリ料理です。魚はイシモチ。スープにパンを浸して食べても美味い。

 メインディッシュは牡蠣の土手鍋。味噌は我々の手作りの信州糀味噌。酒で練って鍋に塗ります。椎茸は自家栽培。長ネギはメンバーの太く甘いネギ。牡蠣をひとり一パックずつ持ってくるようにと言ったら、日本各地の牡蠣が集まりました。宮城、鳥羽、広島、能登。水は使わず酒で煮ます。出汁は牡蠣と味噌に負けないように、鯖、アゴ、鰯などの粉出汁。馬鹿旨です。

 食べ終わったらシメにはうどんを入れて、味噌煮込みうどん。たまらんです。箸が止まりません。私の車中泊の旅や、前回皆で行った鮫ヶ尾城の話や、弥生時代の奴国大乱の話。私が行った真田宝物館や長野市立博物館の話、新年会の話など。盛りだくさんでした。午後3時前にお開き。

 ログハウスの隣りにある堂平大塚古墳。横穴式の古墳時代後期のものです。皆と別れて私は温泉に向かいました。この冬は暖冬のようですが。逆に2月の大雪が心配です。あの豪雪がまた来ないといいのですが。

 後日置いてきたストーブを引き取りにログハウスへ行くと、Kさんが先日伐採した落葉松を薪にする作業をしていました。しばし焚き火にあたりながら台風19号の話などをして下山。途中で立ち寄った川中島の戦いで上杉の陣城跡と伝わる陣場平へ。我々がバイモの保護活動をしている場所です。満開は4月中旬からになります。

 妻女山展望台から望む善光寺平。この朝は川中島の戦いの時のような深い霧に包まれました。昼になっても残っていました。左に戸隠富士と呼ばれる高妻山。右に飯縄山。手前に長野オリンピックスタジアム。洪水で荒れた千曲川河川敷では、名産の長芋堀が盛んです。

 松代方面の眺望。左の松代PAの奥に見えるのが松代城跡。その奥に拙書でも紹介の奇妙山。右奥にはこれも掲載の根子岳と四阿山。まだ積雪はほとんどありませんね。年末までは暖冬のようです。

 土口水門から対岸の横田河原。厚さ2mほどの土砂が洪水で堆積しました。それを剥ぎ取って運び出し、次に川岸を浚渫して川幅を広げ、積み上げた土砂を運び出しています。Kさんの話では売れるのだそうです。奥は茶臼山。
千曲川の台風被害は、「ダム最優先・堤防強化二の次」の治水政策が招いた”人災”
【特別寄稿】台風19号で続出した堤防決壊の原因は!? 国交省が省益のためにダムを優先し、堤防強化を後回しにしたためという驚くべき真相!?

『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

本の概要は、こちらの記事を御覧ください

お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
 インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
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五月晴れの田んぼで筋蒔き。山蕗の煮物や絶品焼きおにぎりでゆるゆると昼餉(妻女山里山通信)

2019-05-15 | 男の料理・グルメ
 田んぼで筋蒔きです。去年も一昨年もやっているのですが、学習能力のないリーダーのせいで、小さなトラブルが続出。しかし、臨機応変の対応でなんとか無事に済みました。思いの外暑い日で、たっぷりと日焼け止めを塗っていったのですが、少し焼けました。日焼けすると黒くなるんじゃなくて日膨れするので日焼け止めは必須なのです。

(左)覆土に水をかけて混ぜます。この水分量がいい加減で、トラブルになりました。(右)ポットに籾と覆土をかける機械です。調子がいいような悪いような。微妙な状況です。

(左)覆土の粘土がローラーに詰まって不具合が起きました。(右)で、高圧洗浄機で洗います。

(左)なんとか120枚ぐらい作って田んぼに運びます。まず根切シートを敷きます。(右)ポットを敷いていきます。

(左)板を敷いて凸凹を修正します。(右)次にラブシートという訳のわからないネーミングのシートを敷きます。

(左)寒冷紗をかけるドームを作るアーチを挿して行きます。ここでもトラブルが…。(右)寒冷紗をかぶせて洗濯バサミで止めていきます。またまたトラブルが…。

(左)水を入れます。タイマーをセットします。(右)ラブシートが湿ってきたら作業は終了です。濡れるとOKということでのエッチなネーミングですかと、皆勘ぐりました…。

 注水は30分ぐらいかかりました。その間はたわいもない話を。

 ちょっと遅めの昼食。私が持参した山蕗と身欠き鰊、干しホタルイカ、生きサザエ(出汁だけとって私が食べてしまいました)、コシアブラ、ウド、椎茸、車麸の煮物。キムチ、焼きおにぎり。焼きおにぎりを待つだけなのになんでそんな深刻な表情するかな(笑)。

(左)食品添加物のない滋味豊かな逸品です。(右)焼きおにぎりには、左の山椒醤油と右の行者ニンニクと山椒味噌を塗って。馬鹿旨です。私は、弥生時代の人口は60万人なのに、古墳時代になると400万人。生物学的にはありえない数字。どんだけの渡来人が来たのかという話を。呉越、徐福伝説、高句麗の騎馬民族。こんなドラスティックな事実を絶対に教えない教育。

『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

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