モリモリキッズ

信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

ちょっとディープな酒のつまみ

2006-04-13 | 男の料理・グルメ
左上は、三重県の鳥羽にあるちょっと風変わりな魚屋さん兼食堂「魚寅」さんの「牡蠣味噌」。酒の肴によし、熱々ご飯にのっけてわしわしかき込むもよし。この店のサメのタレは絶品。カイズの味醂干し、穴子の味醂干しも旨い。

右上は、横浜中華街の「中国貿易公司」オリジナルの「超級XO醤」。XO醤というと中華料理の調味料とお思いの方がおられるでしょうが、そのままご飯にのせてもいいし、つまみにもなるのです。ラベルには、高級葡萄種子油・海鮮抽出芳香液 秀逸の技・10萬Kcalの炎と書かれています。材料は、干し貝柱・干し蝦・金華ハム・ニンニク・唐辛子・エシャロット・砂糖・塩・豆板醤・大豆油・グレープシードオイルとあります。
実は以前、中国土産に大量の干し貝柱をいただいたときに、自家製のXO醤を作ったことがあります。それには上の材料に鮭フレークとブランデーを入れました。そりゃもう旨かったです。

左下は、「臭豆腐」。発酵豆腐漬け(臭腐乳)とありますが、その名の通りかなり臭いです。わりとポピュラーな南乳や腐乳に比べても相当に臭いです。これは塩辛いのでちょっとずつ嘗めながら酒のつまみに。ご飯にも合うし、炒めものや揚げ物の下味に使うとディープな料理に仕上がります。この旨味が分かればグルメですね。ダメな人は絶対にダメかもという一品です。横浜中華街関帝廟通り、わが家が長年懇意にしていただいている「愛龍號」(通称さっちゃんち)で購入しました。

右下は、冬虫夏草のチキンスープという珍品で「白蘭氏虫草鶏精」という商品です。同じく横浜中華街の「萬勝商事」で購入。つまみというより栄養ドリンクみたいなものですかね。わが家では子供が小さいとき、風邪を引いて体力が無くなったときにこれを飲ませていました。焦茶色ですが、濃縮したチキンスープという感じで、信じられないかもしれませんがけっこう美味しいです。これを中華粥にかけて酒の後に食すると二日酔いしません。たぶん。
さて散りゆく桜におぼろ月夜か。今夜はなにを肴に…。
コメント (4)
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